日頃から耳にする ハブ空港という言葉すが、ハブ空港とはどんな定義で使われるのか知っているようで知らないものですよね。

何となく理解しているものの、ハブ空港の意味や由来を尋ねられるとなかなか答えられないのも事実。

今回は、 ハブ空港とはをテーマハブ空港の意味や由来から世界ランキング、そして日本の成田や羽田が該当するかなど、情報をまとめてご紹介していきたいと思います。

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【ハブ空港とは?】疑問1:ハブ空港ってどんな意味?

ハブ空港は地域の拠点となる中継機能をもつ国際空港!

ハブ空港とは?と尋ねられて多くの人がイメージするのは世界中の航空会社が乗り入れている大きな国際空港ですよね。

ハブ空港の意味を調べてみると以下のように説明されています。

【名詞】世界各地からの航空路が集中し、乗客や貨物を目的地に中継する機能をもった、その地域の拠点となる空港。

出典:精選版 日本国語大辞典

ハブ空港とは、 以下の2つの定義をあわせもっている空港ということになりますね。

・世界各地からの 航空路が集中している

・乗客や貨物を目的地に 中継する機能がある

ハブ空港とはどんな空港かを理解する上で、大切なのは2番目の要素。

単に大きな国際空港というだけでなく、周辺地域への乗り継ぎをする機能を持っていることがポイントになります。

ハブ空港は航空会社のハブ空港の意味で使われる場合も!

ハブ空港とは、地域の中継拠点の空港を主に意味しますが、特定の航空会社が拠点とする空港を 航空会社ハブ空港と呼ぶ場合もあります。

例えば、

・ルフトハンザ航空はドイツのフランクフルトが拠点

・エミレーツ航空はドバイが拠点

なのでそれぞれの航空会社のハブ空港というわけです。

航空会社ハブ空港とは、中継拠点の意味合いではなく、航空会社の拠点の空港という意味で使われています。

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【ハブ空港とは?】疑問2:ハブの由来とは?

ハブ空港の「ハブ」は車輪の形が由来!

ハブ空港とは、地域の乗り継ぎ拠点となる中心的な空港ですが、なぜハブ空港と呼ばれるようになったのでしょうか。

ハブ空港は、 「ハブ・アンド・スポーク・システム」という航空路線網が名前の由来になっています。

ハブ・スポークは英語ではそれぞれ以下の意味があります。

・ハブ(Hub)…車輪の中心の部分

・スポーク(Spoke)…車輪中心の軸と輪を放射状につなぐ細い棒

車輪の中心にあるハブを空港、ハブに集まるスポークを各地からの航空路線に見立てているというわけですね。

ハブ空港は貨物運搬のシステムが由来!

地域の乗り継ぎの拠点となるハブ空港ですが、元々は旅客ではなく 貨物運搬用のシステムが由来になっています。

「ハブ・アンド・スポーク・システム」は、アメリカに本拠地をおく貨物航空会社フェデックス社により考案された運輸方法。

その後、他の大手航空会社も効率的な航空便の輸送手段として世界的に広まり、やがて、旅客機にも適用されるようになりました。

旅客機のハブ空港に関しては、メリット・デメリット両面があるものの、ハブ空港の性格をもつ空港が世界中に存在しています。

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【ハブ空港とは?】疑問3:ハブ空港のメリットとは?

直通便のない都市への乗り継ぎが円滑にできる!

ハブ空港を利用する最大のメリットは、 スムーズに乗り継ぎして目的地に到着できる点です。

ハブ空港とは、中継地としての役割をいかに円滑に担えるかがポイントになります。

ハブ空港を経由する各地からの航空便の発着時刻も乗り継ぎ客を想定したスケジュールになっており、非常に便利です。

長距離国際便の場合、首都や中核都市以外では直通便が少ないため、ハブ空港を利用することでよりフライトの選択肢が広まるメリットがありますね。

乗り継ぎ時間でショッピングが楽しめる!

フライトスケジュールにもよりますが、乗り継ぎ時間に余裕がある場合、 空港内でショッピングが楽しめるのもハブ空港のメリット。

ハブ空港は、人気ブランドの免税店をはじめ、国や地域の特産品も揃っていてとても特色が豊かです

ファッション関連の店舗だけでなく、お菓子やお酒など中継地の代表的なお土産がお求めになれて要チェックですよ。

空港や空港周辺の商業施設の雇用が促進される!

ハブ空港は、利用者だけでなく多くの旅客を受け入れる空港側にもメリットがあります。

ハブ空港には、乗り継ぎ客を見込んで多くの免税店や飲食店が空港内にあるため、 雇用を生み出すことが可能

ハブ空港がある地域の知名度も上がるため、観光産業を中心にした地域の活性化が図れるのも大きな利点ですね

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【ハブ空港とは?】疑問4:ハブ空港のデメリットとは?

直通便と比べ所要時間が長くなる!

ハブ空港とは、中継地点としての役割を担っているため、よりスムーズな乗り継ぎができるスケジュールが組まれています。

とはいえ、直通便と比べると最終目的地までの所要時間がネックになるのはどうしようもありません。

目的地と中継地の地理的条件次第では、フライト時間が大幅に長くなってしまうことも。

東京からパリに行く場合の直行便と乗り継ぎ便の比較を例に見てみましょう。

東京→パリ間の飛行時間の比較

【直行便】

羽田・成田→パリ 全日空 (12時間5分) エールフランス (12時間45分)

【ブリティッシュエアウェイズ】

羽田・成田→ロンドン (12時間30分)+ロンドン→パリ (1時間15分)=13時間45分

【エミレーツ航空】

羽田・成田→ドバイ (11時間17分)+ドバイ→パリ (7時間10分)=18時間27分

ヨーロッパのハブ空港での乗り換えでも、乗り継ぎ時間を加味すると直行便より2時間は所要時間が長くなります

要注意なのは、ヨーロッパ以外のハブ空港を利用する場合で、ドバイ経由だと飛行時間だけでも18時間超

乗り換えの時間も加味すると 20時間近くかかってしまうため、早く目的地に着きたい場合はデメリットになります。

乗り継ぎ客がもたらす経済効果には限界がある!

ハブ空港とは、中継地として旅客を受け入れ送り出す役割を担っている空港ですが、 経済効果には限界があるのも事実。

ハブ空港を拠点に1日以上滞在する旅客が多ければ大きな経済効果がありますが、乗り継ぎの数時間で多額のお金を使う人は少数派です。

乗り継ぎがスムーズな分、ハブ空港は純粋な中継地としての役割だけとなり、経済効果に限界が出るジレンマがあります。

騒音や施設拡張などの問題がでてくる!

ハブ空港は、長距離便と近距離便の航空網の充実度が肝心なので、多くの路線が乗り入れないと機能が果たせません

フライトスケジュールにより、深夜・早朝の発着便が必要になるため、 近隣の騒音問題のクリアが大きな課題になります。

ハブ空港は発着便が多いほど、よりスムーズな乗り継ぎが可能ですが、沢山の飛行機を受け入れには、相応の設備が必要です。

都市近郊の空港の場合、滑走路やターミナルの拡張のための 土地の確保がネックになる可能性もありますね。

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【ハブ空港とは?】疑問5:日本の成田・羽田はハブ空港?

日本の成田・羽田・関西・中部などの国際空港は、乗り継ぎ中継地として、 ハブ空港の一定の役割を果たしています

ただし、世界のハブ空港と比べると24時間いつでも乗り継ぎ便がある訳ではなく、中途半端なのも事実です

羽田空港は24時間をうたってはいるものの、実際は深夜はほぼ機能していないのが現状

インフラ設備や空港の規模も、世界的にみると見劣りする面もあり、アジアを代表するハブ空港の位置づけにはありません

【ハブ空港とは?】疑問6: 世界のハブ空港ランキングは?

2018年度にOAGが発表した世界のメガハブ空港のランキングをご紹介しておきましょう。

・世界200の主要空港が対象

・6時間以内に乗り継ぎ可能な便の数

・片方または両方が国際便

ハブ空港のランキングは乗り継ぎの便利性で格付けされたもので、上記が審査基準のポイントになります。

世界のメガハブ空港ランキングトップ10!

1位. ロンドン ヒースロー空港(イギリス)

2位. シカゴ オヘア空港(アメリカ)

3位. フランクフルト空港 (ドイツ)

4位. アムステルダム スキポール空港(オランダ)

5位. トロント ピアソン空港(カナダ)

6位. ロサンゼルス国際空港(アメリカ)

7位. ハーツフィールド ジャクソン アトランタ国際空港(アメリカ)

8位. シンガポール チャンギ空港(シンガポール)

9位. パリ シャルルドゴール空港(フランス)

10位. ジャカルタ スカルノ ハッタ空港(インドネシア)

片方または両方が国際便との基準があるためか、アジアでは、 シンガポールのチャンギ空港のみがランクイン。

ヨーロッパとアメリカの空港がランキングの上位を占めている印象ですね。

残念ながら、日本の羽田空港は21位、成田空港は42位と、かなり後退している状況になっています。

ハブ空港を利用する際に便利なフライトグッズをご紹介!

ハブ空港を利用する際に便利なグッズ1

ハブ空港を利用する場合、ごくまれに中継地でスーツケースの積み残しや他空港への誤移送などの事故があります。

荷物は遅れて到着する場合がほとんどですが、スーツケースに目印となるベルトが付いていると特徴を説明しやすくおすすめです。

上記の Alifeのスーツケースベルトは全8種類のカラバリで展開している旅のお供にピッタリのおしゃれな逸品。

スーツケースの取り違い防止にもなり、とても便利ですよ。

ハブ空港を利用する際に便利なグッズ2

ハブ空港を経由する長距離フライトでは、エコノミークラス症候群の対策もしっかりしておきたいもの。

上記のドクター・ショール フライトソックスは機内での足の疲れ、むくみを和らげる優れものの逸品です。

足の結構を促進する特別構造のソックスは男女兼用なので、海外旅行の際、一足あると重宝しますよ。

ハブ空港とはどんな空港かを理解!

という事で、ハブ空港とはどんな空港なのかを中心に、意味や由来から世界ランキングなどまとめてご紹介しましたがいかがでしたか。

ハブ空港は便利なシステムなので、利用する際は、メリット・デメリットをしっかり認識して上手にご利用になってくださいね。

以上、「ハブ空港とは?意味や由来から世界ランキング、日本の成田・羽田が該当するかも検証!」の記事を紹介しました。

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