お月見は美しい月を眺めて楽しむだけでなく、中秋の名月に由来する食べ物に舌鼓を打って季節感を堪能するのも醍醐味ですよね。

お団子や旬の野菜・果物などのお供え以外にも、実は中秋の名月に由来する食べ物は結構存在していて、今年のお月見のメニューとしても要チェックです。

今回は、 中秋の名月に由来する食べ物について、お月見が起源となっている伝統のお菓子や料理から最近の話題商品の情報まで、まとめてご紹介していきたいと思います。

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中秋の名月に由来する食べ物1:月見団子

中秋の名月に由来する食べ物といば、お月見のお供えに欠かせない 月見団子が何と言っても外せない存在ですよね。

月見団子は、旧暦8月15日の中秋の名月に見立てて作られた丸いお団子で、三方や大皿の上にピラミッド型に積み上げてお供えするのが定番。

月見団子の数にはいくつかのパターンがあり、

①十三夜には13個、十五夜には15個お供えする

②その年の満月の数である12個をお供えする

といった風習が一般的で、地域によって風習が異なるのが特徴でもあります。

真ん丸い中秋の名月が由来の食べ物ということで、月見団子をお家で作るときは、通常のお団子より大きめに作るのがポイント。

月見団子は、関東と関西では形が異なっていて、 満月のように真ん丸なのが関東風、里芋のような円すい型が関西風といわれています。

おはぎのように餡子をのせたり、きな粉をかけたりなど、地域ごとに様々なバージョンが存在する興味深いお月見の行事食です。

中秋の名月に由来する食べ物2:最中(もなか)

中秋の名月に由来する食べ物は、実はお月見の供え物以外でも存在していて、 最中も元々はお月見が起源のお菓子なんです。

最中は、「最中の月」という平安時代の観月の宴で出された丸くて白い餅菓子が起源で、現代の最中とは別のお菓子でした。

一方、現代版もなかは、もち米粉に水を加えこねたものを薄くして丸い形にし、焼いて砂糖を振りかけたお菓子が原型といわれています。

江戸時代に丸形の皮の中に餡子を挟む今の形が考案されたとき、平安時代の餅菓子「最中の月」の名をそのまま拝借したのが、現代の最中の起源なんです。

初期の最中は、満月に見立てた丸い形の皮でしたが、やがて様々な形が登場したため 「月」が省略され、最中と呼ばれるように

中秋の名月に由来する食べ物の中でも由緒正しいスイーツなので、今年のお月見は、丸い形の最中をお供に楽しむのもおすすめですよ。

💡「最中の月」という名前の由来とは?

「最中の月」という表現は、1006年頃に成立した 勅撰和歌集「拾遺和歌集」に収録されている以下の短歌に由来するとされています。

水の面(おも)に 照る月なみを 数ふれば 今宵ぞ秋の もなかなりける

源順(みなもとのしたごう)

『池の水面に映る月を眺めつつ、ふと思いついて月日を数えてみると、今宵は中秋の名月だったのだ。どうりで月が美しいはずだ』

といった意味になるでしょうか。

平安時代、宮中の観月の宴で振舞われた 丸くて白いお餅のお菓子を見た貴族たちが、上記の和歌を連想し「最中の月」と呼んだと伝えらえています。

最中は「さいちゅう」と読むように、ある時期や時間の真っただ中の意味なので、 「最中の月」は中秋の満月を指している訳ですね。

上記の逸話がお菓子の名前としての「最中の月」の起源、ひいては現在の「もなか」の由来となったというのが定説になっています。

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中秋の名月に由来する食べ物3:月餅(げっぺい)

中秋の名月に由来する食べ物では、中国が発祥の 月餅も、お月見では非常にポピュラーなお菓子です。

月餅は、満月に見立てた丸い形をしていて、古代中国においては中国のお月見である「中秋節」のお供え物でした。

中秋節に中秋の名月が由来の食べ物である月餅を贈るという中華圏の習慣は、唐の時代の宮中から始まったとされています。

月餅は元々、花びら餅のような半円形の形でしたが、時代と共に家族円満を表す現在の丸い形になったのだそうです。

中国では現代も、中秋節には家族や親せき、親しい友人などが集まり、お月見を楽しみながら月餅を食べるのが王道になっています。

日本のお月見自体、中国から渡ってきた習慣なので、中華街で丹精込めて作られた本場の月餅を家族や友達と食べ中秋の名月を楽しむのも素敵ですね。

中秋の名月に由来する食べ物4:月見うどん・そば

お供え物が起源の食べ物ではありませんが、 月見うどん 月見そばも中秋の名月に由来する食べ物ですね。

月見うどんや月見そばは、黄身を満月、白身を月にかかる雲に見立てており、夜空に見立てた海苔を添えるバージョンも

月見うどんや月見そばの起源は残念ながらよくわかっていませんが、鶏卵は、昔はかなり貴重な食べ物であったといわれています。

江戸時代のお品書き(メニュー)を一例にとると、かけそば16文、ゆで卵20文と、そばより卵1個の方が高価だったんです。

昔の食料事情を考慮すると、中秋の名月に見立て生卵をそばやうどんに落とし「月見」にしたのは、 恐らく近代に入ってからかもしれませんね。

現代は手軽に食べられる月見うどんやそばなので、中秋の名月に月見酒を楽しむ方なら、締めとして召し上がるのもおすすめですよ。

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中秋の名月に由来する食べ物5:白玉ぜんざい・おしるこ

参照元URL:https://youtu.be/vP1SuK6IHqU

中秋の名月に由来する食べ物では、 白玉入りのぜんざいやおしるこも、月見ぜんざい(おしるこ)として最近人気です。

白玉を満月、ぜんざい(おしるこ)を夜空に見立てた和スイーツは、蒸しカボチャや黄色の食紅を加え白玉を黄色したバージョンもおすすめ。

上記の動画で作り方が紹介されているので、ぜひお月見レシピの参考にしてみて下さい。

お家で作る手間が大変なら、老舗の和菓子屋さんの本格的なぜんざいをお取り寄せするのもいいですね。

上記の白玉ぜんざい6個箱入りは、お団子にゆるめの小倉餡をからめた上品な味わいの京風ぜんざいに仕上げられています。

ひんやりと美味しい冷やしぜんざいは、中秋の名月のデザートメニューにも最適ですよ。

中秋の名月に由来する食べ物6:里芋の煮ころがし

中秋の名月に由来する食べ物では、里芋の煮ころがしなど、 里芋を使った料理も一般的です。

里芋は月見のお供えとしても定番の季節の野菜で、中秋の名月が丁度里芋の収穫時期にあたるため、お月見と関係が深い食材となっています。

中秋の名月に、里芋の煮ころがしを用意する場合は、里芋の面取りをきちんとして満月のように丸い形にするのがポイントです。

里芋の白さを損ねないように、出汁を効かせてお醤油は少なめに仕上げると、中秋の名月にピッタリの一品になりますよ。

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中秋の名月に由来する食べ物7:月見バーガー

参照元URL:https://youtu.be/Ys7nZmFFzm4

中秋の名月に由来する食べ物では、マクドナルドの季節限定メニュー 「月見バーガー」もお馴染みですよね。

マクドナルドの月見バーガーは、1991年9月に初登場した秋の人気商品で、中秋の名月に見立てた目玉焼きが入っているのが特徴

近年では、パティが3枚入った「月光バーガー」やバター風味の金色のバンズを使った「金の月見バーガー」など新メニューも登場し、秋の風物詩的存在です。

目玉焼きをプラスした月見バーガーは、マクドナルドの他、 KFCやロッテリアでも季節メニューとして販売されていて、例年人気を博しています。

上の食べ比べの動画でもわかる通り、それぞれ工夫を凝らした美味しい月見バーガーが毎年登場するので要チェックですよ。

月見バーガーの販売時期は、どこも 9月上旬~中旬頃から10月末頃までが目安なので、ぜひ今年も中秋の名月に由来する食べ物として楽しんでくださいね。

中秋の名月に由来する食べ物8:月見だいふく

参照元URL:https://youtu.be/MhLVcFwYoYs

中秋の名月に由来する食べ物では、期間限定商品 「雪見だいふく お月見ももちもち」が2018年度、緊急発売され話題となりました。

ロッテのロングセラー商品「雪見だいふく」のお月見バージョンである通称「月見だいふく」は、お餅が黄色っぽい色をしているのが特徴です。

味はオリジナルの雪見だいふくと変わりませんが、お餅が通常バージョンよりもよく伸びるとのことで、安定の美味しさ。

残念ながら本年度の発売予定は未確認ですが、ビジュアル的にも中秋の名月にはピッタリのスイーツなので、再登場することを願いましょう。

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中秋の名月に由来する食べ物でお月見を楽しもう!

という事で、中秋の名月に由来する食べ物について、伝統的な食べ物から近年の話題商品まで、様々なメニューを集めてみましたがいかがでしたか。

名月に由来する食べ物というと、供え物をイメージしがちですが、お供え以外でも身近な食べ物が沢山あるので、ぜひ季節感のあるメニューとして楽しんでくださいね。

以上、「中秋の名月に由来する食べ物は何がある?お月見が起源の意外なお菓子や料理を紹介!」の記事を紹介しました。

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