季節の変わり目に、長袖をいつから着たら良いか分からず、悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、アパレルショップのスタッフ経験のある私が、そんな悩みを解決するために、長袖をいつから着たら良いかを判断できる目安について紹介します。
また、世代によってもいつから着るのかの時期が異なるので、大人・子どもそれぞれの世代別にも紹介していきたいと思います。
目次
長袖はいつから着る?〜気温は何度から〜
長袖をいつから着るかについて判断するには、まず気温をチェックするようにしましょう。
具体的に言うと、最高気温が25度未満であれば、長袖を着る時期として最適だと言えます。
ただし、最高気温が25度以上だから大丈夫と半袖を着て出かけたとしても、朝晩は気温が低い可能性があるので要注意。
特に季節の変わり目は温度変化が大きくなっています。
ですので、天気予報をチェックするのであれば、最高気温だけでなく、最低気温も必ずチェックするようにしておきましょう。
最低気温が20度未満の場合、早朝や夜も外で過ごす予定の方は、温度調整ができるような服装にしておくと安心です。
温度調整しやすい服装として具体的に以下にまとめてみましたので、参考にしてみて下さいね。
・薄手の長袖を着て、日中暑くなったら腕まくりをする。
・半袖の上に長袖の羽織を着る。
・大判のストールを持参し、寒くなった際は羽織として使用する。
長袖はいつから着る?〜衣替えの時期を目安に〜
長袖はいつから着る?〜周りの人の服装を参考に〜
次に長袖をいつから着るかの判断材料として使えるのが、周りの人の服装を参考にするということです。
アパレルのショップの店頭には、大体「お盆明け」ぐらいから秋服が並び始めます。
その為、ファッションに敏感なオシャレさんやショップスタッフは8月の中旬頃から長袖を着始める方もいらっしゃいます。
しかし、この時期はまだまだ気温が高いため、いくら長袖を着ている人がいるからと言って、長袖を着るのに最適な時期とは言えません。
実際に多くの人が長袖を着始めるのは、気温が下がり、温度変化が安定してくる9月末頃から10月初旬頃だと言えます。
ちなみに私は、朝の通勤のタイミングで、周りの人の服装を見て参考にしていつから長袖を着始めるか参考にしています。
もちろん気温の感じ方には個人差があるので、周りの人が長袖を着ていないな状況でも、少しでも寒いなと感じるようであれば早めに長袖に切り替えることをおすすめします。
何よりも大切なのは、「着る服によって自分が一番快適に過ごせる状態を作り、体調が崩れてしまうのを防ぐ」ことですからね。
長袖はいつから着る?〜 アプリや服装指数を参考に〜
次に私がおすすめする、長袖をいつから着るかの目安は、アプリや服装指数を参考にするという方法です。
最近では「今日はどんな服装をしたら良いかと」を可愛いイラストで紹介してくれる専用のアプリがたくさん出てきています。
「服装 アプリ 気温」といったキーワードで検索すると、複数見つかると思いますので、是非チェックしてみてくださいね。
そして、もう一つのおすすめである「服装指数」については日本気象協会のホームページで見ることができます。
その日の気温に応じてどんな服装をするのがベストなのか、視覚的に判断することができるので、とてもおすすめですよ!
スーツはクールビズ期間の長袖はいつから着る?
次に、クールビズ期間の長袖をいつから着るかの目安についてです。
国の方針としてクールビズの期間がいつからいつまでとされているかというと、5月の1日から9月の30日までと定義されています。
しかし、会社によっては10月いっぱいまでクールビズを進めているところもあるのが事実。
そのため、自分だけで判断するのではなく、自分の勤め先がいつから長袖に移行するのか、事前に周りの人に聞いておくと安心ですね。
赤ちゃんの場合は長袖はいつから着る?
続いては、赤ちゃんがいつから長袖を着たらいいかという目安について紹介していきたいと思います。
赤ちゃんが長袖を着る一般的な時期の目安としては、大まかに言うと「9月末~10月初旬頃」です。
衣替えの目安でも紹介しましたが、衣替えをする時は、赤ちゃんも同じく半袖は3枚~5枚ほど残しておくと安心です。
また、赤ちゃんは大人と違い、体温調整機能がまだまだ未熟。
そのため、お母さんがしっかりとその日の気温を見たうえで、いつから長袖を着させてあげるか、判断してあげる必要があります。
また、赤ちゃんによって個人差があり、暑がりな子・寒がりな子がいるので、しっかりと赤ちゃんの様子を見て服装を決めてあげてくださいね。
そんな赤ちゃんの季節の変わり目の服装としておすすめなのが、薄手の服で重ね着できるようにしておくということです。
そうすることで、屋内・屋外それぞれの気温に合わせて体温調整をすることができるようになります。
少し荷物はかさばるかもしれませんが、上に羽織れるような薄手の服を1枚持ち歩くようにすると安心です。
子供の場合は長袖はいつから着る?
続いては、子供がいつから長袖を着るかについてです。
子供の場合も赤ちゃんと同じく、大人に比べると体温調整機能が未達です。
そのため、長袖をいつから着るかでいうと「9月末~10月初旬頃」ですが、個人差があるためお母さんが子供の体調を見て着る服を調整できるようにしてあげてください。
保育園や幼稚園に通っている子供であれば、周りの子供がどんな服装をしているかというのも参考になりますね。
また、その日の気温を見て、温度変化が大きいようであれば、薄手の羽織を1枚持っておくと安心です。
高齢者の場合は長袖はいつから着る?
最後に、高齢者がいつから長袖を着るかの時期について紹介していきます。
高齢者は普通の大人とは違って、体温調整機能が低下しています。
そのため、大人が長袖1枚でぴったりという気温の日でも、薄手の服をプラス1枚ぐらい着せてあげるのが良いでしょう。
ただ、一点注意したいポイントがあります。
それは真夏日の日に長袖を着たままの状態になることです。
体温調整機能が低下しているため、あまり動くことのない高齢者の方であれば、自分の体温調整がうまくできず、 熱中症になってしまうリスクがあります。
特に、クーラーをつけないまま室内に長時間滞在することが多い高齢者の方は、熱中症になるリスクが高くなります。
そのため「今日は暑いな」と感じたら、一緒に住んでいる方が半袖に着替えることを勧めたりと、臨機応変に対応していきましょう。
おすすめの長袖をご紹介
男性におすすめの長袖1
ここからは、季節の変わりに目におすすめの長袖をご紹介します!
まず最初に紹介するのが、男性におすすめなシンプルな長袖Tシャツ。
薄手で伸び縮みしやすい素材の為、暑いなと感じた時に腕まくりをしてもごわごわしません。
また、Vネックなので首元がすっきりとし、顔周りもシャープな印象に。
珍しい太めのリブ素材なので、縦のライン効果で着痩せ効果も期待できますよ。
長袖のシンプルTシャツは、季節の変わり目だけでなく、インナーとしても秋~春頃まで着られる超便利アイテム。
カラーが違えば見た目の雰囲気も違ってくるので、お気に入りのデザインの物は色違いで何枚か持っておくと大活躍間違いなしですよ。
男性におすすめの長袖2
続いて紹介する男性におすすめの長袖は、長袖シャツです。
肌寒い日には羽織として、また暑い時は肩掛けや腰に巻いてコーデのアクセントとして。
1枚持っておくと秋~春まで長く着ることができる万能アイテムです。
夏~秋の季節の変わり目には、綿麻素材のものがおすすめ!
理由としては、通気性が良いので快適に過ごすことができるからです。
素材の特性上自然のシワ感が出るので、こなれたおしゃれさも演出できますよ。
こちらもシンプルな長袖Tシャツと同様、色違いで何枚か持っておくと季節の変わり目に大活躍してくれるアイテムです。
女性におすすめの長袖1
季節の変わり目に、女性におすすめしたいのが長袖カーデ。
1枚持っておくと気温の変化や室温に合わせて調整ができ、またカラーにこだわればコーデのアクセントにもなります。
まだ気温が高い時期には半袖の上に着る羽織として、涼しくなってきたらボタンを留めてカットソー風に着るのもおすすめ!
長い期間着回しが利くので、色違いや形違いで何枚か持っておきたい定番アイテムです。
女性におすすめの長袖2
続いて女性におすすめしたい長袖は、前開きの長袖ワンピース。
軽い生地の長袖ワンピースは、夏から秋の季節の変わり目にぴったりなアイテムです。
もちろんそのままワンピースとして着ても良いのですが、前がボタンになっている前開きタイプのワンピースなら、ガウン風に羽織りアイテムとして使うのもおすすめ!
こちらのアイテムも、着方や素材によってはオールシーズンで着まわせるので、1枚持っておくと便利ですよ。
長い袖はいつから着るのかのまとめ
→秋服はいつから着るの?衣替えや販売開始の時期、着回しコーデ術も!
→ショートブーツはいつから履く?時期の目安とおしゃれな着こなし方も!
→ムートンブーツはいつから履ける?温度の目安と着用時期や手入れ方法!
長袖をいつから着たら良いか悩んでしまったときには、今回紹介した目安を参考にして頂けたらと思います。
ただし、服は本来「体温調整のため」に着るものなので、ご自身の体調に合わせて調整してみてくださいね。
長袖をいつから着るのかの目安を知って、おしゃれをもっと楽しみましょう!
以上、「長袖はいつから?何度から着るのか気温の目安を大人・子供別に紹介!」について紹介しました。