「牛に引かれて善光寺参り」で有名な善光寺は年間600万人が訪れる長野県でも有名な観光スポット。
国宝の本堂や重要文化財に指定されている山門、そしてお土産屋さんが立ち並ぶ仲見世など見どころがたっぷりあります。
そんな善光寺の初詣には三が日だけで50万人ほどの人が訪れ賑わいをみせています。
今回は混雑を回避してお参りしたい方のために、混雑を回避できる初詣の時間帯や戒壇めぐりについて紹介したいと思います。
善光寺へ初詣の期間中のアクセス方法
例年、お正月の3が日はJR長野駅善光寺口から善光寺行のバスがピストン輸送しているので、公共交通機関ならバスがおすすめです。
お正月中は善光寺周辺は渋滞し交通規制も行われるため、車の場合は余裕を持ってお出掛け下さいね。
【電車の場合】
■JR長野駅よりバスで約10分
【車の場合】
■上信越道長野ICより約30分
【善光寺】
住所:長野県長野市大字長野元善町491-イ
善光寺の駐車場情報
善光寺には、第1駐車場から第5駐車場まであり合計で約400台ほど駐車することができます。
料金は2時間まで500円で、その後1時間ごとに200円となっています。
善光寺の初詣の混雑状況は?
善光寺の初詣は、例年三が日だけで50万人ほどの人で賑わう長野県でも1番の人気スポットです。
ピーク時にはお参りするのに数百メートルの行列ができて1時間待ちなんてこともあるそうですよ。
雪が降り冷える日もあるため、暖かい服装で出掛けるのがおすすめ。
また各駐車場にはそれぞれトイレがありますのでそこで済ませてから本堂へ向かうようにしましょう。
参照元URL:https://www.youtube.com/embed/_UQPb0H2uA0
善光寺の初詣で、特に混雑するのが大晦日の23:00から元日の1時頃まで。
数百メートルもの長~い行列になり、ピーク時にはお参りするまでに1時間弱かかることもあります。
善光寺では二年詣りする人でお正月から年明けにかけて混みあいますが、1:30頃から行列は短くなり2:00を過ぎるとほとんど並ばずにお参りできるほど。
ただその時間になると仲見世が閉まりだすので、散策したい方は先に仲見世を見てからお参りするといいかもしれません。
元旦は早朝から徐々に人が集まってきて、10:00頃から混雑し始めます。
元旦の一番のピークは10:00~15:00頃で30分くらい行列に並ぶこともありますが、すごい人数の割には意外とスムーズに進む印象があるので辛抱強く待つしかないですね。
お参りをした人の波はそのままおみくじの行列へとつながっていき、これまた30分くらいは待つことになります。
善光寺の初詣で混雑を回避したい場合は、おみくじは後日引いた方がいいかもしれません。
善光寺の初詣で混雑を回避できる時間帯は?
お正月早々、初詣で長い行列には並びたくないですよね。
そこで善光寺の初詣の混雑を回避してお参りできる予想時間帯を挙げてみましたので、お出掛けの参考にしてみてください。
1月1日・2日・3日
6:00~10:00頃・15:00~16:00頃
善光寺の初詣期間中、昼間は混雑するので早朝と閉門間際の時間帯がおすすめです。
昨年は善光寺の公式ホームページで、3が日の本堂へお参りできる時間帯が発表されていました。
夜遅くに行く場合は、本堂が開いていない可能性もあるので、調べてから行った方が良さそうですね。
また天気によっても混雑状況が変わってきます。
三が日の中でも比較的暖かく天気がいい日には人出が集中するので入場規制がされることもあるんだとか。
混雑を回避するにはみんなが行かない時間帯と天気を狙うのが大切です。
善光寺の初詣に行くなら戒壇めぐりがおすすめ!
善光寺では戒壇めぐりを体験することができます。
戒壇めぐりは本堂の地下を真っ暗闇の中、手さぐりだけで全長45メートルの道のりを壁をつたって進んでいくというもの。
真っ暗な回廊を進むと最後には「極楽の錠前」と呼ばれるものがあり、これに触れることで極楽浄土行きが約束されると言われています。
真っ暗な空間は「死後の世界=あの世」であり、戒壇めぐりは死ぬ直前の世界を体験しているわけですね。
私は宮島の大聖院で戒壇めぐりをしたことがあるのですが、目の前が真っ暗という状況にかなり恐怖を感じました。
一般的には暗い場所でも時間が経つと目が慣れますよね。
でもこれは光が少しでもある場合です。
戒壇めぐりは光が全くない世界なので目が慣れることなく目をつぶっている状態と同じ。
真っ暗な世界という貴重な経験をしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに肝心な「極楽の錠前」に触れることができない人もいるそう。
暗闇の中で歩く時に右手を腰のあたりにあてて壁伝いに歩いていくと見つけやすいそうなので試してみてくださいね。
善光寺といえば蕎麦
善光寺と言えば蕎麦も有名ですよね。
美味しい水を使用した蕎麦は喉ごしもよく病みつきになる美味しさ。
周辺はたくさんの蕎麦屋さんが味を競い合っているので食べ歩いても楽しめると思います。
今年は善光寺へ初詣に行ってみてはいかがでしょうか?
以上、「善光寺の初詣、混雑回避する時間帯は?戒壇めぐりって?」について紹介しました。