ホクホクとした食感と素朴な甘味が堪らない、焼き芋。
冷めてしまった焼き芋も美味しく温め直したいですが、何かいい方法はあるのでしょうか。
焼き芋に飽きてしまった時のアレンジ方法も気になるところ。
今回は焼き芋の温め方とアレンジ方法や保存方法について紹介します。
目次
焼き芋を温め直しするには?
焼き芋の温め方:電子レンジ
電子レンジなら、簡単に焼き芋を温めることができます。
やり方は簡単。
耐熱皿に焼き芋を載せ、ラップをかけずに2~3分程度温めるだけ。
加熱時間は焼き芋の本数や大きさ、ワット数に応じて調整しましょう。
ラップをかけずに温めることで、焼き芋がべちゃっとせずに温めることができます。
焼き芋の温め方:トースター
トースターも簡単で美味しい焼き芋の温め方としておすすめのツールです。
アルミホイルで焼き芋全体を包み、5~6分程度トースターで温めるだけ。
加熱時間は焼き芋の本数や大きさによって前後します。
様子を見ながら時間を加減しましょう。
焼き芋が大きすぎる場合は、カットして加熱した方が早く火が入ります。
アルミホイルで包むことによって、じっくりと焼き芋に熱が入ります。
皮はしっとり、中はホクホクの美味しい焼き芋が復活します。
焼き芋の温め方:グリル
グリルでも美味しく焼き芋の温め直しができます。
焼き芋をアルミホイルでしっかり包んだ後、グリルで弱火で10分ほど加熱。
ポイントは加熱後は火を切って、グリルの中に放置しておくこと。
余熱でじっくりと焼き芋に火が入り、皮はしっとり、中身がホクホクの焼き芋になります。
焼き芋の温め方:蒸し器
蒸し器での温め方も焼き芋にはおすすめ。
焼き芋をしっかりラップで包んだ後、蒸し器に入れて中火で2~3分程度温めます。
蒸し器の蒸気のおかげで、中がホクホクの美味しい焼き芋が再現できます。
ただし、ラップで焼き芋を包まないと余計な水分が入って、焼き芋がべちゃっとしてしまうので注意。
また蒸し時間が長すぎないように注意しましょう。
美味しく焼き芋を温め直すには「電子レンジ+トースター」がおすすめ
焼き芋は様々な方法で温め直しができますが、一番美味しい焼き芋を再現できるのはどの方法でしょうか。
おすすめは、「 電子レンジ+トースターの併用」です。
① ラップをかけずに、電子レンジで2分程度温める
② 水で濡らしたキッチンぺーパーを焼き芋に巻く
③ キッチンペーパーの上から、アルミホイルで全体を包む
④ オーブントースターで3分程度温める
水で濡らしたキッチンペーパーを焼き芋に巻くことで、焼き芋の水分が抜けずにしっとりとした食感が残せます。
オーブントースターで加熱すると焦げやすいので、こまめに様子を見ながら加熱時間を調整しましょう。
冷めてしまった焼き芋のアレンジ方法とは?
冷めてしまった焼き芋のアレンジ方法1:焼き芋ペースト
冷めてしまった焼き芋は、アレンジの幅が広がる 焼き芋ペーストにしてしまいましょう。
(材料)
・焼き芋
・牛乳
(作り方)
① 焼き芋の皮をむく
② 焼き芋をフォークなどで潰す
③ ②に牛乳を少しずつ加えながら混ぜていく
④ 好みの硬さになったらできあがり
できあがった焼き芋ペーストはトーストに塗っても美味しいですし、スイートポテトのベースにするのもあり。
丸めて茶巾絞りにしてもいいですね。
砂糖を使用していないので、お子さんの離乳食にも使えます。
冷めてしまった焼き芋のアレンジ方法2:焼き芋のメープルシナモン
おしゃれな温かいスイーツも、焼き芋があれば簡単に作れます。
(材料)
・焼き芋
・ココナッツオイル
・メープルシロップ
・シナモンパウダー
(作り方)
① 焼き芋をサイコロ状にカットする
② フライパンにココナッツオイルを溶かす
③ 焼き芋がカリカリになるまで炒める
④ ③にメープルシロップとシナモンパウダーをかけて、できあがり
表面はカリカリ、中はホクホクの焼き芋の食感と、シナモンの香り、メープルシロップの甘味がくせになる美味しさです。
ココナッツオイルがなければ、バターでもOK。味にコクが出ます。
ココナッツオイルの場合は、オイル自体に甘味があるので、メープルシロップを控えめにすると甘くなりすぎません。
冷めてしまった焼き芋のアレンジ方法3:さつまいもプリン
佐藤不使用の優しい甘さの さつまいもプリンも冷めてしまった焼き芋のアレンジにぴったり。
(材料)
・焼き芋
・調整豆乳
・粉ゼラチン
・砂糖
(作り方)
① 焼きいもの皮をむく
② ①を豆乳の半分量と共にミキサーにかける。
※残りの豆乳はレンジで約1分間温めておく。
③ ボールに熱湯を入れ、粉ゼラチンを加えてよく混ぜる
④ ③に砂糖と温めた豆乳を入れ、更に混ぜる
⑤ ④と①をよく掻き混ぜ、半日ほど冷蔵庫に寝かせる
⑥ 砂糖と水を火にかけて、カラメルソースを作る
⑦ 冷えた⑤に⑥をかけてできあがり
焼き芋に既に甘味があるので、自然な甘さを生かしましょう。砂糖は控えめに。
砂糖は上白糖でもきび砂糖でもOKですが、カラメルソースには上白糖がおすすめです。
最後にミントを添えれば、お店で食べるようなさつまいもプリンになりますよ。
焼き芋の保存方法は?
焼き芋を冷凍する方法
焼き芋を 冷凍保存する場合は、どうすればいいのでしょうか。
① 焼き芋を完全に冷ます
② 焼き芋に水気がついていれば、拭き取る
③ ラップにしっかりくるんで保存する
冷凍室の中は乾燥しているので、冷凍焼けを起こさないためにも、しっかりとラップでくるんでおきましょう。
更にフリーザーバッグなどで二重にすれば安心です。
温め直しをする際は、少し長めに電子レンジで加熱すれば、後は常温の焼き芋と同じ方法でOK。
念のため、食べる際には中まで温まっているか確認しましょう。
焼き芋を冷蔵する方法
焼き芋は 冷蔵庫でももちろん保存可能です。
保存の仕方は、冷凍保存と基本的に同じ。
しっかりと焼き芋をラップに包んで、乾燥を防ぎましょう。
食べかけの焼き芋や、カットした焼き芋も同様に保存が可能です。
焼き芋の賞味期限は?
常温での賞味期限
常温での焼き芋の日持ちはあまり長くありません。
もって 1日~2日程度でしょう。
夏の暑い日などは更に痛みが速くなりますので、冷蔵または冷凍での保存をおすすめします。
冷蔵での賞味期限
冷蔵での賞味期限は 約4日ほど。
しかし食べかけの焼き芋や、カットした焼き芋は一本まるごとのものよりも傷みやすくなっています。
その場合は、2日を目安に食べきるようにしましょう。
冷凍での賞味期限
冷凍での賞味期限は 約2週間~1か月程度。
冷凍が一番日持ちのする保存方法ですね。
冷蔵と同様に、食べかけの焼き芋や、カットした焼き芋は傷むのが速くなります。
速めに食べきるようにしましょう。
焼き芋の温め直しにおすすめの調理器具をご紹介
焼き芋の温め直しにおすすめの調理器具1
美味しくパンが焼けることで有名な バルミューダのトースターです。
パンだけでなく、焼き芋も美味しく温め直しができます。
その秘密は内蔵されたスチーム機能。
水蒸気でふっくらと焼き芋を温めることができます。
焼き芋の温め直しにおすすめの調理器具2
レンジでの温め直しにぴったりな シリコンスチーマーです。
レンジでも蒸し器のように焼き芋をじっくりと温めることができます。
そのまま冷蔵庫や冷凍庫へ入れることもできるので、焼き芋の保存にも向いています。
焼き芋の美味しい温め直し方を知っておこう
→ココアの飲み過ぎは太るし体に悪いの?体にいい効果的な飲み方やタイミング!
→三角チョコパイの温め方は?電子レンジ・トースター・フライパンのやり方!
冷たくなってしまった焼き芋は、電子レンジとトースターでの温め直しがおすすめ。
温め方を知っておけば、長く焼き芋を楽しむことができます。
飽きたらアレンジして他のメニューに変身させてみてはいかがでしょうか。
以上、「焼き芋を温め直しする方法!レンジ・トースター・グリルの温め方と温度は?」を紹介しました。