古都京都には春の桜、そして秋の紅葉が美しいスポットがいくつかありますが、初夏に咲くあじさいの名所もいくつかあります。
雨の中でも美しい花を咲かせて私達の目を楽しませてくれるあじさい。
京都へ初夏の旅行に行くならば、ぜひ立ち寄っていただきたいおすすめのあじさい寺の名所、知らない人も多い穴場もご紹介します。
旅行の計画をたてるときにぜひお役立てくださいね。
京都あじさいの名所・三室戸寺
■京都・三室戸寺のハート型アジサイが見頃
三室戸寺のあじさいは、毎年6月半ばに見頃を迎えます。
開花状況は三室戸寺のホームページで紹介されますからチェックしてみてくださいね。
三室戸寺のあじさいの数は非常に多く、その数は1万株。いろいろな種類が咲き乱れ、中には珍しいかわいいハート型のあじさいもあります。
昼間のあじさいも美しいですが、三室戸寺は夜のライトアップもおすすめです。
夜の明かりに照らされてぼんやりとぼんぼりのように輝くあじさいは、なんとも幻想的で美しいですよ。
昼夜入れ替え制ですので昼から夜までずっといることができませんのでご注意ください。
あじさいの時期の混雑状況や見どころについてはまとめた記事があるのでこちらを参考にしてみてくださいね。
⇒三室戸寺のあじさい、見頃の混雑状況は?
■住所:京都府宇治市菟道滋賀谷21
■拝観時間:8:30~16:30(4月1日から10月31日)それ以外は8:30~16:00
■あじさい園期間中の拝観料:大人 800円 子供 400円
■問い合わせ先:0774-21-2067
三千院のあじさい
■京都大原三千院 あじさい咲く7月
京都大原三千院の詩で有名な三千院のあじさい苑には3000株のあじさいが植えられています。
三千院のあじさいは種類が豊富なことで知られており、小紫陽花から始まって、珍しい星紫陽花、最後に山紫陽花が咲くことから他のあじさいの名所よりも見頃は長いです。
2016年は6月20日に一番の見頃を迎え、7月の初めまで見頃が続きました。
三千院ではあじさいがきれいに咲く時期に合わせてあじさいまつりも行われます。
献花や献茶、神楽の奉納なども見ることができますから、ぜひあじさい祭りにも足をお運びください。
三千院のあじさいについては以前まとめた記事があるのでこちらを参考にしてみてくださいね。
⇒三千院あじさい、開花状況や見頃は?駐車場はある?
■住所: 京都府京都市左京区大原来迎院町540
■拝観時間:
9:00~17:00(3月から10月まで)
8:30~17:00(11月から12月7日まで)
9:00~16:30(12月8日から2月まで)
■拝観料: 一般700円 中高生 400円 小学生 150円
■問い合わせ先:075-744-2531
善峯寺のあじさい
■京都 善峯寺〜あじさい
善峯寺は四季折々の美しさを見せてくれるお寺で、特に春の桜や秋の紅葉が美しいと言われてきましたが、最近注目されるようになったのがあじさいです。
善峯寺の白山あじさい苑には3000坪の苑内に1万株のあじさいが植えられています。
種類も豊富で西洋あじさいや額あじさい、そして山あじさいなど・・・
見頃の時期は例年6月中旬から7月上旬です。
善峯寺のあじさいは斜面に植えられており、高台に登って上から見下ろすととても美しいです。
高台から下をのぞけば京都の町も一望することができますから、高台からは京都の街とあじさいの競演を楽しむことができますよ。
善峰寺のあじさいについては詳しくまとめた記事があるので、こちらもチェックしてみてくださいね。
■住所: 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
■拝観時間: 8:00~17:00
■拝観料: 大人500円 高校生 300円 小中学生 150円
■問い合わせ先: 075-331-0020
穴場は藤森神社のあじさい
■藤森神社のあじさい2016
あじさいの名所がいくつかある中でも京都のあじさい鑑賞の穴場は藤森神社です。
あじさいの見頃は例年6月上旬から7月上旬です。
境内に二箇所ある紫陽花苑に植えられているのは3500株のあじさい。
その種類は西洋あじさい、額あじさい、柏葉あじさい、おたふくあじさい、アナベルなど40種類。
毎年6月15日にはあじさいまつりも行われています。
藤森神社には勝ち運が得られるという不二の水が湧いていますから、あじさい鑑賞中にのどが乾いたら「不二の水」でのどを潤しましょう。
■住所: 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
■あじさい苑の拝観時間:9:00~16:00(境内の参拝は自由)
■あじさい苑入苑料:中学生以上300円(境内拝観は無料)
■問い合わせ先: 075-641-1045
京都の初夏の旅行はあじさい巡りで決まり!
→京都のあじさいの名所!あじさい寺と呼ばれる定番や穴場、見頃情報も!
→流しそうめんを京都で楽しめる場所は?貴船や穴場スポットを紹介!
→水無月は京都だけの和菓子!食べる日の由来とカロリーや簡単な作り方
京都は四季折々の姿を見せてくれますのでどの季節に行っても人の目を楽しませてくれますが、初夏に行くならあじさい鑑賞がおすすめです。
小ぶりのあじさいから大きなあじさいまで、種類も星紫陽花など、他ではあまり見ない珍種も見ることができます。
雨が多い初夏の時期はなんとなくお出かけするのが嫌になってしまいますが、この時期にしか咲かないあじさいを見に初夏の京都旅行を計画しませんか?
雨に打たれても健気に咲く美しいあじさいに感動させられますよ。
そして7月に入ると京都では七夕イベントが開催されます。
短冊に願い事を書いたり、夜にはライトアップされるイベントがあったりと、年に一度の七夕を楽しむことができます。
以上、「京都・あじさい寺の名所から穴場を紹介!開花状況や見頃は?」について紹介しました。