大学は高校とは違って自分自身で授業を選べるシステム。
履修登録というシステムがあり興味のある授業を選ぶワケですが、履修登録を忘れただけで授業が受けられず、留年が決定するといったこともあります。
そこで今回は、もし決められた期限までに履修登録を忘れてしまったらどうすればいいの?という疑問にお答えしていきます。
私の友達が履修登録を忘れたときの実体験も紹介しますので、自分だけではなくもし友達がなったら?ということも踏まえてぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
学生課や事務局に相談・履修登録を忘れた時の対処法1
まず履修登録を忘れてしまった人が最初にやらなくてはいけないことは「学生課や事務局に相談」をすることです。
その方法は、直接事務局や学生課に行くのがベストなんですが、緊急の場合なら電話でも構いません。
ほとんどの大学では、事務局や学生課が学生たちの履修を管理したり教室の手配などを行なっています。
そのため履修登録の時間を間違えてしまったり完了することができなかった時には、大学の事務局や学生課が理由に応じて対処をすることになっているんですよね。
もちろん、教務課や学生課に相談したからといって一安心というわけではありません。
「履修登録を忘れたのですが何か方法や救済処置はありますか?」という相談には乗ってくれることはあるかもしれませんが、大学も決まりがあるのでその相談に応じてくれるかはその大学次第になります。
履修登録を忘れてしまい焦っているかと思いますが、あまり期待をせず、謙虚に相談をして見るのがいいと思いますよ。
ミスを謝罪する・履修登録を忘れた時の対処法2
履修登録を忘れたら、先ほどお伝えした「教務課・学生課に連絡をすること」にプラスして気をつけたいのが「ミスを謝罪する」ということです。
確かにミスは誰にでも付き物ですが、そのミスのせいでだれかに迷惑をかけていることになります。
例えば履修登録を忘れても救済措置をしてもらい、大学の履修を管理している方に一次的に履修ができるようにしてもらうことができたとします。
それはその方の時間を奪っていることになりますよね?
履修登録を忘れたあなた一人のためだけに動いてくれているのです。
とにかく履修登録を忘れしまったらとにかく謝りましょう。
ただ謝るだけではいけません。
誠心誠意を込めて謝ることで、もしかしたら何かしらの手を打ってくれるかもしれません。
言い訳をしたり、横柄な態度で謝っていても意味がありません。
立場をよく考えてミスしたことを素直に謝りましょう。
修正期間に登録可能か確認・履修登録を忘れた時の対処法3
履修を忘れたときに確認したいのが、「修正期間に新規の履修登録が可能なのかを確認する」ことです。
多くの大学には履修をすることが可能な期間と、その履修を修正することができる期間があります。
履修を修正することができる期間に自分の入れるべき講義を入れることができれば、留年の心配はありませんね。
しかし、履修の修正することができる期間がどの大学にもあるかはわかりません。
やはり大学次第になってしまうと思います。
私の大学の場合だと、修正期間は新たに講義を追加することはできず、履修を中止したい講義を消すことのみ可能でした。
修正期間中に修正ができるのであれば、早急に調べて履修を行いましょう。
履修登録を忘れても反省文を書けばOKな場合もある
履修登録を忘れたとしても、留年を免れることができる場合もあります。
その方法とは、反省文を書くことです。
一部の大学は反省文を書くことで、履修登録期間を過ぎても例外的に登録できたという学校もありました。
ただし大学の方針によるため、全ての大学で実施されている訳ではありませんので、ご注意くださいね。
ここからは「反省文ってどのように書けばいいの?」と不安に思っている方に向けて、反省文の書き方を紹介していきます。
反省文の書き方や文例を紹介
履修登録を忘れたときの反省文の書き方のコツ、そして文例を紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
構成を3つに分ける・反省文の書き方のコツ①
履修登録を忘れたときの反省文の書き方のコツ、1つ目のポイントは「構成を3つに分け、簡潔に書く」ということです。
3つの構成とは「事実と原因」「反省と謝罪」「今後の対策」。
わかりにくい文章をずらずら書いていても何が言いたいのか?今後どうしたいのか?などが相手に伝わりません。
3つの構成に沿って、簡潔にまとめるようにしましょう。
正しい敬語を使う・反省文の書き方のコツ②
履修登録を忘れたときの反省文の書き方のコツ、2つ目のポイントは「正しい敬語を使う」ことです。
敬語をただ使えばいいと言うことではなく、正しく使うと言うことが大切なんですよね。
敬語を意識しすぎて、二重敬語と言われる「ご覧になられる」や「ご指摘になられる」にも注意してみてくださいね。
そのほか反省文を書くときの注意点としては、
・謝罪の言葉が型通りなのはダメ
・事務的にならないようにする
・決意や対策は断言した形で使う
といったことが挙げられます。
一度書いた反省文を見直し、自分の反省が文に込められているようにみえるかチェックしてみてくださいね。
履修登録を忘れた時に提出する反省文は、何のために書くのか・誰のために書くのかを考えて書くのがおすすめです。
履修登録を忘れたときの反省文の例
履修登録を忘れたときの反省文の例をあげますので、不安な方は参考にしてみてくださいね。
○○大学教務課御中
始末書履修登録に際して、自分の不注意で、十分な確認を行わず、
履修登録が正確に完了していませんでした。
ご迷惑をかけましたことは、自分の責任であると強く反省しています。
以後、同様のことがないよう、細心の注意を払います。平成AA年YY月XX日
○○○○(サイン)捺印(右詰め)
全て手書きか、本文はパソコンで作成しサインのみ自筆でもいいかと思います。
私の大学で履修登録を忘れた場合
ここからは、私の大学で履修登録を忘れた友達の話について紹介したいと思います。
その友達は大学3年の春に履修登録を忘れてしましました。
私の大学では3年生からゼミが始まるのですが、ゼミの登録ができていない時点で留年が確定してしまうことに!
しかし履修登録の修正期間があったので、そこで修正をし留年を免れましたが、もし修正ができていなかったら問答無用で留年が確定するところでした。
私の大学では反省文や謝罪という形では覆ることがない厳格なルールがあったので、ゼミの履修登録を忘れていたことが発覚した時にはかなり焦っていました。
皆さんも履修登録の期間はしっかり守って、ストレートに大学生活を送ってくださいね。
もちろんやりたいことがあって休学するのは大事だと思いますが、履修登録を忘れたことで留年するのは勿体無いこと。
履修登録の期間をしっかりと確認して、漏れがないかどうか3重チェックするぐらいの気持ちで臨みましょう。
履修登録を忘れて留年する可能性は?
履修登録を忘れたからといって、自動的に留年が決定するというわけではありません。
大学で決められた進級条件を満たしているかどうかが一番重要になります。
例えば私の大学の場合は後期の履修を忘れたとしても、所属する大学の進級条件を満たしていれば留年するすることなく進級することができます。
しかし、進級条件にその学年ごとの必修科目があれば問答なしに留年が決定してしまいます。
なので結論としては、履修登録を忘れたことで留年する可能性があるかどうかは、大学・所属する学部学科によって判断が異なります。
大学・学科の規律がわからな場合は、 迅速に教務課・学生課に連絡することが一番大切ですね。
履修登録を忘れて留年する場合にやること
仮に履修登録を忘れてしまって留年が決定してしまった場合、授業にも出席できず時間をもてあますことになってしまいます。
しかし今後の就職活動や将来のことを考えると、留年が決定しても絶望せず前を向いて今やるべきこと、またやりたいことを考えて行動するといいですね。
ここでは3つご紹介します。
一つ目は、ボランティアをすることです。
ボランティアといってもやれることは様々です。
例えば、ゴミを拾いに行くのもボランティア、特別支援学校や老人ホームでの援助もボランティア、海外で誰かのために何かをするのもボランティアです。
自分に将来にとって何が必要なのか?何をやりたいと思うのか?自分が納得いくボランティアをやってみてくださいね。
その後の人生に影響を与える活動になるかもしれませんよ。
二つ目は、インターシップです。
インターンシップは、学生に就業体験を経験させる制度のことです、
大学を出て社会に出る人が多いと思います。
そのための準備として実際に社会で様々な経験を積むことができます。
インターンは、半日で終わるものから5日間続くものといった様々なものがあります。
現場で働くことで自分の適正について考えることができる機会にもなりますので、自分自身を見直しをしてたくさんのインターンに参加してみてくださいね。
三つ目は、「海外留学に行く」ことです。
海外留学は、多くの学生が休学をしてまで留学するだけあって学ぶことがたくさんあります。
語学の勉強をすることももちろんですが、価値観の変化や外人の友達を作るといった様々な経験を積めます。
少し怖いな〜と思ったりすることがあるかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。
大学で交換留学という形の制度もあるところもあるので、大学に問い合わせるのもいいかもしれませんね。
以上の三つは就活に影響を与えることはもちろんですが、あなたの人生そのものに影響を与えるかもしれません。
履修登録を忘れて残念ながら留年したとしても、みんなが経験できないようことをして自分磨きをしてみてくださいね。
履修登録を忘れた時の対処法のまとめ
→新歓のコツを現役大学生が伝授!友達の作り方や当日の注意点のまとめ
→新歓のゲームの企画をしよう!自己紹介&盛り上がるネタや面白い景品も
→大学の体育の服装!現役大学生が実際に着ているものを男女別に紹介
ここまで、履修登録を忘れたときの対処法を紹介してきました。
紹介したもの以外にも大学によって留年を免れる方法もあるかもしれないので、決定するまで諦めず悪あがきしてみてください。
大学によって細かいルールも異なると思うので、ホームページ等で調べてみてくださいね。
以上「履修登録を忘れた時の対処法!反省文の書き方の文例や留年の可能性は?」について紹介しました。