GWやお盆休み、お正月休みのような比較的長期のお休みが取れる頃、多くの方が海外へ向けて出発しますよね。
その中でも圧倒的に多いのが ハワイです。
芸能レポーターが現地で取材しているのを見かけることがありますよね。
また、飲み物のキャンペーンやテレビ番組の視聴者プレゼントがハワイ旅行だったりします。
最近では、タイミングによってはかなりの格安で行けたりしちゃいます。
私の友達も立て続けにハワイへ向けて出発しています。
あ〜あ、いいなぁ! 私も行きたい!
ハワイはどうしてこんなに日本人に人気なのか?を今回は調べてみました。
ハワイは日本人だらけ!
ハワイ州の人口(住んでいる人)は約121万人。
羨ましくも移住している日本人はこの人口の 約16%で、約20万人。
これは国籍が日本の方の人数なので、アメリカ人に帰化した人や日本語を話せる日系の方を含むともっと多いのかもしれませんね。
お隣の韓国は1.9%、チャイナタウンのある中国でも4.7%。
こうやって数字で見てみると日本人が多いなぁって思いますね。
ハワイに行く日本人の観光客数は?
ハワイには年間約890万人、1日に約20万人の観光客が世界の各国から訪れているそうです。
最も多いのはアメリカ本土からの観光客ですが、次が日本人で全体の約17%。
年間約135万人、毎日に換算すると約4,000人近く日本人がハワイに到着しています。
初めての方もいれば、リピーターの方もいるでしょう。
改めてハワイの人気を実感しますね。
ハワイに日本人が多い理由は?
日本からの観光客や移住者に日系人と、ハワイには日本に関係のある人がたくさんいることがわかりました。
その理由はいくつかありそうですよ。
・官約移民
・映画『ブルーハワイ』
・日本の海外渡航自由化
・円高ドル安&バブル経済
官約移民
1881年(明治14年)東京で明治天皇に謁見したカラカウア王が移民を要請し、1885年(明治18年)に明治政府が正式に認めた「 官約移民」が開始されました。
1893年にハワイ王国が終わりを告げるまでに、政府間で約2万9千人余りの日本人移民が移住しました。
この後も移民としてハワイへ行く日本人は続き、最終的には約22万人の方が太平洋を渡ったそうです。
こんなに昔から日本とハワイの親交は行われていたんですね。
映画『ブルーハワイ』
1961年にはエルヴィス・プレスリー主演の映画『ブルーハワイ』が日本でも公開され、大ヒットしました。
1963年には加山雄三主演の『ハワイの若大将』が撮影されました。
加山扮する主人公が、ワイキキの浜辺でウクレレを弾いたり、サーフィンに挑戦したり…。
当時の 「夢のハワイ」のエッセンスを詰め込んだこの映画は、推定観客数295万人という驚異的なヒットとなったそうですよ。
日本人にとっての海外旅行は、ハワイと直結び付く形で幕を開けることになったようです。
日本の海外渡航自由化
東京オリンピック開催を半年後に控えた1964年4月1日、日本政府は観光目的の海外渡航の自由化を認めました。
約50年前は自由に海外へ行けなかったなんて、今となっては驚きです。
これに併せて、お酒のキャンペーンやクイズ番組の賞金としてハワイ旅行が準備されていたようです。
平均月収が6万円の頃に旅行代金が36万円ぐらいだったそうで、ハワイは「高嶺の花」の存在だったんですよ。
円高ドル安&バブル経済
1970年に「ジャンボジェット」が大量送客を可能としていたので、この頃のハワイの旅行代金はかなり安くなっていたようです。
1986年から1991年にかけてのバブル景気の時期には、円高ドル安だったこともあって、「ショッピング天国」だったようですよ。
この時期に発行されたガイドブックには ホノルルのショッピングモール、特に高級ブランドのブティックや免税店の詳しい情報が掲載されていたようです。
日本人のハワイ好きは、海外に自由に行けるようになった時代や、経済の変化が大きく関わっていそうですね。
ハワイでは日本人への差別があるの?
ハワイは様々な人種や民族が集まって構成されているため、 人種差別を感じることが少ない場所のようです。
実際には全くないわけではないのですが、本当に少ないようです。
特にワイキキ周辺は日本人観光客が多いので、より人種差別的な偏見を感じることが少ないのかなと思います。
私も何度かハワイへ行っていますが、皆さんとても親切にしてくれます。
日系の方はご自身のお祖父さんやお祖母さんに習った日本語で話しかけてくれたりもしますよ。
これも、150年前に移民として異国の地ハワイで礎を築いてくれたご先祖様のおかげですね。
ハワイのおすすめのお土産
せっかくハワイに行ったならたくさんのお土産を買って帰りたいですよね。
友達へ渡す分はもちろん、楽しかった時間を思い出すためにも 自分用のお土産はマストだと個人的には思ってます。
自分にも友達にもお役立ちなお土産を探せば選ぶ時間も楽しく過ごせそうですね。
お役立ち・ハワイのおすすめのお土産1
ハワイでも レジ袋の使用を減らす活動をしているスーパーがあります。
なので、エコバッグはとっても活躍するんです。
小さくまとめることができるので持って帰る時もかさばりません。
しかも布製のしっかりした作りのものがあったり、可愛いデザインのものも多いです。
私は買い物用のサブとしてではなく、お出かけ時のメインバッグとしても使っていますよ。
お役立ち・ハワイのおすすめのお土産2
次は女性限定になっちゃうかもしれませんが、フェイスマスクはどうでしょう?
肌も潤うし、つけている間はお花やフルーツの香りを楽しむことができるので、日本に帰ってきてからもハワイ気分を楽しめそうですよ。
お役立ち・ハワイのおすすめのお土産3
お子さんがいらっしゃる方へのお土産に絆創膏も良さそうですね。
明るくポップな色使いの絆創膏ならそんなに大した怪我でない時でも使っちゃいそうですね。
特に女の子に喜ばれるようですよ。
お役立ち・ハワイのおすすめのお土産4
可愛いハワイアンなプリントがされたポーチもオススメです。
ポーチっていくつあっても助かりますよね。
バッグの中のたくさんのアイテムを分けるのに便利ですし、ポーチを見るたびにハワイでの楽しかった思い出が蘇りそうですね。
お役立ち・ハワイのおすすめのお土産5
気がつけば、男性に渡せるお土産がありませんでした。
リップを使っている男性は多いでしょうし、またはこれをきっかけに使ってもらいましょう。
色々な香りがあるので、好きなものを選んでもらうのも良いですね。
ハワイは日本人だらけ?のまとめ
→ウルフギャング・ハワイの服装やドレスコード!禁止アイテムは何?
→ハワイ旅行で機内の服装やコーデ!季節別の注意点と便利グッズを紹介
→ロコの意味や使い方は?ハワイアンとの違いやロコモコとは関係ある?
いかがでしたか?
今回は歴史を紐解く形で、ちょっと(かなり!?)真面目なお話になりましたが、ハワイと日本の関係性を少し垣間見ることができたでしょうか?
その昔、ハワイの王様は日本の皇族にハワイへお嫁さんとして来てくれるようお願いに来られたことがあったそうですよ。
もし、成立していたらハワイはますます日本人で賑わっていたかもしれませんね。
以上、「ハワイが日本人だらけで多い理由は?南国のリゾートでも差別がある?」をご紹介しました。