春や秋のお彼岸に食べる和菓子として知られる、おはぎ。
あんこやきな粉など、素朴な甘味が美味しいですよね。
おはぎの日持ちはどれくらいなのでしょうか。
保存方法や、アレンジ方法も気になるところ。
今回はおはぎの日持ちや冷凍などの保存方法、アレンジ方法について紹介します。
目次
おはぎの日持ちの目安とは?
手作りおはぎの日持ちの目安
手作りおはぎは市販と比べて砂糖の量が少なく、また保存料などの添加物が入っていません。
そのため日持ちはあまりしません。
暑い時期はその日のうちに、寒い時期は1日程度で食べきるようにしましょう。
素手でおはぎを作った場合は、どんなに手を洗ったとしても菌がおはぎに付着してしまいます。
手袋をはめておはぎを作るのが望ましいですが、いずれにしても手作りおはぎは日持ちしませんので、その日のうちに早めに食べるようにしましょう。
市販のおはぎの日持ちの目安
市販のおはぎは衛生状態が良い環境で製造されています。
また砂糖や添加物を手作りおはぎよりも含んでいますので、ある程度日持ちはします。
気候にもよりますが、 2~3日程度であれば美味しく食べられるでしょう。
ただし時間が経てば経つほど、おはぎが硬くなってしまいますので、なるべく早く食べるようにしたいですね。
おはぎは冷凍保存できるの?
おはぎは冷凍保存ができる
おはぎの主な材料は、もち米とあんこです。
炊いたもち米とゆでた小豆を潰したあんこを使っているので、両方とも火が通っていて、水分が少ない状態です。
冷凍し、その後解凍しても水分が溶け出さずに、元の状態に戻ります。
炊いたお米が冷凍保存できるように、 おはぎも冷凍保存できるんです。
あんこのおはぎでも、きな粉やゴマのおはぎであっても冷凍保存ができます。
冷凍したおはぎの日持ちの目安
冷凍したおはぎは、 1ヶ月程度を目安に食べきるようにしましょう。
それ以上の保存も可能ですが、段々と水分が失われてパサパサとしてきます。
しっとりとした食感が美味しいのが、おはぎ。
冷凍保存してもなるべく早く食べるようにしましょう。
おはぎの美味しい冷凍保存・解凍方法とは?
おはぎを美味しく冷凍保存する方法
おはぎを美味しく冷凍保存するにはどうすればいいのでしょうか。
① おはぎを完全に冷ます
② おはぎを一個ずつラップにくるむ
③ ②を2~3個まとめて重ならないようにフリーザーバッグに入れ、冷凍庫で保存する
ラップで包んだだけだと、乾燥してしまったり、他の食品の匂いが移ってしまうことがあります。
またラップが剝がれてしまうと冷凍焼けを起こしてしまうことも。
必ずビニール袋やフリーザーバッグなどに入れ、二重にするようにしましょう。
冷凍したおはぎを美味しく解凍する方法
冷凍したおはぎはどう解凍すれば美味しく食べられるのでしょうか。
おすすめは 自然解凍か、急ぎの場合は 電子レンジでの解凍です。
自然解凍であれば、常温か冷蔵庫で2~3時間程度待てば元の美味しいおはぎに戻ります。
少し温めて食べたい場合は、電子レンジのあたためモードで少し加熱してもいいでしょう。
電子レンジで解凍する場合は、まずは解凍モードで元の状態に戻してから、あたためモードで少し加熱するのがおすすめ。
ただし熱を入れすぎると爆発したり、乾燥してしまうこともあるので、加熱時間には注意しましょう。
まずは短めの時間での加熱をおすすめします。
スチーム機能を利用すれば、よりふっくらとした状態でおはぎを解凍できます。
食べ飽きた時のおはぎのアレンジレシピを紹介
おはぎのアレンジレシピ:あんぱん
ホットケーキミックスがあれば、おはぎも あんぱんに変身します。
水と卵を加えて練ったホットケーキミックスでおはぎを包んで、電子レンジのオーブン機能で焼くだけ。
おはぎの大きさや個数に合わせて温度や加熱時間を調節します。
油で揚げれば、あげあんぱんにもなります。
おはぎのアレンジレシピ:あんこパイ
パイシートを使っておはぎを洋菓子にもチェンジできます。
パイシートで半分に切ったおはぎを包んで、オーブンで焼くだけ。
200度で15~20分程度が加熱の目安ですが、パイの大きさや個数に合わせて調節しましょう。
パイの表面に卵黄を塗れば、照りが出てより美味しそうな あんこパイに。
粒あんのおはぎで作れば、食感の楽しいパイに、こしあんのおはぎで作れば、口当たりがなめらかなパイに。
きな粉のおはぎやゴマのおはぎで作っても、風味が変わって美味しいですよ。
おはぎのアレンジレシピ:おはぎトースト
「甘いものをがっつり食べたい」という甘党な人におすすめなのが、おはぎトースト。
こんがり焼いた食パンにホイップクリームとおはぎを載せるだけ。
お好みで黒蜜やきなこをかければ、より和風トーストに仕上がります。
少し食べにくいですが、ボリュームと甘さたっぷりで満足すること、間違いなし。
おはぎのアレンジレシピ:八つ橋
京都の銘菓、八つ橋もおはぎがあれば自宅で楽しめます。
(材料)
・おはぎ
・きな粉(砂糖と混ぜておく)
・抹茶粉(砂糖と混ぜておく)
・餃子の皮
(作り方)
① おはぎを10円玉程度の大きさちぎる
② 餃子の皮で①を包み、皮の端を水で濡らして閉じる
③ ②を餃子の皮が透明になるまで茹でる
④ きな粉と抹茶粉をまぶしてできあがり
砂糖の分量によって甘さが調節できます。
お好みで黒蜜をかけても美味しいですよ。
よりしっかりと皮の感触を楽しみたい方は、ワンタンの皮で作るのもおすすめ。
おはぎのアレンジレシピ:ゴマ団子
ゴマ団子もおはぎのおすすめアレンジレシピ。
おはぎに片栗粉とゴマをまぶしてあげるだけ。
あんこたっぷりの甘くて美味しいゴマ団子に大変身。
お子様のおやつにもぴったりです。
おはぎのアレンジレシピ:ぜんざい
おはぎなら手軽に ぜんざいにリメイクができます。
作り方は簡単。
耐熱容器におはぎ1個とお湯を入れて、加熱するだけ。
あんこをお湯に溶かせば、ぜんざいのできあがりです。
牛乳を入れてミルクぜんざいにするのもおすすめ。
お湯や牛乳で甘さの調整ができます。
おはぎのアレンジレシピ:揚げおはぎ
おはぎは 揚げても美味しく食べられます。
食べやすく切ったおはぎを春巻きの皮に包み、きつね色になるまで揚げるだけ。
揚げたてはもち米ももちもちで、とろけるあんこと一緒に食べればハマること間違いなしの一品です。
冷凍もできるおすすめのおはぎを紹介
おすすめのおはぎ1
おはぎと大福のお得な福袋です。
定番のあんこやきな粉おはぎに加えて、彩りあざやかな桜おはぎや、青海苔おはぎなど目でも楽しむことができます。
家族や親戚との集まりなど、大人数で少しずつつまむのにおすすめ。
包装には七福神が描かれており、お祝い事や季節のあいさつにもぴったりの、おめでたい一品です。
おすすめのおはぎ2
定番のおはぎの10個セットです。
つぶあん、こしあん、きな粉、あおさ、ゴマと定番の万人受けする味が揃っています。
冷凍された状態で届くので、そのまま冷凍庫に入れてOK。
菓子箱に入っているので、贈り物にも最適。
胸やけのしない甘さ控えめのあっさりとした味で、お子さんからお年寄りと幅広い世代で楽しめます。
おはぎは美味しいまま冷凍して長く楽しもう
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お彼岸に定番の和菓子、おはぎ。
あまり日持ちのしないお菓子なので、常温の場合は早めに食べるのがおすすめ。
しっとりとしていてもちもちとした美味しい食感を長く保つには、冷凍保存が適しています。
おはぎを使ったアレンジレシピもたくさんあるので、飽きる心配もなし。
以上、「おはぎは冷凍で保存ができる?日持ちと美味しい解凍方法も!」を紹介しました。