奇祭と呼ばれる珍しいお祭りの中でも、見た目のインパクトがあるお祭りを紹介したいと思います。

その名も「おしろい祭り」。

福岡県朝倉市杷木大山で毎年12月に行われているこの祭りは、名前の通り顔を真っ白にするんですよ。

今回はおしろい祭りの日程や見どころについてまとめました。

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おしろい祭りとは

福岡県朝倉市大山祗神社で行われる「おしろい祭り」は300年以上続く伝統行事で、その年に収穫した新米を粉にして水で溶いたものを顔に塗りたくり、おしろいの付き具合で来年の豊作を占い五穀豊穣を願います。

五穀豊穣を願うお祭りは各地で行われていますが、おしろいを塗るのは全国でもここだけでしょうね。

伝説によると大山祗神社は「女の神様」とされていて、おしろいを塗るのは女性の神様を祀っていることに由来しているそうですよ。

普段は静かな神社なのですが、祭り当日にはこの奇祭を一目見ようとする観光客や情報番組や新聞などの報道陣も取材に訪れます。

地元のテレビ番組では女子アナがおしろい姿になるのが恒例となっているそうですよ。

2017年の日程と開催時間

おしろい祭りは毎年12月2日に行われています。

2017年おしろい祭り
■日程
12月2日(土)
■会場
大山祗神社(おおやまずみじんじゃ)
福岡県朝倉市杷木大山527番
■問合せ先
道の駅原鶴インフォメーションセンター
0946-62-0730

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アクセス方法

高速大分道「杷木IC」より約30分

JR久大本線・筑後大石駅より車で約15分

おしろいは豪快に塗られる!

おしろいは上品なイメージがありますが、祭りではかなり豪快に塗られて息もできないほどなるそうですよ。

様子が分かりやすい動画があるのでこちらをご覧ください。

20秒ほどから男性がおしろいを塗られるのですが、「これでもか!」という量でビックリなんです。

宮司さんからおしろいを付け始めます。

氏子さんが次々に塗られ、取材に来たカメラマンやスタッフそして子供達も顔が真っ白に!

おしろいは家に帰るまでに顔を洗って落としてはいけないとされているので、顔は真っ白で誰が誰なのか分からないまま家に帰るのが習わしとなっているそうです。

家に帰り顔を洗った水を家畜に飲ませると丈夫に育つとか、毎年参拝することでもち肌になって長生きすると言い伝えられています。

もち肌になるとは、この神社には女の神様が祀られているだけありますね。

笑顔になるおしろい祭り

罰ゲームのような風習ですが、五穀豊穣を願い地元の方に愛されているのが分かりましたね。

全員が真っ白の顔で談笑する姿はとっても愛らしくて、みんな笑顔になります。

今年こそは奇祭であるおしろい祭りに参加してみてはいかがでしょうか?

以上、「おしろい祭りの日程!豪快に塗られる福岡県朝倉市の奇祭!」について紹介しました。

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