エメラルドグリーンって綺麗な色ですよね。
しかし絵の具でエメラルドグリーンを使いたいと思っても、エメラルドグリーンの作り方がわからないという人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなエメラルドグリーンの作り方を紹介していきます。
他にも絵の具を綺麗に塗る方法も紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
エメラルドグリーンの作り方:絵の具の配合の割合
まず紹介するエメラルドグリーンの綺麗な作り方のポイントは、 絵の具の配合の割合を知ることです。
エメラルドグリーンの作り方でなによりも大切なのはどの色とどの色をどれくらいの割合で混ぜるのかというところですよね。
ではまず、エメラルドグリーンがどんな色なのかをイメージしてみましょう。
エメラルドグリーンは青緑を薄くしたような色ですよね。
このことからもわかるように、エメラルドグリーンを作るには「 緑」と「 青」、さらにそれを薄くする「 白」が必要です。
ではその3色をどれくらいの割合で混ぜるとエメラルドグリーンが作れるのでしょうか?
その答えは、「緑」「青」「白」の3色を「2:1:1」の割合で混ぜる。
ただし、エメラルドグリーンと言っても各々理想の色があると思うので、「白」に関しては紹介した割合にこだわらなくても大丈夫です。
薄めのエメラルドグリーンが好きなら「白」を多めに、濃いめのエメラルドグリーンが好きなら「白」を少なめにするのがおすすめです。
また、もし「緑」の絵の具を切らしてしまっているのなら、「青」と「黄色」で緑を作ることができます。
エメラルドグリーンの作り方は緑に青を足すので、「青」と「黄色」を「3:1」くらいの割合で混ぜてから「白」を足していけば、「緑」の絵の具を切らしていても綺麗なエメラルドグリーンを作ることができますよ。
紹介したエメラルドグリーンの作り方の配合をまとめますので、ぜひ参考にしてみてください。
【普通の作り方】
緑:青:白=2:1:1
※白に関しては好みでOK
【緑が無い場合の作り方】
青:黄色:白=3:1:1
※白に関しては好みでOK
エメラルドグリーンの作り方:少しずつ混ぜる
次に紹介するエメラルドグリーンの綺麗な作り方のコツは、 絵の具を少しずつ混ぜることです。
エメラルドグリーンの作り方だけに限らず絵の具で色を作る時は、色を少しずつ混ぜると無駄なく自分の理想の色を作ることができます。
もし、絵の具を一気に混ぜてしまうとどうなるのか、簡単に説明します。
1.エメラルドグリーンを作るために「緑」と「青」をパレットの同じ場所に出す。
2.「緑」と「青」を「2:1」の割合で配合するつもりが「青」が多くなってしまった。
3.調整のために同じ場所に「緑」を足す。
4.次は「緑」が多くなってしまったので「青」を足す。
5.「緑」と「青」が綺麗に配合できたので「白」を同じ場所に足す。
6.「白」が多くなって、思っていたよりも薄いエメラルドグリーンが出来てしまった。
7.また「緑」と「青」を足す。
8.結果、必要以上に絵の具を消費してしまった。
以上のようなことになる可能性が高くなります。
この作り方では、絵の具を無駄にするだけでなく時間も無駄になりますし、最終的に何が正解なのかわからなくなってしまいます。
正解がわからなくなってしまうと、また一から作り直さなくてはいけない可能性すら出てくるので、さらに絵の具と時間を無駄にしてしまいます。
そのような無駄を防ぐためにも、絵の具を混ぜて色を作る時は、絵の具を混ぜる場所とは別の場所に使う色をそれぞれ出して、少しずつ混ぜるようにしましょう。
エメラルドグリーンの作り方は「緑」と「青」が「2:1」の割合なので、まずは「緑」と「青」を同じくらい混ぜて、そこに「緑」を少しずつ足していくと失敗せずに上手く混ぜることができます。
同じ要領で「白」も少しずつ足していけば、絵の具も時間も無駄にせずに、綺麗なエメラルドグリーンが作れます。
絵の具を混ぜて色を作るのが苦手という人は、ぜひこの作り方を参考にしてみてくださいね。
エメラルドグリーンの作り方:マヨネーズより柔らかめに
次に紹介するエメラルドグリーンの綺麗な作り方のコツは、絵の具を マヨネーズより柔らかめにすることです。
絵の具はチューブから出した状態のままだと、ねっとりしていて塗りにくくなります。
逆に水を足し過ぎると絵の具が薄くなってしまい、思った色を出すことができず、物足りない仕上がりになってしまいます。
そのため、絵の具の硬さはマヨネーズより柔らかいくらいが理想的です。
マヨネーズより柔らかいくらいに調整した絵の具は、発色も綺麗でとても塗りやすくなりますよ。
水を足す時も、色を混ぜる時と同じように水を少しずつ足して硬さを調整するようにしましょう。
エメラルドグリーンの作り方のコツ:試し塗りをする
次に紹介するエメラルドグリーンの綺麗な作り方のコツは、できた色を 試し塗りをすることです。
パレット上では理想通りの色だと思っても、実際に塗ってみると思っていたよりも暗かったり明るかったりした経験ってありませんか?
絵の具を使う画材によっては、パレットで見た色とはちょっと異なって見えることがあります。
せっかく綺麗なエメラルドグリーンが作れても、実際に塗ってみたらちょっと違ったってなるのは嫌ですよね。
そうならないためにも、本番で使う画材以外にも試し塗り用の画材も用意しておきましょう。
試し塗りの画材は、本番で使う画材と同じ材質の物を使わないと思っていた色にならない可能性があるので、試し塗りの画材は本番と同じ材質の物を使うようにしてください。
本番用の画材一枚しかないという時は、仕方ないのでできるだけ似た画材で試し塗りをしましょう。
エメラルドグリーン色の絵の具をキレイに塗る方法は?
参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=b6g0ZLMj7hU
エメラルドグリーンを綺麗に作れたら、いざ本番です。
絵を立体的に描くためには 影が重要で、影がない絵はのっぺりとした絵になってしまいます。
特に風景などを描く時は影を入れるだけで本物のような立体感を出すことができますよ。
そんな立体的な絵にするための色の塗り方を紹介します。
1.描きたい物の全体像を暗い色で塗っていく
2.その上から明るい色を部分的に塗っていく
エメラルドグリーンの中でも白を足していけば明るいエメラルドグリーン、逆に少量の黒を足すと暗いエメラルドグリーンができるので、エメラルドグリーンの陰影をつける時は参考にしてみてください。
影や光を意識した塗り方ができると絵が一気に上達するので、ぜひ動画のような塗り方を試してみてくださいね。
エメラルドグリーンを使った海の描き方を動画でチェック
エメラルドグリーンを使った海の描き方1
参照元URL:https://youtu.be/EW4uqlJ9taE
エメラルドグリーンと言えば、 海の色を想像する人も多いのではないでしょうか?
続いては、エメラルドグリーンを使った 海の描き方を紹介します。
まずは海綿(かいめん)という穴がぽつぽつと空いたスポンジを使い波を表現する海の描き方です。
エメラルドグリーンで海を適当に塗った後、その海綿に白をつけて適当に塗った海にポンポンと白を乗せていくだけ。
たったそれだけで、すごくかっこよく波しぶきをあげている海を描くことができます。
エメラルドグリーンを使った海の描き方2
参照元URL:https://youtu.be/j6lyu9VMn_c
次は、深海に光が入ってきているイメージの海の描き方です。
この描き方は、光の届かない深海には暗めのエメラルドグリーンを使い、光の部分は白を混ぜるのではなく水で薄めて色を薄くしていくのがポイント。
光が入ってきているので、明るい部分には黄色やオレンジで光を表現するととても綺麗です。
海の中を描きたい時はこの描き方をぜひ参考にしてみてください。
エメラルドグリーンの作り方をマスター!
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今回は、エメラルドグリーンの作り方や綺麗な絵の具の塗り方、エメラルドグリーンを使った海の描き方を紹介しました。
エメラルドグリーンは神秘的なイメージのある色なので、綺麗に塗って素敵な絵を完成させてくださいね。
以上、「エメラルドグリーンの作り方は?絵の具の配合の割合、色をキレイに塗る方法は?」を紹介しました。