以前、友人の結婚式に出席させていただいて、フラワーシャワーがありましたが、その時に一人の後輩が盛り上がって、「ピューー!」と高らかに「指笛」を鳴らしました。
私は初めて生で「指笛」を鳴らしているところみましたが、なかなか 盛り上がるし、カッコいいですよね。
みなさんも「指笛」って鳴らせたら、カッコいいと思いませんか?
もしできるようになったら、 コンサートだったり、 スポーツ観戦の時だったり、私の友人のように 結婚式だったり使える場所は多いかもしれませんね。
でもどうやって「指笛」って鳴らしているのでしょうか?
そこで今回は、 指笛のやり方やコツ、練習方法などいろいろ調べてみましたので、ご紹介したいと思います。
動画などもご紹介しますのでぜひ、 「指笛をマスター」していろいろなシチュエーションで活用して下さいね。
目次
指笛で音が鳴る原理や仕組みは?
そもそも指笛はどのようになっているのでしょうか?
指笛で音がなる原理と仕組みは、至って シンプルなんですよ。
まず指笛で音が出るのは 「空気の流れ」が関係しています。
空気は狭い場所を通るときに音が発生します。
例えば、口を細めて息を思いっきり吹くと「フゥー」と鳴りますね。
大量の空気が狭ければ狭いところを通るほど音が大きくなります。
指笛の場合ですと、指と舌を使って口から出る 「空気の通り道を狭く」することで「ピュー!」と大きな音が鳴ります。
仕組みが分かると指笛ができるイメージ湧いてきますよね?
小指2本でできる指笛のやり方
参照元URL:https://youtu.be/M4AlvFOlp6g
仕組みが分かったところで、次は指笛のやり方について解説しますね。
指笛には種類があり、
・両手の小指2本を使ってやるやり方
・片手の親指と人差し指を使ってやるやり方
などいくつかの方法があります。
まずは一番オーソドックスの両手の小指2本を使った指笛のやり方を詳しくチェックしていきましょう。
ちなみに両手の2本指の方が音を鳴らす 感覚が掴みやすいので、初めての方は 2本指がおすすめですよ。
- 両手の小指を合わせて三角形を作ります
- 舌の先端に合わせた小指を置きます
- 舌を丸め込むように口の奥へ押し込みます
- 息を吹く ※強く吹きすぎない。
みなさんできましたか?
・・・さすがにできた方は、まずいないかと思います。
初めての方だと、指笛のコツを掴むまではかなり難しいんですよね。
それでは、指笛のやり方を一つ一つ解説していきますので、ポイントを抑えながら練習してみましょう。
1.両手の小指を合わせて三角形を作ります
まずは両手の小指を合わせますが、この時は 小指の腹同士を合わせます。
力は入れないでいいので、軽く合わせる程度で大丈夫です。
ポイントとしては、 三角形の角度が重要になってきます。
2.舌の先端に合わせた小指を置きます
さきほど作った三角形を舌の先端に合わせて置きます。
ここからは人によってやり方が分かれますが、小指を舌の裏側に置くやり方と 舌の表面に置くやり方があります。
どちらでも原理は一緒ですが、 舌の裏側に置くやり方がやりやすくおすすめなので、まずは舌の裏側に置きましょう。
3.舌を丸め込むように口の奥へ押し込みます
次に舌に当てがった指を口の奥に押し込んでいきますが、
この時、舌を丸め込むようにやっていきます。
ここが最大のポイントなんですが、指の三角形と舌の接地面の間に 小さな隙間ができるようにします。
この隙間に空気が流れて、音が鳴る仕組みになるのです。
舌を押し込み過ぎると、この 隙間が潰れて音が出なくなるので注意ですよ。
4.息を吹く ※強く吹きすぎない
そして最後に息を吹きますが、ここで強く吹くと 空気が漏れて全然鳴りません。
強くなり過ぎない程度に息を吹いてみましょう。
ポイントとしては、舌を使って 空気の通り道を狭めることです。
指笛の原理、仕組みのところでお伝えしましたが、空気が狭いところを通ると音が鳴ります。
この狭い道を舌で作ることが重要ですよ。
2本指での指笛の吹き方のコツは?
みなさん、指笛をうまくならせることができましたか?
やり方が分かっても、いきなりはうまくいきませんね。
2本指での指笛のコツについては、いくつかあります。
- 指の接点を崩さないこと
- 爪を短くしておくこと
- 口の中に入れる指は「第一関節」ぐらいにすること
- 指の角度、押し込み具合を調整すること
- 息は「フゥー」ではなく、「ヒュー」と吹くこと
ここからは指笛のコツを一つ一つ解説していきますね。
1.指の接点を崩さないこと
指の接点が崩れてしまうと、 隙間が大きすぎたり、潰れすぎたりしてします。
結局、接点が崩れてしまうと空気の通り道が無くってしまいます。
指の接点が離れないよう固定することを意識していきましょう。
2.爪を短くしておくこと
爪は短くしておいた方が音は鳴りやすいです。
というのも、爪が長い状態で指を合わしてもきれいに合わさらないので、 空気が漏れてしまいます。
爪を短くすることで、無駄な隙間が無くなり、 空気の流れが一点に集中 できます。
3.口の中に入れる指は「第一関節」ぐらいにすること。
これに関しては、人によってはやりやすい、やりにくいというのがあるかと思いますが、一般的に 「第一関節」程度が一番鳴りやすいです。
あくまでも目安程度に受け取ってOKです。
4.指の角度、押し込み具合を調整すること。
指の角度は 三角形の形に、押し込み具合は 空気の流れに影響してます。
感覚的な部分が多い指笛の場合は、 どこで位置でなりそうかを探るのが成功への近道ですね。
5.息は「フゥー」ではなく、「ヒュー」と吹くこと
「フゥー」と吹くと空気が漏れやすく、作った三角形の隙間に空気がうまく通りません。
「ヒュー」と吹くことで、三角形の隙間に向かって空気が流れやすくなりますので、
「フゥー」ではなく、 「ヒュー」と吹いてみましょう。
片手の指笛の吹き方
参照元URL:https://youtu.be/bNlghlX_0Ug
次は片手でやる指笛の吹き方について詳しく説明していきます。
片手でやった方がスタイリッシュな感じがしますよね?
ちなみに個人的には片手の方が やや難しいかと思います。
- 親指と人差し指でOKマークを作ります。
- 舌の先端に合わせた指を置きます。
- 舌を丸め込むように口の奥へ押し込みます。
- 息を吹く。※強く吹きすぎない。
基本的に両手の 小指2本と同じですね。
しかし、両手よりも片手の方が 調整がしづらいため、難易度は上がります。
まずは、とりあえずやってみましょう。
何事もチャレンジです!
片手の指笛の吹き方のコツは?
両手の2本指で行う時と同様ですが、指は入れすぎたりせず、 第一関節まで入れるのがポイント!
息の吹き方はいきなり大きく吹くと、なかなかうまく行かないので、初めは 軽く吹き始めると良いですね。
指笛は感覚的な部分が多いので、舌の押し込み具合であったり、指の設置具合であったりを 調整して少しずつ音が出てきます。
個人的には狭いところに向かって 鋭く吹く感覚の方が鳴りやすいかと思います。
指笛の練習方法や注意点
みなさん、やり方やコツが分かりましたか?
次に指笛の練習方法ですが、練習方法は「とにかく練習すること」です。
指笛の原理がわかったとしても実際に音を鳴らすのは感覚的な部分が多いので、いち早くその 感覚をつかむことが大切。
あとはコツのところでも書きましたが、強く吹きすぎず、 少しずつ息を吹くことです。
思いっきり吹いても、 息が漏れてでませんので、初めはやさしくですね。
何度も何度も音の具合を試しながら、空いた時間に合間、合間で練習するのが 上達への近道です。
あと指笛の注意点は、 練習しすぎて酸欠なることでしょうか。
頑張りすぎず、休みながらやってくださいね。
不意にいきなり出来たりしますよ。
指笛で高音の鳴らし方
音が鳴らせるようになったら、次は 高音を鳴らせるようにしていきましょう。
高音、低音の違いについては、口の中の 圧力が関係しています。
舌を 奥側にやると低音になりやすく、舌を 手前側にやると高音になりやすいです。
舌を手前側にやると 圧力が弱くなるので、難易度は高くなりますよ。
まずは音が鳴らせる位置から徐々に舌を 手前側にずらしていくと高音をマスターできます。
指笛を大きな音で鳴らす方法
最後は、コンサート、スポーツ観戦など騒がしい場所でも通る 大きな音を鳴らす方法です。
指笛を大きくするには、ズバリ! 息の量を上げて、勢い良く吹くことです。
・・・単純ですね。しかしこれが難しいんです。
吹く息の量と勢いを上げるということは、当然 息が漏れやすく、音が鳴らなくなります。
コツとしては、 いかに息が漏れない指の位置、舌の位置、角度を掴めて調整できるかです。
やってみると分かりますが、結構、 息が漏れてします。
ちなみに大きな音を練習するときは、 急に大きな音が出たりするので、周りには注意してくださいね。
指笛のやり方とコツのまとめ
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ということで、今回は、指笛のやり方やコツをまとめてみました。
みなさんは指笛を鳴らせましたか?
おそらく一発でできるようになる方はなかなかいないかと思います。
しかし、 練習すればちゃんとできるようになり、感覚やコツが掴めてくると徐々に 大きな音も出せるようになります。
ただし・・・くれぐれも酸欠には気を付けてくださいね。
ぜひ指笛をマスターして、いろいろなシチュエーションで盛り上がってください。
以上、「指笛のやり方やコツ!鳴らし方や練習方法、片手の吹き方を動画で」について紹介しました。