夏の 甲子園は毎年、色々なドラマや感動が生まれ、多くの人が注目するビッグイベントですよね。

そして甲子園に欠かせないのは、 吹奏楽・ブラスバンドによる応援。

私は高校時代に野球部のマネージャーを務めていたのですが、吹奏楽・ブラスバンドによる応援には大きな力を感じていました。

今回は、元野球部マネージャーの私が甲子園の定番ソングと上手いし感動する吹奏楽・ブラスバンドが有名な高校を紹介します。

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甲子園の吹奏楽・ブラスバンドの曲:定番

アフリカンシンフォニー

参照元URL:https://youtu.be/ll8Yh_TfV5Y

甲子園の吹奏楽・ブラスバンド応援曲の定番といえば、 アフリカンシンフォニー。

曲名を聞いただけではピンと来ない人も多いかもしれませんが、甲子園で吹奏楽・ブラスバンドの演奏を聴けば「あー!これか」と思うはず。

以前放送された人気バラエティ番組の「アメトーーク」の高校野球大好き芸人でも、高校野球応援歌第一位になった曲です。

動画は、甲子園常連校の智辯和歌山高校吹奏楽・ブラスバンドによる演奏です。

同じ単語をリピートするので応援側もとってもノリやすい1曲ですね。

エル・クンバンチェロ

参照元URL:https://youtu.be/76jM8d7Pckk

スピード感のあるリズムの エル・クンバンチェロは、吹奏楽・ブラスバンドの腕が試される一曲。

この曲も甲子園球場ではよく耳にする音楽ですよね。

アメリカ・南米でヒットしたラテン音楽の1つなので、この陽気でアップテンポな音楽は納得できますね。

タイトルの「エル・クンバンチェロ」は、スペイン語で日本語に訳すと、「飲んでお祭り騒ぎをする人」のような意味になります。

真夏の暑い時期に大声で応援しながら笑う姿にぴったりの曲ですね。

コンバット・マーチ

https://youtu.be/Lig5U4XYEBw

参照元URL:https://youtu.be/Lig5U4XYEBw

コンバットマーチも甲子園の吹奏楽・ブラスバンドが演奏する定番曲の1つです。

これから自分たちの攻撃が始まるぞ」と思わせるような前向きな音楽ですね。

私の高校でも逆転した時には必ず吹奏楽・ブラスバンドが演奏していた曲です。

コンバットマーチは、1965年に早稲田大学応援部吹奏楽団によって作曲されました。

早稲田大学といえば、6大学野球の1つで名門中の名門です。

系列高校の早稲田実業高校からは、荒木大輔選手斎藤佑樹選手清宮幸太郎選手など名だたる有名・注目選手を輩出しています。

甲子園の吹奏楽・ブラスバンドの曲:J-POP

サウスポー/ピンクレディー

参照元URL:https://youtu.be/T96Dizj2F-o

ピンクレディーが歌うサウスポーは、広い年代に人気の甲子園応援ソングです。

1978年に発売された楽曲で、ミーさんとケイさんの野球ユニフォーム姿が印象的。

決して最近の曲ではありませんが、甲子園の定番ソングとして定着したため、10代の高校生にもなじみ深いですよね。

背番号1のすごい奴が相手~」このリズムに合わせて「GO!GO!GO!」と合いの手を入れるのが定番です。

紅/X JAPAN

参照元URL:https://youtu.be/dFbHEXf9of4

ビジュアルバンドの先駆者 X JAPANの紅も甲子園では吹奏楽・ブラスバンドが良く演奏する1曲です。

「紅に染まったこの俺を 慰める奴はもういない~」という部分を「紅に染まったこの俺を とめられる奴はもういない~」と歌詞を変えて歌う高校が多いです。

紅=闘志、情熱といったイメージに乗せ、各高校の主砲と言われるバッターやここぞという時の代打で吹奏楽・ブラスバンドが演奏します。

狙い撃ち/山本リンダ

参照元URL:https://youtu.be/58UzA6vNQSY

甲子園で吹奏楽・ブラスバンドが演奏する曲といえば、1973年に発売された 山本リンダさんの狙い撃ちも外せません。

ウララウララウラウラで…この世は私のためにある」という歌詞を「打てよ打てよ打て打てよ…お前が打たなきゃ誰が打つ」と変えて歌うのが定番。

原曲は、野球や甲子園とは無関係の歌ですよね。

でも、狙い撃ちというフレーズが野球を連想するとして、アップテンポで応援歌にもぴったりなことから甲子園で演奏する高校が多いんですよ。

最近の高校生は狙い撃ちという楽曲を知っていても、山本リンダさんを知らないという人も多いんだとか。

それだけ耳に残りやすく、甲子園ではよく演奏されている曲ということですね。

どか~ん/真心ブラザーズ

参照元URL:https://youtu.be/jd8_pm6sMVA

アップテンポでウキウキな気分になれる 真心ブラザーズのどか~んも甲子園では吹奏楽・ブラスバンドがよく演奏する曲の1つです。

原曲も一発ド派手にやってみようというポジティブな曲ですよね。

この曲を聴いていると自然と手拍子をしてしまうような、不思議なパワーを感じます。

応援気分を盛り上げるために、序盤でどか~んを吹奏楽・ブラスバンドが演奏することが多い1曲です。

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甲子園の吹奏楽・ブラスバンドの曲:アニソン

ルパン三世のテーマ

参照元URL:https://youtu.be/0aqo7Fui_BU

甲子園で吹奏楽・ブラスバンドが演奏する曲には、アニメソングもたくさんあります。

まず最初に紹介する甲子園の定番アニメソングは、 ルパン三世のテーマです。

トランペットやトロンボーンなどの金管楽器が軽快に音楽を奏でる一曲

アップテンポで演奏が難しい曲なので、演奏技術の高い吹奏楽・ブラスバンドがよく演奏する曲です。

宇宙戦艦ヤマト

参照元URL:https://youtu.be/hEIYqeaUsZ0

お父さん世代の男の子がみんな夢中になった 宇宙戦艦ヤマト。

強く凛々しい姿の宇宙戦艦ヤマトが突進していく姿高校球児のたくましさや強さが重なりますね。

タイトルの宇宙戦艦ヤマトにかけて、「やまと」という名前の高校球児の打順で吹奏楽・ブラスバンドが演奏することが多いです。

銀河鉄道999

参照元URL:https://youtu.be/DIY1s4TF0vM

宇宙戦艦ヤマトに並んで1970年代にヒットした松本零士監督の 銀河鉄道999。

穏やかな旋律の楽曲でついつい甲子園を見ながら、体を揺らして歌詞を口ずさんでしまう人も多いのではないでしょうか。

この曲には応援歌詞をつけることはあまりなく、吹奏楽・ブラスバンドの演奏力に注目が集まります。

残酷な天使のテーゼ

参照元URL:https://youtu.be/wUTZtsa9txs

カラオケでも人気のエヴァンゲリオンのテーマソング 残酷な天使のテーゼ。

知名度が高い曲なので、甲子園で吹奏楽・ブラスバンドが演奏すると球場にいる多くの人が、口ずさんでいます。

この曲は、序盤はゆっくり、徐々にリズム・音量が高まって会場を盛り上げるのが特徴。

甲子園では途中でグラウンド整備が入り、試合が中断されます。

この一度途絶えてしまった空気を取り戻す時に演奏されることが多いですね。

タッチ

参照元URL:https://youtu.be/H5fKOMswE7s

言わずと知れた 野球漫画の名作タッチ。

達也と和也に憧れて野球を始めたり、南ちゃんのようにマネージャーを志す人も多いのではないでしょうか。

時代を超えて多くの人に影響を与えたタッチもよく吹奏楽・ブラスバンドが演奏をしていますね。

この曲自体は恋愛模様を描いた楽曲ですが、タッチ=野球の強いイメージから甲子園でが応援歌としてよく使われています。

甲子園で吹奏楽・ブラスバンドの応援が有名な高校:北海道

東海大学付属札幌高等学校

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・全日本吹奏楽コンクール36回連続出場、うち金賞22回。

・ヨーロッパ、アメリカ、ロシアなどで親善演奏会。

【主な出身プロ野球選手】

佐藤真一選手、佐竹学選手、田代将太郎選手、伏見寅威選手など。

 

東海大付属札幌高校吹奏楽部は、1978年から2018年まで全日本吹奏楽コンクールに連続36回出場している名門校です。

36回出場の中には、7大会連続を含む22回の金賞受賞という成績を残しているから驚きです。

介護施設の訪問演奏など社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

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甲子園で吹奏楽・ブラスバンドの応援が有名な高校:関東

常総学院高校(茨城県)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・全日本吹奏楽コンクール19回出場、うち金賞14回。

・全日本アンサンブルコンテスト12回出場、うち金賞10回。

【主な出身プロ野球選手】

仁志敏久選手、金子誠選手、内田靖人選手など。

 

茨城県にある 常総学院高校は、学校創立当初から吹奏楽部も創部され、長い歴史と実績があります。

全日本吹奏楽コンクールには19回出場し、そのうち14回も金賞を獲得。

全日本アンサンブルコンテストに至っては、12回出場のうち10回が金賞という好成績を残してます。

出身者には新人王を獲得した仁志敏久選手金子誠選手らがいます。

市立習志野高校(千葉県)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・全国大会38回連続出場、うち金賞23回。

・マーチングコンテスト全国大会16回出場、うち金賞14回。

・マーチングバンド・バトントワーリング関東大会出場。

【主な出身プロ野球選手】

掛布雅之選手、谷沢健一選手、福浦和也選手、城友博選手、小川淳司選手など。

最近の甲子園では、 習志野高校吹奏楽部美爆音が話題になりましたよね。

爆音と言われるほど圧倒される迫力と、その爆音の中に音楽の美しさも感じられるのが特徴です。

習志野高校吹奏楽部がすごいのは、吹奏楽の演奏だけでなくマーチングやバトントワーリングでも成績を残していること。

マーチングやバトントワーリングは楽器を演奏しながら、身体の動きも追加されるため高度な技術が必要となります。

どちらのジャンルでも全国で戦うほどのレベルの高さは感動の一言です。

埼玉栄高校(埼玉県)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・アメリカ演奏旅行。

・ウイーン演奏旅行。

【主な出身プロ野球選手】

星野真澄選手、山崎憲晴選手、木村文紀選手、白崎浩之選手など。

 

埼玉栄高校の吹奏楽部は日本国内のコンクールでの成績はもちろん、海外遠征のある珍しい吹奏楽部です。

平成26年と31年にアメリカ演奏平成24年には音楽の都ウイーンにも演奏旅行に行っています。

日本の吹奏楽・ブラスバンドの域を超えたワールドワイドな活躍を見せる埼玉栄高校に、これから目が離せませんよ。

作新学院高校(栃木県)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・日本管楽合奏コンテスト全国大会11回出場。

・東関東吹奏楽コンクール29年連続43回出場(関東大会含む)。

【主な出身プロ野球選手】

江川卓選手、落合英二選手、石井一成選手、今井達也選手など。

 

関東の野球強豪校の1つ作新学院高校も吹奏楽・ブラスバンドの演奏が上手い、感動すると評判です。

学校数が多い関東地区の大会で29年連続43回出場の成績は他に類を見ません。

作新学院高校野球部出身者の中には、野球界の怪物と呼ばれる江川卓元投手も。

江川卓元投手は、高校時代にノーヒットノーラン9回、完全試合2回、36イニング連続無安打無失点など名だたる好成績を残した野球界の英雄です。

この素晴らしい野球選手を吹奏楽・ブラスバンドの演奏で支えていたんですね。

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甲子園で吹奏楽・ブラスバンドの応援が有名な高校:東海

愛知工業大学名電高校(愛知県)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・全日本吹奏楽コンクール全国大会38回出場、うち金賞16回。

・年間約60回のコンサートを開催。

【主な出身プロ野球選手】

イチロー選手、工藤公康選手、山﨑武司選手、堂上直倫選手など

 

愛工大名電の相性で親しまれている 愛知工業大学名電高校の吹奏楽・ブラスバンド。

日本国内のコンクールを網羅している成績はさることながら、年間約60回ものコンサートを開催しているんだとか。

年間で60回というと、ほぼ毎週コンサートを開催しているということになります。

練習量も非常に多いことで有名で、体育会系の部活動です。

出身プロ野球選手には、平成31年3月に引退を発表したイチロー選手など多くの有名選手を輩出してます。

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甲子園で吹奏楽・ブラスバンドの応援が有名な高校:関西

大阪桐蔭高校(大阪府)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・全日本吹奏楽コンクール10回出場、うち金賞4回。

・全日本マーチングコンテスト5回出場、うち金賞4回。

【主な出身プロ野球選手】

今中慎二選手、西岡剛選手、中村剛也選手、中田翔選手、藤波慎太郎選手、浅村栄斗選手など。

 

多くの有名プロ野球選手を輩出している名門中の名門 大阪桐蔭高校。

大阪桐蔭高校も吹奏楽・ブラスバンドのレベルがすごい高いと感動を呼び、メディアも多く取り扱う名門校です。

特に第100回甲子園では、最新曲を甲子園演奏に取り入れたことで注目されました。

大阪桐蔭高校には書ききれないほどのプロ野球選手がいます。

私立高校ならではの整った環境で、部活動の成績はとても優秀な高校です。

天理高校(奈良県)

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・全日本吹奏楽コンクール優勝8回、金賞22回。

・全国学校合奏コンクール最優秀5回。

【主な出身プロ野球選手】

門田博光選手、藤本博史選手、中村奨吾選手、関本健太郎選手など。

 

吹奏楽・ブラスバンドの関西2台巨頭といえば、大阪桐蔭高校と 奈良の天理高校。

伝統を重んじる天理高校は、最近の曲を取り入れる大阪桐蔭とは反対に歴史のある楽曲を演奏するのが特徴です。

出身プロ野球選手には、野球界殿堂入りの門田博光選手ら有名選手が多数。

吹奏楽・ブラスバンドと高校野球ともに好成績の高校です。

近江高校

 

【吹奏楽・ブラスバンドの主な成績】

・第9回中部日本個人・重奏コンテスト滋賀県大会高等学校個人の部金賞。

・滋賀県吹奏楽コンクール地区大会金賞。

【主な出身プロ野球選手】

小熊凌祐選手、木谷寿巳選手など。

 

近江高校の応援は、アルプススタンドが綺麗な青に染まるのが印象的です。

この青は琵琶湖をイメージした琵琶湖ブルーと呼ばれ、甲子園球場で見ると圧巻の景色ですよ。

近江高校吹奏楽部は、吹奏楽演奏だけでなくマーチング部門も感動すると有名です。

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甲子園は吹奏楽・ブラスバンドにも注目!

甲子園の定番応援ソング、有名吹奏楽・ブラスバンド部について紹介しましたが、いかがでしたか。

甲子園の野球にだけ注目するのではなく、吹奏楽・ブラスバンドにも注目することで新たな発見がきっとあるはず。

ぜひ、地元の高校や甲子園常連校の吹奏楽・ブラスバンドに注目して甲子園の観戦をしてみてくださいね。

以上、「甲子園の吹奏楽やブラスバンドの曲!定番から上手いし感動する高校9選」について紹介しました。

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