6月といえば、 梅雨を連想する方は多いのではないでしょうか?
梅雨が始まると、雨が降る日が多くなるため、じめじめすることが多くなりますよね。
このことから、梅雨の時期ならではの悩みがたくさんあるようです。
悩み多きこの時期を乗り切るために、今回は梅雨の時期におすすめの食べものや、梅雨の季語や花や風物詩など、気持ちが明るくなる話題をお伝えしたいと思います!
目次
梅雨の時期や梅雨入りや梅雨明けの定義って?
テレビで、自分が住んでいる地域が「梅雨入り宣言」をしたのに快晴だったり、「梅雨明け宣言」されていたので安心していたら、大雨になったり…そんな経験をしたことはありませんか?
梅雨の時期や、梅雨入りや梅雨明けにはどんな定義があるのか見ていきましょう。
梅雨の時期と梅雨入りの定義とは?
実は 梅雨入りには、
「晴れの日が2日以上続き、梅雨前線により前の日と当日が雨になり、その後1週間の天気予報が曇りか雨になった場合」
という定義が決められているんですよ。
梅雨前線の影響で、このような天気図になった場合、梅雨になったとみなされているのです。
ちなみに、梅雨の時期については、地域別に以下のように、だいたいの時期が決まっているんですよ。
■沖縄…4月後半から5月半ば
■関東地方や近畿地方…5月後半から6月半ば
■東北地方…6月初めから後半
次に、梅雨明けの定義について見ていきましょう。
梅雨明けの定義とは
梅雨入りに定義があるように梅雨明けにも、
「雨の日が2日以上続き、梅雨前線が北上し、前の日と当日が晴れていて、週間天気予報で5日以上晴れた(一部曇り)場合」
という定義が存在します。
梅雨明けの時期についても、梅雨明けと同じく地域別に以下のような、おおよその時期が決まっているんですよ。
■沖縄…6月半ばから7月前半
■関東地方や近畿地方…7月半ばから8月初め
■東北地方…7月半ばから8月前半
この時期に、それぞれの地域で梅雨明けしたと発表されています。
ただ、梅雨明けの場合は、梅雨の時期の途中で晴れることがあるので、いつ明けるのか、はっきりと判断しにくいところがあるようです。
判断をする前に、梅雨がいつの間にか終わり季節が変わっていた…ということもたまにあるようですよ。
梅雨といえば雨!傘や雨具が手放せない!
梅雨になると、朝から雨続き…そんな日が多くなります。
天気予報が晴れになっていたとしても、外出先で急に雨に降られて全身びっしょり!という経験をお持ちの方は多いのではないのでしょうか?
梅雨の時期には、折りたたみ傘を常にバッグに入れておくと安心ですね。
雨が降ると外出するにも億劫になってしまいがちですが、少しでも明るい気持ちで出掛けられるように、お気に入りの傘や雨具を見付けてくださいね。
梅雨といえば?悩みがたくさん!
梅雨といえば雨、雨といえば湿気が多くなることから、様々な悩みが出てきます。
そこで、ここからは梅雨の悩みと、その解決方法を紹介していきたいと思います。
洗濯物が乾かない
梅雨の時期に持つ悩みは多くあると思いますが、梅雨といえば特に 洗濯物が乾かないことに頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。
実は、洗濯物おを梅雨の時期に乾かす場所として最適なのは、意外にもお風呂場なんですよ。
お風呂というのは、湿気を普段から溜め込みやすいとされているため、それを防ぐような作りになっているのです。
換気をしながら洗濯物を干してくださいね。
お風呂場に全部入らなかった場合は、お部屋に干すことになりますが、窓際は湿気がかなり高い場所なので避けたほうがいいでしょう。
窓から離れたドアの上に引っ掛けるとか、意外な場所としては、トイレもおすすめですよ。
換気がついていることが多いですし、抵抗がなければ干してみてくださいね。
カビが生えやすい
梅雨の時期といえば、結露で窓際が濡れてしまい、気付けば カビが生えていた…なんてことが起きやすくなりますよね。
ひどい場合は、部屋の壁にまでカビが生えた!という声も聞きます。
カビを防ぐためには、以下の3つのポイントが鍵となります。
■乾燥させる…換気扇や除湿器を使用することで、湿気を減らすことができます。
結果、カビができにくくなるというわけです。
■室内の温度を下げる…室内の温度が高いと、カビが発生しやすくなります。
窓を開けて空気を入れることで、室内が低温になり、カビの予防に繋がりますよ。
■掃除に力を入れる…カビの栄養源は、食品の他にもほこりや木材や繊維などがあります。
カビが大好きな栄養源を、掃除機を使ったり拭き掃除をしたりして、徹底的に排除するのがおすすめですよ。
以上のポイントを実践して、できるだけカビが発生しないようにしましょう。
食中毒が心配
梅雨といえば、食品が悪くなりやすくて、 食中毒が心配という声も多くあります。
特に、肉に付着しやすいとされるO-157や、カンピロバクター、卵に付着しやすいサルモネラ菌が原因の食中毒が心配ですよね。
そこで、食中毒を防ぐための3つのポイントをまとめてみました。
■ウイルスを食品に付着させない
食品へのウイルスの付着を防ぐためには、徹底的に洗浄することです。
手洗いをこまめにしたり、まな板や包丁など食品と触れる可能性があるものを、洗剤をつけてきちんと洗いましょう。
また、肉や魚の汁が他の食品に付かないように気を付けることも必要です。
■加熱・殺菌処理をする
ウイルスを死滅させるためには、しっかりと加熱することが必要です。
また、調理に使ったフライパンやフライ返しなどの器具は、洗ってから熱湯をかけるのがおすすめですよ。
■低温で保存する
ウイルスを増やさないことも、食中毒を防ぐには大事なことです。
-15℃以下になると、増殖を停止、-10℃以下になると増殖の進行がゆっくりになります。
生鮮食品を買ってきた時は、しばらく室内に置くことはせず、すぐに冷蔵・冷凍庫に入れてくださいね。
また、冷蔵・冷凍庫のドアの開け閉めは、庫内の温度上昇を避けるために、素早く行うことが大切です。
食中毒になると、嘔吐や下痢になるだけじゃなく、症状が重くなると死亡するケースもあるんですよ。
以上のポイントを意識して、恐ろしい食中毒を徹底的に予防したいですね。
蒸し暑くて体調不良になる
梅雨といえば、蒸し暑くて体調を崩しやすくなる時期…そんな方はいらっしゃいませんか?
実は梅雨の時期には 気圧が低下するため、体調が悪くなる方が多いのです。
気圧が低くなると、自律神経が乱れてしまい、人によっては、頭痛やめまいが起きてしまうんですよ。
梅雨の時期でも、体調を崩さずに普段通り過ごしたいですよね。
そこで、対策法をいくつかまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
■スクワットをする
梅雨の影響で気圧が低くなると、血の巡りが悪くなってしまいます。
これを予防するためには、運動することをおすすめします。
■身体を温める
梅雨といえば、エアコンを使い始める時期です。
エアコンが原因で体温が低くなり、体調を崩すこともあります。
お風呂でゆっくり身体を温めるように心掛けましょう。
関節痛には、カイロで部分的に温めるのもいいですよ。
■起床時間を毎日同じにする
起床時間を毎日同じにすることは、自律神経を整える効果があります。
毎日ばらばらの時間に起きているという方は、意識して直してみましょう。
髪型が決まらない
梅雨の時期は、髪の毛が湿気を含んで、セットが決まりにくくなりますよね。
せっかく時間を掛けてセットしても、外に出たらすぐに崩れてしまったり…。
そこで、髪型が決まりやすくなるセットの仕方をまとめましたので、ご覧ください。
①髪の毛の広がりを抑えるためには、乾かし方から気をつける必要があります。
まず、シャワーやお風呂からあがったら、すぐに乾かすようにします。
ドライヤーを上からあてると、広がりにくくなり、艶も出やすくなりますよ。
②少し乾いたら、ヘアオイルを毛先中心につけ、さらにドライヤーをあてます。
③7~8割乾いたら、温風でブローをし、最後は冷風で仕上げをします。
これで、かなり広がりにくくなると思われますが、さらにブラッシングを加えることで、髪の水分が飛んで効果アップするのでおすすめですよ。
セットした状態をさらに強力にキープしたい方は、ハードスプレーをかけるといいでしょう。
インドアになりやすい
梅雨の時期になると雨の日が多くなることから、外に出るのが億劫になりませんか?
そんな時は、自宅で楽しめる方法で梅雨の時期を快適に過ごしましょう!
いつくか 自宅で楽しめるアイデアを紹介したいと思います。
■テレビゲームを楽しむ
■手芸に凝ってみる
■好きな音楽を楽しむ
■模様替えをする
■掃除をする
■DIYをする(壁紙を張り替えたり、簡単な棚を作るなど)
■美容に力を入れる(マスクをしたり、ネイルをしたりなど)
インドアでも楽しく過ごせる様々な方法を挙げてみましたが、いかがですか?
憂鬱な梅雨の時期を、工夫しながら明るく乗り切っていきたいですね。
梅雨といえばの風物詩は何?
ここからは、梅雨の時期である6月の風物詩や季語や花などをまとめていきたいと思います。
まずは、 梅雨の時期の風物詩から見ていきましょう。
梅雨といえば?風物詩篇①父の日
父の日は、毎年6月第3日曜日です。
普段は、感謝の気持ちを伝えることがなかなか無いという方も、「ありがとう」を伝えてみませんか?
母の日といえばカーネーションですが、父の日は黄色のバラなんですよ。
黄色のバラをプレゼントに添えて渡せば、きっと喜ばれるでしょう。
梅雨といえば?風物詩篇②てるてる坊主
梅雨といえば、雨、雨といえばてるてる坊主が定番ですよね。
晴れて欲しい日の前日に、願いを込めながら作ったことがある方は多いのではないでしょうか。
ちなみに、雨が降って欲しい時には、逆さまにした「ふれふれ坊主」というのもあるんですよ。
翌日に嫌な予定がある方は、ふれふれ坊主を作ってみては?
梅雨といえばの季語は?
ここでは、梅雨の季語の代表的なものを紹介したいと思います。
梅雨の時期に手紙を書く時に、季語を知っておくと便利ですし、おしゃれになっておすすめですよ。
梅雨といえば?季語篇①黴雨(ばいう)
カビの雨と書いて ばいうと読ませることができる季語です。
じめじめしたカビの匂いが今にもしてきそうな気がします。
ちなみに、梅雨の時期に書く手紙の出だしには、入梅の折や、梅雨冷えの毎日ですが、などがありますよ。
機会があれば、使ってみてくださいね。
梅雨といえば?季語篇②荒梅雨(あらづゆ)
この季語は、激しく降ることが多い梅雨を意味します。
あるいは、梅雨の中で最も雨が多い時期のことを指すんですよ。
そんな日に手紙を書く時は、さり気なく使ってみてはいかがでしょうか?
梅雨といえばの花は何?
梅雨の時期は、睡蓮やバラなど美しい花が多く見られます。
雨が降り続くと、どうしても気分が沈んでしまいますが、花を見て癒されたいものです。
梅雨の時期の定番の花と、意外な花についてまとめたものを見ていきましょう。
梅雨といえば?花篇①あじさい
梅雨の花は?と聞かれて アジサイを思い浮かべる方は多いかもしれないですね。
紫やピンクやブルーなど、梅雨の時期になると、アジサイが美しい花を咲かせます。
ちなみに、アジサイの花言葉は、移り気、家族団らんといった対象的な2つの意味があるんですよ。
梅雨といえば?花篇②コスモス
あまり知られていないようですが、 コスモスも6月の花なんですよ。
個人的に春のイメージがあったので、6月の花だと知って驚きました。
コスモスの花言葉は、乙女の真心・美麗・謙虚などで、可憐なイメージに良く合っている気がします。
梅雨といえば旬の食べ物は?
梅雨である6月は、旬を迎える食べものがたくさんあります。
例えば魚なら、アナゴやカンパチ、果物や野菜なら杏子やとうもろこしなどです。
ここからは、 梅雨のおすすめの食べ物をピックアップして紹介していきたいと思います。
梅雨といえば?食べもの篇①さくらんぼ
6月に旬を迎えるおすすめの果物として紹介したいのが、さくらんぼです。
こちらは、人気が高い山形産のさくらんぼで、家庭用にたっぷり楽しめる大容量となっています。
家族で仲良く美味しいさくらんぼを味わってみませんか?
梅雨といえば?食べもの篇②車えび
6月に旬の海産物として紹介するのは、こちらの熊本県天草の車えびです。
生きたまま発送されるので、 新鮮な状態でいただくことができておすすめですよ。
梅雨の時期に食べるおすすめの食べ物として一押しです!
梅雨といえば?のまとめ
→てるてる坊主が逆さは雨に?正しい吊るし方や雨を降らせる作り方は?
→てるてる坊主に顔を書くと雨に?由来や効果、作り方と処分方法は?
→京都のあじさいの名所!あじさい寺と呼ばれる定番や穴場、見頃情報も!
梅雨の時期の定義や、梅雨のお悩み解消方法や、「6月といえば?」から連想する食べものや花など、紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
梅雨の時期はじめじめしていて過ごしにくいイメージですが、少しの工夫やアイデアがあれば、快適に過ごすことができそうですね。
梅雨の時期の過ごし方に困った時は、この記事を参考にしてみてくださいね!
以上、「梅雨といえば?時期や季語・花・食べ物と髪型や洗濯物の悩みとは?」を紹介しました。