伊勢神宮の紅葉の時期に行ってきました。
地元が東海地方なので、ことあるごとに伊勢神宮へ行っていたのですが、紅葉の時期に参拝するのは初めて。
伊勢神宮は季節を変えて何度も行きたくなる場所なんですよね。
今回は実際に紅葉の時期に行ってきた感想を写真と共に紹介していきたいと思います。
伊勢神宮の見頃時期の渋滞状況や混雑状況、そしておかげ横丁の絶品グルメについてもまとめましたので、秋のお出掛けの参考にしてみてくださいね。
目次
伊勢神宮の紅葉の見頃時期は?
伊勢神宮の紅葉は11月中旬頃から色づき始め、11月下旬~12月上旬頃に見頃を迎えます。
伊勢神宮の見どころとして有名なのは五十鈴川沿いの紅葉です。
内宮に入ってすぐの宇治橋から五十鈴川を背景に写真を撮る方も多く、特に紅葉の時期は宇治橋は時間を問わず混雑しています。
私が行った時に一番紅葉が綺麗だな~と感じたのは、御手洗場からの景色。
五十鈴川の向こう岸の木々が真っ赤に色付いて綺麗でしたよ。
私が行った時には逆光で写真が上手く取れなかったので、代わりに素敵な動画を見つけてみました。
内宮には手水舎がありますが、伊勢神宮へお参りの際には御手洗場でお清めしてから参拝するといいですね。
参照元URL:https://youtu.be/hkip50RaRvM
また風日祈宮橋から眺める紅葉も美しいです。
内宮の入り口から離れた場所にある風日祈宮では風の神様がお祀りされています。
宇治橋を小さくしたような風日祈宮橋からは、紅葉と川のせせらぎという贅沢な空間に出会えますよ。
伊勢神宮は紅葉の名所なの?
紅葉の時期に伊勢神宮に行こうと思い11月下旬に訪れたのですが、 実は個人的にはちょっと拍子抜けした感じでした。
もちろん先ほど挙げた御手洗場からの紅葉は素敵です。
が、京都の神社仏閣のように境内全体が紅葉で彩られるといった光景は見られないんですよね。
というのも伊勢神宮内には杉の木など季節が変わっても色づかない木々が多いため、想像しているような景色ではなかったのです。
大きな杉が多く、敷地内のところどころにモミジが色づいているといった印象だったので、参考にしてみてくださいね。
とはいえ、伊勢神宮の紅葉は素敵なのでぜひ一度訪れてみてください。
伊勢神宮の紅葉:見頃時期の混雑状況
伊勢神宮の紅葉の見頃である11月上旬頃から12月上旬頃までは、平日休日問わず混雑します。
特に混み合うのはやはり土日祝日となっています。
内宮外宮ともに敷地が広いため入場制限をすることはありませんが、先ほど紹介した紅葉が綺麗に見られる御手洗場や風日祈宮橋は人人人。
他人を気にしつつ写真を撮らなくてはいけない状態になります。
もちろん混雑回避をするためには平日に行くのが一番なんですが、「土日しか休みが取れない!」って方が多いですよね。
土曜日か日曜日のどちらに行こうか迷っている場合は、土曜日に行くのがおすすめです。
伊勢神宮の駐車場の予想カレンダーでは、過去の混雑状況からいつが混み合うのかを分かりやすく色分けしてくれています。
それを参考に見てみると、 日曜日よりも土曜日の方が混雑度合いが少ないのが分かります。
週末に行く予定があるなら、土曜日に行くのがベターと覚えておきましょう!
とは言っても、11月下旬~12月上旬の紅葉の時期は土日祝はかなり混雑するので早め早めの行動をおすすめします。
伊勢神宮の紅葉:駐車場や渋滞状況
11月下旬に行った時、驚いたのが駐車場がめちゃくちゃ混雑していることでした。
私は電車+レンタサイクルで行ったので、渋滞や駐車場待ちに巻き込まれることなく行くことができたのですが、駐車場待ちの車がズラ~っと並び、電光掲示板には1時間~2時間待ちと表示されていました。
公共交通機関を使って行くのが一番ですが、お子様連れやおじいちゃんおばあちゃんと一緒にお伊勢さんに行くとなると、車を選択せざる負えないですからね。
車で行くとなると駐車場問題は避けて通れないので、事前にしっかりと何時頃が混雑するのかを調べていくのを強くおすすめします。
そこで事前にチェックしておきたいのが「伊勢地域観光交通対策協議会」のホームページ。
このサイトでは現時点での伊勢神宮周辺の駐車場の空車や混雑状況をリアルタイムで配信してくれています。
伊勢市内や伊勢神宮周辺の渋滞情報もWEBカメラで見ることができるので、当日の行き帰りには混雑状況の参考にもなりますよ。
何時くらいが渋滞のピークなのか調べてみると、伊勢地域観光交通対策協議会の回答はこうでした。
お昼過ぎが渋滞のピークとなりますが、日中は渋滞している可能性があります。内宮周辺では9時過ぎから始まって、17時頃まで渋滞していることもあります。
また、お帰りの際も渋滞となる場合があります。参照:伊勢地域観光交通対策協議会
すでに 朝9:00頃から渋滞が始まっているとは驚きです!
伊勢インターを出て伊勢神宮内宮の駐車場までは通常5分~10程度となっているのですが、混雑ピーク時には60分かかることもあるとのこと。
インターから1時間かけて内宮に到着しても駐車場に停めるのに60分待ちなんてこともあります。
やはり混雑回避するためには、他の人と同じ行動をとらないのが鉄則。
伊勢神宮の参拝時間は10〜12月は5:00〜17:00となっているため、朝早く行き混雑が始まる前に参拝を済ませるのもありですね。
おかげ横丁も昼頃は混雑するため時間をずらして食事をとると少しは混雑回避できます。
車で向かう場合は、伊勢地域観光交通対策協議会のホームページをフル活用して、予め混雑状況を確認してから出掛ける事をおすすめします。
伊勢神宮の紅葉狩りを写真付きでレポ
ここからは私が実際に紅葉の時期に行った感想を写真付きでお伝えした行きたいと思います。
混雑を避けるなら公共交通機関を使って行くのが一番のおすすめということで、今回は電車とレンタサイクルを使って参拝することにしました。
伊勢神宮に行くなら外宮⇒内宮を参拝するのが正しいお参りの方法なんですよね。
伊勢神宮のホームページにもその理由が詳しく書かれています。
神宮のお祭りは、「外宮先祭げくうせんさい」といって、まず外宮から行われます。
外宮の豊受大御神とようけのおおみかみさまは天照大御神あまてらすおおみかみさまのお食事を司る神さまですので、内宮に先だって神饌しんせんと呼ばれる神さまのお食事をお供えします。
お祭りの順序にならい、お伊勢参りは外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。
参照:伊勢神宮のHP
ということで、まずは外宮の最寄駅である「伊勢市駅」で下車しました。
「伊勢市駅」から外宮入口までは徒歩13分程度で、外宮参道にはお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいました。
アレコレ見ながら行くと歩いていても苦になりませんね。
まずは豊受大御神が御祭神である外宮へ参拝します。
敷地内に入ると一気に空気感が変わります。
11月下旬に行ったのですが、外宮では紅葉をしているスポットはほとんどありませんでした。
紅葉しない種類の木々が多いからですね。
参拝を終えて、外宮のすぐ近くにある伊勢市観光案内所でレンタサイクルを借りる手続きをします。
料金は4時間で500円、4時間以上で800円でした。
ちなみに外宮から内宮までは約5.5㎞あり徒歩移動ではちょっと厳しいため、バスやレンタサイクルでの移動をおすすめします。
自転車だと外宮から内宮までは20~30分程度かかります。
ルートによってはアップダウンが激しいですが、体力のある方は混雑も渋滞もしないレンタサイクルでゆっくりと景色を見ながら内宮へ向かうのは気持ちがいいですよ。
紅葉が綺麗に見えるルートを係の方に聞いていったのですが、アップダウンが激しく半袖になって必死に自転車をこぎこぎ。
比較的、平坦な道が多いルートもあるので、係の方に聞いて行くといいと思います。
内宮の駐輪場は「内宮A4駐車場」の横にあり、内宮の入り口からすぐの場所とかなり便利です。
しかも駐輪料金は無料!
節約しつつサイクリングを楽しめるのは嬉しいポイントです。
レンタサイクルにしっかりと施錠して、いよいよ内宮参拝です。
紅葉の見頃時期だけに入り口もかなり混雑しています。
モミジも色づいていますね。
池に反射する逆さモミジも素敵。
それでは内宮を参拝します。
ちなみに内宮の本殿を撮影できるのは石段の下までとなっています。
無事、内宮で参拝することができたので御朱印も頂きました。
こちらは意外と空いていてすぐに頂くことができましたよ。
内宮外宮の御朱印はとっても素朴な感じです。
おかげ横丁でお腹を満たして、再び自転車に乗って外宮へレンタサイクルを返しに行きます。
帰り道は下り坂が多かったせいか20分程度で到着しました。
天気がいい日で時間に余裕があったり、ゆっくりと伊勢神宮を巡りたい方にはレンタサイクルはかなりオススメです。
通学や通勤のために片道20分程度のサイクリングはきつく感じますが、外宮から内宮へ行くと思うとありがたい気持ちで楽しく、足取りも軽かったですよ!
時間に余裕があれば内宮の帰り道にある「みちひらきの大神」が祀られている猿田彦神社、縁結びの神様が祀られている佐瑠女神社にも訪れるといいですね。
今回は時間がなかったので次回行く時はそのルートで行きたいと思っています。
伊勢神宮周辺の絶品グルメ
内宮の参拝後にもう一つのお楽しみである「おかげ横丁」にも寄ってきました。
「おかげ横丁」には美味しいものがたくさん!ということで、食べ歩きをすることに。
ここからは実際に食べてみて美味しかったおすすめグルメを紹介していきたいと思います。
まずは腹ごなしに名物の赤福を食べることになったのですが、 すごい行列でした。
行列に並ぶのが嫌で周辺の甘味処屋を覗いてみたら、値段が倍近くするためやはり赤福に並ぶことに。
20人ぐらい並んでいたものの回転率が良いためか思ったよりも早く食べることができました。
店内はテーブルがなくゆっくりお茶しながらゆっくりできる雰囲気ではなく、赤福を食べたらサッと店を出る方がほとんど。
行列ができていても意外と早く席について食べることができます。
店内奥には五十鈴川の景色を見ながら食べられる席もあります。
甘いものの次はしょっぱいモノが欲しくなり、おかきのお店で激辛を注文。
辛いもの好きにはたまりませんね!
唐辛子味だけでなく色々なフレーバーもあります。
牛鍋や牛丼が有名な「豚捨」で人気があるのが100円のコロッケです。
「豚捨」はいつも並んでいる行列の店。
初めて来たときに100円のコロッケって安いだけで味はどうなの?と思ったのですが、一口食べて納得しました。
衣はサクサクで中はジューシー!
巷で言い尽くされた表現しかできない自分の語彙の少なさで、美味しさが伝わらないのが残念なくらいです。
しっかりと味付けされておりソースがなくても満足できる美味しさ。
ちなみに「豚捨」という変わった屋号にはこんな言い伝えがあるそうですよ。
この店の牛肉があまりにもうまいから「豚なんか捨てちまえ!」と客が豚肉を投げ捨てた。
というのが豚捨のはじまりだという。「豚捨」の公式ホームページより
それくらい美味しいお肉を使っているからコロッケも激ウマなんですよね。
伊勢と言えば柔らかめの麺を使用した「伊勢うどん」が有名。
名古屋のバリカタ麺の味噌煮込みうどんで育った私にとっては、伊勢うどんの柔らかさは衝撃的でした。
今回は伊勢醤油本舗さんの「伊勢焼うどん」を食べてみることに。
店先の鉄板で作るため調理中の様子も見ることができますよ。
伊勢醤油本舗さんの「伊勢焼うどん」だけに、こだわりの醤油を使用しているとのこと。
かなり色が濃いので味が濃そうに見えますが、思ったよりも濃くなく美味しく頂けました。
焼うどんにすることで食感も通常の伊勢うどんよりも固めに感じ、個人的には焼うどんにした方が好みだな~と思いました。
その他にも伊勢醤油を使ったソフトクリーム、プリン、あげまんなども販売しています。
伊勢神宮の紅葉狩りは混雑覚悟で
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ここまで伊勢神宮の紅葉の時期の見頃や混雑状況についてまとめてきました。
11月下旬~12月上旬のピーク時、車で行く場合は伊勢インターを出てからは渋滞しますし、駐車場に停めるのにもかなり時間がかかります。
出来れば公共交通機関を使っていくのがベストなんですが、どうしても車で行く場合は、午前9時までには内宮の駐車場に到着するくらい早め早めの行動を心掛けるといいと思います。
渋滞や駐車場の列に並ぶと予想して暇つぶしできるアイテムを用意したり、トイレを済ませておくことも忘れずに。
お子さんがいる場合は特に気を付けたいですね。
以上、「伊勢神宮の紅葉!見頃時期の渋滞&混雑状況や絶品グルメのまとめ」について紹介しました。