初詣で参拝した後、一年の運試しにおみくじを引くという方も多いのではないでしょうか?
おみくじと言えば大吉から大凶の種類が一般的なんですが、最近では「大大吉」といった縁起のいいものもあるんだとか。
大吉でも嬉しいのにその上をいく大大吉が引けたらかなり嬉しいですよね。
出来れば大大吉を引きたいのですが、どれくらいの確率で入っているものなのでしょうか?
今回は、おみくじで大大吉がでる確率をデマに惑わされず真実を追求してみました。
驚きの結果はいかに!?
最近のおみくじには大大吉がある!
「新年にふさわしくない」とか「参拝者を嫌な気分にさせる」という理由で凶や大凶を含まない神社仏閣が増えているのは知っていましたが、まさか大大吉が存在するとは知りませんでした。
京都の伏見稲荷の宮司さんによると、「大が一つ多ければ、喜びもひとしお」という理由から2014年のお正月より大大吉の入ったおみくじを提供しているそうです。
確かに大吉よりも大大吉の方が嬉しいですし、ありがたみが湧いてくるかも…
大大吉が含まれている神社仏閣は全国でも珍しく、東京の靖国神社や京都の御金神社そして愛知県蒲郡市の竹島八百富神社など限られた場所でしか引くことができません。
口コミを調査!
大大吉を引いた人の口コミを集めてみました。
靖国神社の桜みくじ
東京・靖国神社の桜みくじに大大吉が含まれていて、「幸せの絶頂 これ以上ない大盛運」と書かれています。
「これ以上ない」と言われると、今後は落ちるだけなの?と不安になりますが、大大吉は嬉しいものですよね。
すごい(•'Д'• ۶)۶ RT @yuki_ko_yz 母が今年、靖国神社でひいたおみくじ。大吉の上をいく大大吉!初めて見た(☆∀☆)
何か良いことありそうだからツイートしてみたよん pic.twitter.com/ipLXG8Zr0T— є(・Θ・)э››koma79 (@Freewheeling79) 2014年12月31日
御金神社の御金みくじ
金運アップで有名な京都府中京区にある御金神社。
金色の封に入った「御金みくじ」にも大大吉が含まれています。
1回300円でおみくじ+金のお守りも付いているのでお得感がありますね。
金運の欄には「大いに開く」や「順満に上昇」といった内容が書かれています。
@V_T_Saga 先月ブライトンに来て以来の京都。だいぶ路線も覚えてきました😃
楽しみにしています御金神社でおみくじ引いたら大大吉でしたっ(≧∇≦) pic.twitter.com/9Sc6zGtgIF— まり a.k.a. ぴんくすらいむ (@L_V_Mari_) 2016年1月13日
京都・伏見稲荷大社
初詣の人気ランキングで1位を獲得している京都の伏見大社。
参拝する人数が多いからか、SNSには「大吉を引いた」と言う人が多いことにビックリしました。
伏見稲荷大社で
初めておみくじ引いたら……
大大吉でたっ!びっくり😳 pic.twitter.com/bQRPWtBZnZ— 杏奈 (@1010Vbp) 2016年3月25日
大大吉の本当の確率は?デマを信じるな!
口コミを見ていると、みなさん喜びに浸っていますね。
大大吉のおみくじの写真を見るだけでも、ご利益がありそうな気がしてきます。
出来れば大大吉を引いてみたい!と思うのですが、確率はどれほどなんでしょうか?
いつものように、パソコンでパチパチと調べてみると、
大阪の伏見稲荷神社では毎年、数人の人が「大大吉」を引いているようだ。
正月3が日で250万人もの参拝客があるが、その内で1枚出るか出ないからしいので、その確率は0.00004%だ。宝くじの1等が当たる確率は0.00001%。宝くじなみなのである。
宝くじ並みの確率!!と出てきて、かなりレアなんだなぁと思っていました。
が・・・ちょっと待てよ。
勘がいい方はすでに気づいたと思いますが、これっておかしいですよね?
京都の伏見稲荷ではこんなツイートがありました。
伏見稲荷で2回おみくじ引いて2回とも大大吉👍
今年なんかあるぞこれは pic.twitter.com/h1u6QQBMdh— 増澤 優 (@ytk0415) 2016年1月3日
伏見稲荷ではみくじ棒を引いて巫女さんに番号を伝えるパターンなんですが、2016年お正月時点で2番と32番が大大吉だと判明!
こちらでは32種類のおみくじが存在しているので、16分の1つまり6.25%が大大吉の確率となります。
6.25%ってピンと来ないかもしれませんね。
毎年お正月3が日に伏見稲荷には270万人もの参拝客が訪れるので、仮にその全員がおみくじを引いたとすると約16万8000人が大大吉を引く計算に!
これってかなり高確率ですよね!
SNSで「大大吉が当たった」という人が多いのも納得です。
伏見稲荷以外の大大吉の確率は不明ですが、参拝客を喜ばせようとして行っているものなので思っているほどレアなものではなさそうですね。
大大吉や大吉は家に持ち帰る?木に結ぶ?
大吉が出た時に家に持ち帰るのか?それもとも木に結ぶのか?迷うところですよね。
特に大大吉が出たら、手元に持っておきたくなるもの。
一体、どちらが正しいのでしょうか?
ある神社の公式ホームページによると、
「凶のおみくじを利き腕と反対の手で結べば、困難な行い=修行をしたことになり、凶が吉に転じる」という言い伝えがあります。このためあまり良くなかったおみくじは境内の「みくじ掛」などに結ばれていく方がいます。
よい結果のおみくじは自宅に持ち帰る方も多くいらっしゃいます。
凶みくじの場合は、木やみくじ掛に結ぶことで凶が吉に転じると言われているんですね。
大吉や大大吉の場合は特に決まりごとがないのものの、おみくじは大吉だからいい、凶だから悪いということではなく、説明に何が書かれているかしっかりと読むことが重要。
日頃から読み返すためにも、自分にとって縁起のいいおみくじは手元に置き読み返すといいですね。
財布などに入れて持ち歩き、お守りと同じく粗末に扱わないよう大切に保管することも忘れずに。
まとめ
大大吉は意外にも高確率で引き当てることができることが分かりました。
とは言っても大大吉が含まれているおみくじは全国でも数カ所しかないので、かなり珍しいもの。
旅行や初詣に行った際には、ぜひ運試しをしてみてくださいね。
以上、「おみくじで大大吉がでる確率は?デマに惑わされず真実を追求してみた!」について紹介しました。
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