遠足や子供の運動会などお弁当を作る日に欠かせないアイテムといえば、 保冷バッグですよね。
みなさんは、保冷バッグの効果を最大限に発揮できる使い方を実践できていますか?
漠然と保冷バッグにお弁当箱や水筒を入れるだけになっている方も多いと思います。
でも、保冷バッグの効果的な使い方をすれば、もっと安全で美味しいお弁当を食べることができますよ。
保冷バッグの効果的な使い方やおすすめの保冷バッグについてまとめたので、是非参考にしてみてくださいね。
目次
保冷バッグの効果とは?
保冷バッグを使うシーン
・運動会・遠足
・部活動やクラブ活動の大会や試合
・冷凍食品や生鮮食品の一時保存
保冷バッグは 学校やクラブ活動の行事ごとで使うイメージが強いですが、 普段のお買い物でも上手に活用することで、日常の不便な事や困った事を解決することができちゃいます。
例えば、少し遠いスーパーへ買い物に行った時に、お肉やお魚の安売りをやっていたとします。
消耗品や食料品は1円でも安く買いたいというのが主婦の願望ですが、持ち帰るまでに暑さで食品が傷んでしまうんじゃないかと躊躇してしまうことはありませんか。
タダで保冷剤をもらえれば問題ないのですが、場所によっては有料となり、安いお肉やお魚を買っても結果的に高くついてしまうということも、、、。
そんなときに保冷バッグがあれば、生鮮食品を傷ませることなく自宅まで持ち帰ることができますよ。
保冷剤があれば一緒に保冷バッグに入れると効果を十分に発揮できますが、もし保冷剤がない場合は、アイスや冷凍食品など冷たい商品と生鮮食品を保冷バッグに入れれば、保冷剤の役割を果たしてくれますよ。
たくさん詰め込みすぎると冷えにくくなってしまうので、他の食品はレジ袋やエコバッグに入れるようにしましょう。
保冷バッグの種類
・布製の保冷バッグ
・プラスチック製のクーラーボックス
保冷バッグには お弁当箱などを入れる布製の保冷バッグと、 魚やペットボトル飲料を入れるときに使用するプラスチック製のいわゆる「クーラーボックス」の2つに分類されます。
この2種類から素材の違いや大きさの違いによって様々な商品が発売されています。
日常使いしやすいのは布製の保冷バッグなので、お弁当のサイズに合わせた布製の保冷バッグを1つ常備しておくと良いですよ。
クーラーボックスは釣りをしたり、バーベキューやキャンプなど大きな物を入れる機会の多い家庭は持っていると便利です。
離れたスーパーまで買い物に行くことの多い方は、レジ袋にもなる大きめサイズの保冷バッグがおすすめです。
保冷バッグの効果的な使い方は?
保冷バッグの効果的な使い方1:保冷剤の入れ方
保冷剤や氷を使う場合は、氷で中の物を挟むようにして入れましょう。
冷たい空気は下に溜まる性質を持っています。
なので、お弁当箱の下に保冷剤を敷くだけではなく、お弁当箱の上にも保冷剤を乗せてサンドイッチ状態にすることで保冷効果をアップさせることができます。
また、温かいままのお弁当箱を入れるのは避け、冷ました状態で入れるようにしましょう。
お弁当箱の中をすぐに冷やすほどの効果は保冷バッグにはないので、お弁当箱が冷める前に中身が傷んでしまいます。
また、温かいお弁当箱にすぐフタをすると、温度の変化によって空気が縮小され、フタが開かないこともあるので、注意してくださいね。
保冷バッグの効果的な使い方2:開閉は素早く
保冷バッグを開けっ放しにしていると、せっかく保冷剤で冷やした冷気が外に逃げてしまいます。
なので、保冷バッグは開けたらすぐに閉めるようにしましょう。
特に、クーラーボックス型の保冷バッグは開け口が広いので、冷気がすぐに逃げてしまいます。
長時間保冷効果を持続させたい場合は、必要な分だけ出して、無駄に開ける時間を減らすと良いですよ。
すぐに欲しいものが見つけられるように、バッグインバッグを使って、細かい仕切りをつけて保冷バッグの中身を見やすくしておくのもおすすめです。
食後のフルーツが入ったお弁当箱がある場合は、食事中は保冷バッグにしまったままにして、食べるときに取り出すようにすると冷たいフルーツを食べることができますよ。
保冷バッグの効果的な使い方3:日陰に置く
保冷バッグの効果を発揮させるためには、保冷バッグの置き場所がとても重要になってきます。
保冷バッグは日向を避け、日陰に置くようにしましょう。
夏の日向は40度を超えるほどの暑さになることもあります。
特に、アスファルトの上は地面の温度が高くなりやすいので、要注意です。
テントや木の陰になる場所を探し、ベンチなどがあれば地面ではなくベンチの上に置くようにするとさらに良いですよ。
時間が経つと太陽の動きによって日陰の位置が変わるので、こまめに太陽の向きを確認して、場所の微調整を行なってくださいね。
保冷バッグを効果的に使う保冷剤の数は?
保冷バッグ自体が冷却効果を持っているわけでなく、冷却材を入れて冷えた空気の温度を維持する効果があります。
なので、保冷剤を入れることで保冷バッグの中の空気を冷やすことは、保冷バッグの効果を十分に発揮するためにとても重要なことなんですよ。
また、保冷バッグの大きさが大きくなるほど中の空気量も増えるので、保冷剤を増やす必要があります。
お弁当箱サイズの保冷バッグ→1〜2個
トートバッグサイズの保冷バッグ→3〜5個
クーラーボックスサイズの保冷バッグ→5〜10個以上
これらの量を目安に保冷剤を入れるようにしてくださいね。
入れ方は先ほどお伝えした通り、サンドイッチ入れを意識してみてください。
保冷バッグに保冷剤を入れなくても効果はある?
秋や冬であれば食べ物を常温に置いておいても痛むことは少ないですよね。
ということは、保冷バッグの温度と寒い時期の外気温が同じであれば、保冷剤なしでも十分い保冷バッグは機能するんです。
冬ならスーパーで買った生鮮食品やアイスを、そのままレジ袋やエコバッグに入れて持ち帰りますよね。
でも、車の中で暖房を使っていると、買ったものが温まってしまわないか心配になりませんか。
そんなときには、例え保冷剤の用意がなくても、保冷剤なしの保冷バッグを使えば、レジ袋に入れるよりも冷たい空気を維持したまま自宅に帰ることができますよ。
保冷バッグのお手入れ方法
保冷バッグは内側がアルミ素材になっています。
汁物をこぼしても外まで染み込みにくいため、乾拭きをするだけでほとんどの汚れを取り除くことができます。
乾拭きで取れない場合は、水拭きをした後に乾拭きをし、直射日光を避けた風通しの良いところで自然乾燥しておけば大丈夫。
でも、いくらアルミ素材で汚れにくいといっても、取っ手部分やファスナー部分は汚れてしまうことはありますよね。
そんな時は洗濯機の使用はせず、洗濯用洗剤を溶かしたぬるま湯で手洗いすることで、しっかりと汚れを落とすことができますよ。
つけおきしておくと洗浄効果もアップしますが、素材によっては色落ちしてしまうこともあるので、説明書や製品タグをチェックするようにしてくださいね。
クーラーボックスの場合は、丸ごと水洗いをし食器用洗剤を使っても大丈夫です。
口にするものを入れるバッグなので、定期的にお手入れをして常に清潔な状態を保つよう心掛けましょう。
おすすめの保冷バッグをご紹介!
おすすめの保冷バッグ:レジカゴ型エコバッグ
最近はエコ意識が高まり、スーパーのレジ袋を使うのではなく、エコバッグを使う人も増えてきていますよね。
レジカゴ型の保冷バッグを使えば、レジで支払を済ませるときに店員さんが精算カゴにバッグをかぶせて、購入した商品の袋詰めをしてくれます。
トートバッグ型のエコバッグも便利ですが、精算カゴの下に埋もれた重いものから入れ直す必要があるので、とても手間がかかります。
レジカゴ型ならその手間もなく、保冷バッグ効果で購入した商品を暑さで傷ませることなく自宅まで持ち帰ることができますよ。
おすすめの保冷バッグ:オシャレな保冷バック
ハンナフラの保冷バッグは、大容量なのにデザインがとてもかわいいとママさんに大人気の保冷バッグなんです。
カラフルでどんなに可愛いキャラ弁を作っても、そのお弁当箱を入れる保冷バッグが冴えないデザインでは、子供も喜んでくれませんよね。
500mlのペットボトルが6本も入るサイズなので、子供の運動会やピクニックで家族分入ったの大きめのお弁当を入れるときに重宝しますよ。
普段使いでも、お弁当箱と一緒に冷凍させたペットボトルの飲み物を入れれば、保冷剤代わりにもなり、冷えた飲み物も飲め、保冷剤を入れる重さも減らせるので、一石二鳥にも三鳥にもなりおすすめです。
おすすめの保冷バッグ:洗える保冷バッグ
毎日のお弁当に使っていると、どうしても汚れてきてしまいますよね。
食べ物を入れるものだから丸洗いをして常に清潔な状態を保ちたい!と考えている人におすすめなのが、dsk.pigの洗える保冷バッグです。
dsk.pigの洗える保冷バッグは、内側のアルミ素材のバッグを取り外すことができるんです。
なので、外側の布地はトートバッグのように洗濯機で丸洗いすることができちゃいます。
内側はアルミ素材で水を弾くので、汚れたら布で拭き取れば綺麗を保つことができますよ。
外側と内側の素材はボタンで留められているので、使っていても生地同士がずれる心配もありません。
これで毎日作る子供のお弁当も常に清潔な状態で持ち運びすることができますね。
夏は保冷バッグの効果を最大限発揮させよう
→保冷剤はコンビニに売ってる?すぐに使えて代わりになる代用品とは?
→保冷剤の作り方!簡単で効果的な方法やケース・カバーの手作りのアイデア
夏は気温がぐんと上がり、食べ物が痛みやすい季節になります。
傷んだ食品は食中毒などの原因になってしまうこともあるので、保冷バッグを上手に使って、夏の暑さから食べ物を守りましょう。
以上、「保冷バッグの効果的な使い方は?買い物や運動会などで長時間冷やすコツも!」について紹介しました。