広島弁で可愛い方言の一覧！告白に使える例文、よく使う言葉や語尾は？

みなさん、広島弁ってどんなイメージをお持ちでしょうか？

映画「仁義なき戦い」などの印象が強く、「ちょっと怖い…」というイメージを持っている人も多いかもしれませんね。

実際に少し怖い言い回しもありますが、今回は広島弁の「可愛い」方言に焦点を当てて紹介をしていきたいと思います！

これを読めばあなたもきっと可愛い広島弁マスターになれること間違いなしですよ！

広島弁で可愛い方言の一覧で紹介

まず最初に広島弁について少し説明したいと思います。

大きく広島弁と言っても、県西部の安芸弁と県東部の備後弁の２種類が存在しています。

一般的に「広島弁」と呼ばれるのは県西部で話されている安芸弁のことを指します。

今回は、安芸弁（広島弁）と備後弁のどちらでも使われることが多い、可愛い広島弁の方言を紹介していきたいと思います。

ばり～、ぶち～

広島弁で「ばり・ぶち」という言い方は、「とても・すごく」という意味があります。

広島弁で女の子から「ぶち好きよ」なんて言われたら、「可愛い！」と思わずキュンとしてしちゃいますよね。

濁点が入ると少し汚い言葉のように感じる人もいるかもしれませんが、実際に女性が使っていたりすると、そのギャップが意外と可愛いく感じられたりします。

日常生活では、下の例のような感じでよく使われます。

若い世代が友人同士などで使ったりすることが多いかと思います。

たいぎい

「たいぎい」とは「面倒くさい」という意味の広島弁です。

「体育の授業、ほんまたいぎい」は、「体育の授業、本当に面倒くさい」という意味になります。

幅広い意味で言うと、主にやる気が起きないときに使う方言です。

面倒くさいという言い方とはかけ離れすぎているので、広島弁を知らない人からすると意味が分からず「え？何？」となってしまいますよね。

でも響きが面白く、可愛い広島弁の方言の一つだと思います。

はぶてる

「はぶてる」とは「腹を立てる・怒る」という意味で使われる広島弁です。

日常生活の中では、「なにはぶてとるん？（なぜ怒っているの？）」というような感じで使います。

「はぶてる」は、大人同士で使うことは少なく、お母さんが子供などに対して使うことの方が多い広島弁の方言だと思います。

「怒っている」という言い方よりは「はぶてる」という言い方の方が、柔らかくて可愛い印象を与えてくれますよね。

わや

「わや」は比較的若い人たちが日常的によく使う広島弁です。

意味としては「めちゃくちゃ・はちゃめちゃ」というような意味があります。

個人的には、「広島弁の中でも一番可愛いのではないか？」と思っている方言の一つです。

また、色々なシチュエーションで使うことができる広島弁の方言です。

日常生活では下記のような使い方をします。

なぁなぁ

「なぁなぁ」は誰かに話しかける際に使う、可愛い広島弁の方言です。

誰かに話を聞いてほしいときに使う「ねぇねぇ」と同じ意味で使います。

具体例としては、全然かまってくれない彼氏に対して「なぁなぁ、私の話聞いとる？(ねぇねぇ、私の話聞いてる？)」というような感じで使います。

「ねぇねぇ」ももちろん可愛いですが、個人的には「なぁなぁ」の方が響きが柔らかくて可愛いと思います。

広島弁で可愛い語尾は？

～じゃけぇ、～じゃけん

広島弁の中でも最もポピュラーだと思うのが、会話の語尾で使う「～じゃけぇ、～じゃけん」という方言です。

広島弁を知らない人でもドラマや漫画などで１度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

広島県民であれば、どの世代であっても日常生活で当たり前のように使う方言です。

また、「女性が使うとギャップがあって可愛い」と言われることも多いです。

～しとる、しよる

広島弁の「～しとる、～しよる」は「～している」という意味です。

日常生活では下のような会話の中でで使います。

標準語からすると少し言葉足らずな言い回しのように思えるかもしれませんが、そこがまた可愛いと思えるポイントかもしれません。

～いけん

広島弁の「いけん」は、「～してはいけない・～してはダメ」という意味です。

日常生活の中では下の例文のように使います。

～しんさい

「～しんさい」は「～しなさい」という意味で使う博弁です。

年配の方の中には「～しんちゃい」という言い方をする人も多く、なんだか響きが柔らかくて可愛い言い方ですよね。

実際には「はよ入りんさい（早く入りなさい）」、「静かにしんさい（静かにしなさい）」というような形で使ったりしますね。

可愛い広島弁で告白に使える言葉や例文は？

○○くんのことがばり好きじゃけぇ、付き合ってくれんかな？

「○○くんのことが好きだから、付き合ってくれないかな？」という意味になります。

広島弁で告白する例として一番ポピュラーな言い回しかと思います。

こんな可愛い言い回しの広島弁で告白されると、思わずキュンとしてしまいませんか？

好きな人おるん？おらんのんなら、うちと付き合わん？

こちらは「好きな人はいるの？いないなら、私と付き合わない？」という意味があります。

標準語で言うと、少し上からの目線の告白のように感じますが、広島弁で伝えるとなんだか柔らかくて可愛い印象となりますよね。

こんな告白をされたら思わず「可愛い！」と思ってしまいますよね。

広島弁で日常的によく使う言葉や語尾は？

～じゃけぇ

先ほども紹介した、語尾で使う広島弁の可愛い言い方「～じゃけぇ」。

テレビ番組などの「広島弁特集」などを見ると「じゃけん」の方がクローズアップされていますが、広島では「じゃけぇ」を使う人の方が多いです。

「じゃけん」も全然使わないということではないのですが、年配の方が多く使うイメージがあります。

じゃな。じゃね。

広島弁の「じゃな。じゃね。」は「そうだな。そうだね。」というような同意の意味を表します。

日常生活の中でよく使う広島弁の一つです。

あっこ

広島弁の 「あっこ」とは「あそこ」という位置を表す方言の言い方です。

日常生活の中では「あっこのもん取ってくれん？（あそこの物を取ってくれませんか？）」というような形で使ったりします。

広島弁なのに地元の人が標準語だと思っている言葉は？

たわん、たう

広島弁でよく使う「たわん」という言い方は「届かない」という意味の方言です。

「届く」という意味の「たう」に広島弁で否定の「～ん」がプラスされることで 「たわん」という言い方となります。

ちなみに「たう」という広島弁、どこかで聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか？

そう、東京の銀座にある広島県のアンテナショップの店名が広島弁の「ＴＡＵ（たう）」になっているんです。

アンテナショップの店名になってしまうくらい広島では毎日のように使う方言なので、標準語だと思って使っている人も多いのです。

たちまち

広島弁の「たちまち」とは「とりあえず」という意味で使います。

本来「たちまち」とは「すぐに、急に」といった意味で使われます。

しかし、不思議なことに、広島弁の場合は違う意味になってしまうんです。

例えば「たちまちカフェ行かん？（とりあえずカフェに行かない？」というような感じで使います。

広島弁を知らない人が聞くと、「すぐにカフェに行こう」という別の意味に捉えてしまうかもしれません。

この広島弁の「たちまち」は日常生活でも本当によく使われています。

広島に住んでいる人でも、未だに広島弁の方言であることを知らない人が多いです。

広島のおすすめの食べ物は？

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広島と言えばやはりお好み焼ですよね。

現在の広島流お好み焼の原型を作ったと言われている「みっちゃん総本店」のお好み焼は、広島県民が愛するソウルフードと言っても過言ではありません。

広島にいなくても、鉄板で焼いた本場のおいしいお好み焼が味わえるなんて、かなり貴重ですよ。

広島のお好み焼を食べたことが無い人には是非食べて頂きたい一品です！

これで広島弁の可愛い方言をマスター！

いかかがでしたでしょうか？

広島弁は少し怖いイメージを持たれがちですが、響きが柔らかくて可愛い方言だということが伝わりましたでしょうか。

男性が使うと迫力が出てしまいますが、女性が使うと思わずきゅんとしてしまう可愛い方言なんですよ。

以上、「広島弁で可愛い方言の一覧！告白に使える例文、よく使う言葉や語尾は？」について紹介しました！