イースター休暇2020年はいつ？アメリカ・イギリスの期間中の企業やお店の営業は？

キリスト教圏では、クリスマスと並んで重要な イースター休暇ですが、2020年の期間はいつなのでしょうか。

テーマパークなどでは、近年、盛大にお祝いされているイースターですが、イースター休暇は国内ではまだまだ馴染みがないのも事実。

今回は、 イースター休暇について、 2020年の日程や期間中のアメリカ・イギリスなどでの企業やお店の営業状況も含めご紹介していきたいと思います。

イースター休暇2020年はいつ？

2020年のイースター休暇の欧米での一般的な日程は以下の通りです。

4月10日(金)	グッドフライデー
4月11日(土)	聖土曜日
4月12日(日)	イースター当日(イースターサンデー)
4月13日(月)	イースターマンデー

但し、国や地域によってイースター休暇の期間は異なるため、予め確認するなど注意が必要。

イースター翌日の月曜日が平日、逆に火曜日も祝日の場所もあり、同じキリスト教圏でも扱いが違います。

2020年のイースター休暇の決め方とは？

2020年のイースター休暇は、4月10日～13日の4日間ですが、 イースター休暇は毎年日程が違うのが特徴です。

イースター休暇の日程が毎年違うのは、イースター当日(英語ではイースターサンデー)が、独特の決め方をされるため。

具体的には以下の条件によってイースターの日程が決まります。

ややこしい決め方ですが、伝統的に上記の方法で日程が決まるので、 イースターは 最も早い年で3月22日、最も遅い年だと4月25日になります。

イースター休暇は、基本的にイースターサンデーをはさんだ金曜から週明け月曜日までのため、休暇となる可能性のある期間は以下の通り。

満月と曜日の周りによって、 一カ月以上の幅がでる休暇であるため、イースター休暇の期間は毎年確認が必要になる訳ですね。

2020年以降のイースター休暇の期間は？

2021年以降の10年間のイースター休暇も以下に併せて紹介しておきましょう。

年度	イースター	イースター休暇
2021年	4月4日	4月2日～4月5日
2022年	4月17日	4月15日～4月18日
2023年	4月9日	4月7日～4月10日
2024年	3月31日	3月29日～4月1日
2025年	4月20日	4月18日～4月21日
2026年	4月5日	4月3日～4月6日
2027年	3月28日	3月26日～3月29日
2028年	4月16日	4月14日～4月17日
2029年	4月1日	3月30日～4月2日
2030年	4月21日	4月19日～4月22日

イースター休暇は、毎年金曜から週末をはさんだ月曜までですが、日程は年ごとにばらばらだというのがご理解いただけると思います。

2020年のアメリカのイースター休暇の期間や過ごし方は？

アメリカのイースター休暇は州ごとに期間が異なる！

アメリカのイースター休暇は、 州によってある地域とない地域が存在しています。

アメリカではグッドフライデーは、国の法律で定められた祝日になっておらず、2020年も平日扱いです。

但し、 以下の11州では独自にグッドフライデーを州の祝日と定めています。

イースターサンデー翌日の月曜日は、国・州共に祝日でないためアメリカ全土で2020年も平日扱いになります。

アメリカのイースターは家族でお祝いするイベント！

アメリカのイースターは、 家族や親せき、友人などと賑やかに過ごすのが一般的です。

子供のいる家庭では、カラフルな卵を庭や部屋などに隠して、エッグハントをするのがイースターの楽しみのひとつ。

地域のコミュニティーなどでもイースター期間中には、様々な家族向けのイベントが行われています。

イースターサンデーには、ラムや厚切りハムなど伝統的なイースターのディナーを用意して、親しい人たちとお祝いするのが定番です。

キリスト教の大切な聖日ということで、多くの人が教会での特別なミサに参列するのも習慣になっています。

2020年のアメリカのイースター休暇中の企業・お店の営業状況は？

アメリカのイースター休暇ではグッドフライデーが要注意！

アメリカではイースターが国の祝日ではないこともあり、通常営業の企業やお店が多く、2020年も大きな影響は余りありません。

但し、イースターの 日曜日に関しては、休業や営業時間を短縮するお店も多いので、現地を訪れる際は注意が必要です。

グッドフライデーは、過半数の民間企業では通常営業ですが、約20％で休業、5％で半休となる企業も存在します。

ニューヨークの証券取引所やシカゴ商品取引所など金融市場もグッドフライデーは、2020年も閉場するため注意が必要です。

イースターマンデーは通常営業の企業・店舗が多い！

国によっては、イースター翌日の月曜日は祝日の場合もありますが、アメリカでは お店・企業共ほぼ通常営業です。

グッドフライデーは閉場する株式市場も月曜日には再開されるので、アメリカのイースター休暇は３日間がメイン。

イースターマンデーも自主的に休業する企業はごく一部ありますが、９割以上は通常営業と考えて大丈夫でしょう。

とはいえ、休暇の期間は、地域や企業で違うため、取引がある場合、2020年も 予めイースター休暇の期間の確認を取っておくといいですね。

2020年のイギリスのイースター休暇の期間や過ごし方は？

イギリスのイースター休暇はスコットランド以外は4日間！

イギリスのイースター休暇の期間は、 多くの地域でグッドフライデーからイースターマンデーまでの4日間で、2020年は4月10日～13日になります。

グッドフライデーはイギリス全土で祝日になりますが、注意が必要なのがイースター翌日の月曜日です。

スコットランドでは独自の祝日法を採用していて、イースターマンデーは平日。

イングランド・ウェールズ・北アイルランドでは、イースター休暇は、先に挙げた金曜から月曜日の4日間になります。

イギリスのイースター休暇も家族や友人でお祝い！

イギリスのイースター休暇もアメリカと同様に 家族や親せき、友人などと賑やかにお祝いするのが定番の過ごし方です。

イースター前後は多くの学校で半月程度の長期休暇となるため、イギリスでは4連休を利用して家族旅行に行く人も少なくありません。

イースターイベントの他、親しい人にカードを送ったり、卵やウサギの形のチョコレートを子供にプレゼントしたりするのも一般的です。

イースター休暇は、 欧米のクリスマス休暇の春バージョンをイメージすると分かりやすいですね。

2020年のイギリスのイースター休暇の企業・お店の営業状況は？

イースター休暇は多くの一般企業が4連休！

イギリスはスコットランド以外の地域で、グッドフライデーとイースターマンデーが祝日のため、2020年もイースター休暇は金曜から月曜の期間です。

ロンドンの株式市場もイースター休暇は4日間の休場、土日が休みの一般企業や公的機関も同じ日程で休暇になります。

イースターの時期は、多くの学校も休暇中なので、小さな子供がいる人はイースターに有給をプラスして長期休暇を取る場合も。

イギリスでは、会社によっては 担当者不在で連絡がストップなんて日本ではありえない事態がおこる可能性もあります。

イギリス企業と取引がある場合、担当者にイースターの予定を事前に確認しておくと安心ですね。

イースター前日の土曜日は営業のお店が多い！

イギリスのイースター休暇では、2020年も金曜と日曜日は多くのスーパーやショッピングセンターが休業ですが、土曜日は営業しているお店も少なくありません。

時間短縮の営業で、普通より早めに閉まる場合が多いですが、現地でお土産物を探す場合は、土曜日の昼間がねらい目ですよ。

飲食店も昔は多くが休業していましたが、最近はイースター休暇でも営業しているお店もあるので観光でもそれ程大きな支障はないでしょう。

2020年のイースター休暇の期間や企業の営業状況をチェック！

という事で、2020年のイースター休暇について、休暇の日程やアメリカ・イギリスの企業やお店の営業状況も併せご紹介しました。

宗教的な意味合いの他にも、キリスト教圏におけるイースターは春の一大イベントなので、期間のチェックはぜひお忘れなく！

以上、「イースター休暇2020年はいつ？アメリカ・イギリスの期間中の企業やお店の営業は？」の記事を紹介しました。