400年以上の歴史をもち世田谷の冬の風物詩として知られているのが「世田谷ボロ市」です。

最近ではメディアに取り上げられることも多く、バスツアーのコースにもなっていて年々来場者が増え続けている人気のイベント。

今回は世田谷ボロ市の日程や穴場時間、名物グルメの代官餅について紹介したいと思います。

スポンサードリンク

世田谷ボロ市とは

東京都世田谷区で開催される「世田谷ボロ市」は400年以上続く伝統行事で、現在では東京都の無形民俗文化財にも指定されています。

1570年頃に小田原城主北条氏政がこの地で楽市を開いたのが始まりで、当時は農家のための農機具や生活必需品が売られていました。

わらじを修理するためのボロキレが売られていたことから「ボロ市」の名前になったとも言われていて、 関東大震災後には2000軒ほどの露店が並び、見世物小屋、芝居小屋も出て庶民の娯楽の場として親しまれてきました。

最近では古着屋や端切れの販売はほとんど行われなくなりましたが、珍しい骨董品、アンティークな食器類、レトロな着物、植木などが所狭しと売られていて宝探しのような楽しみ方ができますよ。

スポンサードリンク

2019年2020年の世田谷ボロ市の日程と時間

世田谷ボロ市は年末と年始の2日間づつ行われていて、毎年12月15日・16日、1月15日・16日に開催されています。

■2019年の日程と時間
12月15日(日)・16日(月)
9:00~20:00

■2020年の日程と時間

1月15日(水)・16日(木)
9:00~20:00

■会場
通称「ボロ市通り」とその周辺
東京都世田谷区世田谷1丁目

スポンサードリンク

世田谷ボロ市へのアクセス方法

【世田谷ボロ市の最寄駅】
東急世田谷線・世田谷駅より徒歩5分
東急世田谷線・上町駅より徒歩5分

会場周辺は交通規制がかかり駐車場は準備されていないので、公共交通機関で来場しましょう。

なお東急世田谷線は臨時ダイヤで運行されます。

スポンサードリンク

世田谷ボロ市の会場マップ

会場周辺には4つのトイレがあるものの混雑時には通りを歩くことさえも大変なくらいなので、なるべくお手洗いは済ませてから来場することをオススメします。

世田谷代官屋敷付近のボロ市通り一帯が会場となります。

世田谷ボロ市  2016 2017

世田谷ボロ市の屋台では代官餅が名物

世田谷ボロ市の名物は何といっても「代官餅」です。

ボロ市の開催している4日間に限り販売されるため、毎年大人気で行列ができ売切れることも!

混雑時には購入するのに1時間程度かかるそうなので、これが目当ての方は早めに来場した方が良さそうですね。

味は「あんこ」「きなこ」「からみ」の三種類で、1パック650円。

あんこ餅にはつきたての柔らかいお餅にたっぷりのあんこがかかっていて、想像通りの美味しさです。

からみ餅は大根おろしにネギ、しょうが、海苔が混ぜ込まれたものがお餅の上にたっぷりとまぶされています。

ダシの効いた薄めの醤油味で大根おろしがピリリと辛く、さっぱりとした風味。

きな粉餅は、香ばしい風味に少量加えられている塩が全体の甘さを引き締めています。

3種類とも食べたくなりますが、かなりボリュームがあるので注意が必要です。

まぁ美味しいものだったらどれだけでも食べられるんですけどね!

またからみ餅は汁がこぼれやすいので、持ち帰りに注意しましょう。

スポンサードリンク

世田谷ボロ市の混雑状況と穴場時間は?

世田谷ボロ市は700店以上の露店や屋台が連なる冬の一大イベント!

例年、1日に約20万人が来場するのでかなり混雑します。

開催日が休日に重なると、平日よりもさらに多い人出となり、歩くのも大変なほど。

混雑しすぎて何も買えなかった人もいるので、来場する時間帯は重要です。

混雑回避できるおすすめの時間はオープンしたての9時頃です。

午前中は比較的空いているのでゆっくりと品定めすることができますし、慣れている方だと店の方が商品を並べる時間に来場してお目当てのものを見つけるんだとか。

最終日は閉店間際にたたき売りをするお店もあるので、お値打ちに買い物をしたい方は1月16日の夕方以降がおすすめです。

お気に入りや掘り出し物を直感で見つけてみてはいかかでしょうか?

世田谷ボロ市での戦利品は?

世田谷ボロ市では普段は購入することのできないレトロな品が所狭しと並んでいます。

戦後の手ぬぐいや歯磨き粉など、興味深いものもたくさん!

みなさんの戦利品を集めてみたので参考にしてみてくださいね。

世田谷ボロ市へは暖かい服装で出掛けよう!

世田谷ボロ市は寒い季節に行われるので、なるべく暖かい服装で出掛けましょう。

ホッカイロやマフラーがあると長い間、品定めを楽しむことができますよ。

見ているだけでも楽しいですが掘り出し物を見つける楽しみが分かると、毎年行きたくなるイベントなんです。

400年以上も続く歴史あるボロ市へ、宝さがしに出掛けてみてはいかがでしょうか?

以上、「世田谷ボロ市の日程と穴場時間は?屋台のおすすめは代官餅!」について紹介しました。

スポンサードリンク