小学校1年生・2年生の夏休みの宿題の定番ともいえる、交通安全ポスター。

交通安全の絵や標語を書くことによって、交通安全の大切さについて親子で学ぶことができます。

交通安全ポスターにはどんなデザインや、標語がふさわしいのでしょうか。

今回は小学校1年生・2年生向けの交通安全ポスターの書き方について紹介します。

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1年生・2年生の交通安全ポスターの簡単な書き方や流れ

交通安全ポスターの書き方:標語を決める

まずは交通安全ポスターに書く 標語を決めましょう。

標語はポスターのテーマとなる、一番重要な部分です。

どんな標語を書くかによって、ポスターのデザインも決まります。

あまり難しい漢字を選ばず、小学校1年生・2年生が使えるような簡単な漢字を使いましょう。

習っていない漢字を無理に使うと書き慣れていないので、レタリングも崩れてしまいます。

「交通安全ポスター 標語」と検索すれば、過去の交通安全ポスターに使われた標語が見つかります。

ぜひ参考にしてみてください。

交通安全ポスターの書き方:下書きは念入りに

いきなり絵の具やクレヨンで交通安全ポスターを書き始めると、間違えてしまった時に修正が効きません。

特に交通安全ポスターは自転車や自動車、標識など細かいパーツを正確に書く必要があります。

必ず 鉛筆で下書きをしてから、絵の具やクレヨンを使いましょう。

交通安全ポスターの下書きのポイント
・はっきり書きすぎない
後で消すのが大変、鉛筆の黒い色が残って汚くなる
※HBやBなど固めの鉛筆で書くのがおすすめ
・茶色や黄色など、色の薄い鉛筆を使う
→下書きが残ったとしても、見えにくい、汚く残らない

交通安全ポスターの書き方:色を使い分ける

交通安全ポスターを書く時には、 色の使い方も重要です。

せっかく時間をかけて書くのだから、多くの人に見てもらえるようなポスターにしたいですよね。

白線や横断歩道がはっきり見えるように、道路のグレーや黒は塗り残しのないようにしましょう。

交通安全ポスターは人の目を引くことが大事。

道路の色が暗い分、人物や車、自転車などは目立つようにしっかりと 色を使いましょう

赤や黄色、青などの原色がよく目立ちます。

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小学校低学年で交通安全ポスターの書き方の注意点は?

正確に書く

交通安全ポスターは交通安全を訴えることが一番の目的。

正しい横断歩道の渡り方や、自転車のマナーを伝えなければなりません。

そのために道路や横断歩道など、交差点の描写は 正確にしましょう。

交通安全ポスターで間違いやすいポイント

・信号は正しい順番で書かれているか

→歩行者用は上から赤、青 自動車用は左から青、黄色、赤
・車は左車線にあるか
・停止線は書かれているか
・道路標識は正しく書かれているか

小学校1年生ですと、まだ正しい交差点や道路のイメージができない場合も多いでしょう。

仕上げの際に「書き忘れを見つけた」なんてことにならないよう、下書きの時点でしっかりと本人と大人が確認することが大事です。

パーツの書き忘れに注意する

横断歩道や信号の描写だけでなく、 自転車や、自動車のパーツの書き忘れにも注意が必要。

書き忘れやすいパーツ
(自転車)
・ブレーキ
・ベル
・ライト
・ペダル
・反射材
(自動車)
・シートベルト
・ドアミラー
・ライト
・ナンバープレート

自転車のブレーキや、自動車のドアミラーは、特に書き忘れが多いパーツです。

写真や動画などでしっかり自転車や自動車を観察してから書くのがおすすめ。

図鑑などを利用すれば、自転車や自動車の仕組みを知るいい勉強にもなります。

自家用車など、実際にある車をモデルに書く場合は、実際のナンバープレートの番号や記号は書き写さないようにしましょう。

固有名詞やキャラクターを使わない

交通安全ポスターでは、著作権の観点から既存のキャラクターや企業名、個人名はNG。

車好きなお子さんは、ついつい自分の好きな車種を書きたくなりますが、車種が特定できるようなデザインは控えましょう。

自動車は、ベンツやBMWなど、そのメーカーのものとして、広く認知されているマークも使用できません。

自分の好きなアニメのキャラクターを書くのはNGなので、特に低学年は要注意ですね。

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小学校低学年の交通安全ポスターの標語の例

小学校1年生・2年生の交通安全ポスターにふさわしい標語にはどんなものがあるのでしょうか。

標語の例(歩行者向け)
・よくみてわたろう
・てをあげてわたろう
・とうげこう おしゃべりはみだし あぶないよ

 

標語の例(自転車向け)
・とび出さない いったんとまって みぎひだり
・ちゅういして くるまがくるかも まがりかど
・自転車と いつも一緒 ヘルメット

 

標語の例(自動車向け)
・うしろでも シートベルトを つけようね
・お酒をのんだらのらないで
・いつもより スピードでてるよ お父さん

「いのちより スマホの方が 大事なの?」

「メールきた スマホみてたら くるまきた」

など、最近の風潮を反映したものも目を引きますね。

標語は、何より誰が見ても意味が分かるような、 シンプルで短いものがおすすめ。

すべて漢字で書く必要はありませんが、ひらがなだけよりも、書ける漢字は使用するようにしましょう。

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小学校低学年の交通安全ポスターのデザインの例

1年生の交通安全ポスターの例


信号や横断歩道が正しく書かれています。

また人物の服装や車も色鮮やかに書かれているので、いいアイキャッチになっていますね。

男の子の手にスマホが握られているのも、現代社会に沿った描写です。

どの動作がOKで、NGなのかも「〇」と「×」の記号で分かりやすく書かれています。

2年生の交通安全ポスターの例


平成30年度の交通安全ポスターコンクールで実際に 入賞した作品です。

標語も人物も画用紙いっぱいに大きく書かれていて、とてもインパクトがありますね。

信号や横断歩道も正しく書かれています。

標語の「おおきな」という部分を赤く目立たせているのも、ポイント。

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交通安全ポスターを書くときに便利なアイテムは?

サクラ水彩絵の具

サクラ水彩絵の具12ml12色ポリチューブ入りニュークイックキャップ(ワンタッチキャップ)

文具メーカーの老舗、サクラの水彩絵の具です。

サクライ水彩絵の具の特徴
・ケースがソフトビニール→紙の箱のようにボロボロになりにくい
基本の12色入り→捨て色がない
・開けやすいニュークイックキャップを採用

小学校1年生・2年生でも使いやすい特徴が揃っています。

なくなった色があれば、単品で買い足すこともできます。

サクラクレパス

サクラ水彩絵の具12ml12色ポリチューブ入りニュークイックキャップ(ワンタッチキャップ)

クレヨンの定番、サクラクレパスです。

サクラクレパスの特徴
・柔らかく、書きやすい
基本の16色入り→捨て色がない
・開け閉めしやすいボタンつき
・鮮やかな発色

力の弱い小学校1年生・2年生でも書きやすい柔らかさのクレヨン。

筆圧や角度を変える、指でぼかすなどのアレンジを加えると更に表現の幅が広がります

発色もきれいなので、交通安全ポスターにはぴったりですよ。

1年生・2年生も交通安全ポスターの書き方をマスター

ポイントを押さえれば小学校1・2年生でも素敵な交通安全ポスターを書くことができます。

交通安全ポスターの課題を通して、交通安全の重要性や、交通の仕組みも学べるといいですね。

以上、 「交通安全ポスターで1年生・2年生(小学校の低学年)の書き方は?デザインや標語の例!」を紹介しました。

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