お正月といえば、 のし餅を購入したり作ったりするご家庭も多いのではないでしょうか。

切り分けてパックになっている餅とは一味違ったおいしさがありますが、 くっつかずにきれいに切り分けるのはなかなか難しいですよね。

そこで今回は、のし餅の切り方のコツやのし餅を切る際にあると便利なグッズ、のし餅の保存方法などをまとめて詳しくご紹介します!

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のし餅を切るタイミングはいつ?

つきたてののし餅はいつ切るのか、タイミングに迷いますよね。

つきたてはとても柔らかく切りにくいので、のし餅を切るタイミング翌日がベスト

また、時間がたちすぎるとのし餅は固くなってしまい、切るのに一苦労です。

さらにのし餅をそのままにしておくと乾燥して風味が落ちたり、カビが生えたりするので、買ってきた翌日に切り分けて冷凍庫や冷蔵庫で保存しておきましょう。

のし餅の切り方のコツとは?

のし餅の切り方のコツ1:まっすぐ下に押し切る

参照元URL:https://youtu.be/vRpxgEcG378

のし餅の切り方のコツその1は、「 まっすぐ下に押し切る」です。

のし餅の上に包丁を置き、まっすぐ下に体重をかけて切ります。

包丁を前後に動かしながら切ってしまうと、とても時間がかかる上に、のし餅の形や切り口が悪くなってしまうので気を付けてくださいね。

ビニールパックになっているのし餅は、袋に入れたまま切ると切りやすいですよ。

のし餅の切り方のコツ2:縦にして切る

のし餅の切り方のコツその2は、「 縦にして切る」です。

のし餅は、1回の切る長さを短かくすると、切りやすくなります。

縦向きにしたのし餅を、横向きに持った包丁で押し切ると楽に切れますよ。

のし餅の切り方のコツ3:糸などをガイドラインにして使う

のし餅の切り方のコツその3は、「 糸などをガイドラインにして使う」です。

のし餅が入っている袋に、まっすぐ切るためのガイドラインが入っている場合もありますが、ないときはきれいに切るのはなかなか難しいですよね。

油性ペンのマジックなどで、餅の袋に線を引いてもOKですが、油性ペンを使うのに抵抗がある人は糸がおすすめ。

糸をテープで固定しガイドラインとして使うと、まっすぐきれいに切れますよ。

テープなどで糸を固定して、その線に合わせてのし餅を切ります。

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のし餅の切り方で簡単な方法は?

のし餅の切り方で簡単な方法1:ハサミを使う

のし餅の切り方で簡単な方法その1は、「 ハサミを使う」です。

まだ柔らかさのあるのし餅であれば、ハサミを使うことで簡単に切れます。

ポイントはアルコールスプレーなどでしっかり消毒をしてから使うことと、大きめのハサミを使うこと。

キッチンバサミなどの柄の短いものよりは、柄の長いハサミがおすすめです。

のし餅の切り方で簡単な方法2:手で折る

参照元URL:https://youtu.be/5W0rn9TIc1s

のし餅の切り方で簡単な方法その2は、「 手で折る」です。

固くなってしまったのし餅であれば、手で折ってしまうのもひとつの手。

切りたい部分に包丁で切れ込みを入れると、パキッと折れますよ。

包丁で切るよりは、この方が早く切れます。

その代わり折った断面はボコボコしてしまうので、そんなに気にしないという人におすすめです。

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のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法は?

のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法1:包丁を温める

のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法その1は、「 包丁を温める」です。

のし餅を切る前に、包丁を数十秒熱湯につけておくと切りやすくなります。

ポイントは、熱湯につけた後はしっかりと水分を拭きとること。

濡れたまま切ってしまうと、カビが発生してしまうかもしれないので注意してくださいね。

のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法2:大根を切る

のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法その2は、「 大根を切る」です。

のし餅を切る前に1回1回大根を切ると、のし餅も切りやすくなりますよ。

理由としては、大根の水分と、大根に含まれるアミラーゼという成分がのし餅を柔らかくし、切りやすくします。

不思議なことに大根の水分であれば、カビも気にならないのでおすすめ。

のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法3:もちとり粉を使う

のし餅の切り方で包丁にくっつかない方法その3は、「 もちとり粉を使う」です。

もちとり粉とは、餅が包丁にくっついてしまうのを防ぐために使う、片栗粉やコーンスターチ、上新粉のことです。

のし餅を切る際に、もちとり粉を振りかけながら使うと、包丁に餅がつきにくくなり切りやすくなります。

同じ粉でも、小麦粉の場合は水分を含むと、逆に粘り気が出てしまうこともあるので避けてくださいね。

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のし餅を切るときにあると便利なものは?

のし餅のを切るときに便利な鍋つかみ

のし餅のを切るときに便利な鍋つかみは、「 シリコン製鍋つかみ」です。

のし餅を包丁で切る際に、体重をかけて切るので力を使いますよね。

もし滑ってしまい、手を切ってケガをしたら大変なので、シリコン製の鍋つかみがあると便利です。

グリップ力があるため滑りにくく、余計な力を使わなくてものし餅が切れますよ。

のし餅のを切るときに便利なのし餅袋

のし餅のを切るときに便利なのし餅袋は、「 家庭用のし餅袋」です。

のし餅を手作りする際に使用するものですが、マス目のない袋に入ったのし餅を入れ替えることできりやすくなりますよ。

サイズごとにラインナップがあるので、のし餅のサイズに合わせて選ぶことができます。

耐冷性もあるので、冷凍庫にそのままいれてもOKです。

のし餅のを切るときに便利な包丁

のし餅のを切るときに便利な包丁は、「 万能大型包丁」です。

刃渡り34,5㎝の大型包丁なので、大きいのし餅も一気に楽々切ることができますよ。

ステンレス刃物鋼という素材なので、サビにくく衛生的なのもポイント。

のし餅だけでなく、スイカや白菜、かぼちゃなどの野菜を切るのにも重宝します。

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のし餅の保存方法は?

のし餅の保存方法1:片栗粉をまぶす

のし餅の保存方法その1は、「 片栗粉をまぶす」です。

のし餅は冷凍保存すると、長期間の保存が可能になります。

しかし、なんのし下処理もせずに保存してしまうと、水分で餅同士がくっついてしまい、大きな塊になってしまいます。

なので、冷凍保存する際はのし餅の片栗粉を振りかけておくと、適度にのし餅の水分を片栗粉が吸ってくれるのでくっつき防止に。

のし餅が包丁にくっつかない方法同様、コンスターチや上新粉でも代用可能ですが、 小麦粉は避けてくださいね。

また、 冷蔵保存の場合片栗粉を振ってしまうと、どんどん水分を吸ってしまいそこからカビが発生しやすくなるので気を付けましょう。

のし餅の保存方法2:わさびと一緒に保存する

のし餅の保存方法その2は、「 わさびと一緒に保存する」です。

わさびの殺菌効果によって、のし餅と一緒に保存することで、 カビが生えるタイミングを遅らせることができるんです。

キッチンペーパーに包んだわさびと、ラップに包んだのし餅を一緒のタッパーやジップロックなどに入れて保存します。

この時にのし餅をしっかりとラップでくるんでおかないと、わさびの香りが移ってしまうことがあるのでご注意を。

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピは?

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピ1:3色おかき

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピその1は、「 3色おかき」です。

甘い味付けにも、しょっぱい味付けにも合いますよ。

お子さんから、お年寄りまでみんなが楽しめます。

材料

・のし餅 適量

きな粉味

・きな粉 適量

・砂糖 適量

・塩 一つまみ

しょうゆ味

・しょうゆ 適量

・七味 適量

はちみつバター味

・はちみつ 適量

・バター 適量

・塩 一つまみ

 

作り方

☆下準備として、きな粉味、しょうゆ味、はちみつバター味の素を作ります。

きな粉味は、器にきな粉、砂糖、塩を入れ混ぜ合わせます。

しょうゆ味は、器にしょうゆ、七味を入れ混ぜ合わせます。

はちみつバター味は、はちみつとバターと塩を出しておけばOKです。

①固くなったのし餅を、食べやすい大きさに切ります。

②油を薄くしき、油が温まったらのし餅を感覚をあけながら並べ入れます。

⓷のし餅がくっつかないようにフライパンを振りながら、きつね色になるまで揚げます。

④揚がったらお皿に移し、冷める前に事前に作っておいた、きな粉味、しょうゆ味の素を絡めていきます。

⑤はちみつバター味については、先にバターを塗り、味のアクセントに塩をひとつまみ振りかけ、はちみつをお好みで書ければ完成。

ただ単に、塩を振るだけでも香ばしく、おいしく食べられますよ。

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピ2:いちご大福

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピその2は、「 いちご大福」です。

かわいくておいしいいちご大福は、女性に人気がありますよね。

旬のいちごを使えば、おいしさも増しますよ。

材料

・のし餅 切り分けたもの5個

・いちご 5個

・あんこ 大さじ5

・片栗粉

 

作り方

①のし餅を水にさらして、お皿に乗せラップをかけずに、600Wの電子レンジに50秒程かけます。

のし餅が柔らかくなる程度に、様子を見ながらチンしてください。

②バットに片栗粉をしき、柔らかくなったのし餅を乗せます。

手にも片栗粉を付けると、のし餅を丸めやすくなりますよ。

⓷のし餅を広げて、いちごとあんこを乗せて、丸めて完成です。

丸めにくい場合は、あんこを調節したり、いちごをカットするとやりやすいですよ。

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピ3:のし餅入り中華風スープ

のし餅が硬くなった時の食べ方のレシピその3は、「 のし餅入り中華風スープ」です。

炊飯器を使うことで、圧力鍋を使ったように素材がやわらかくおいしくなりますよ。

お好みで、ニンジンや大根など入れてもOKです。

材料

・鶏肉 骨月足 4本

・じゃがいも 1個

・おろしにんにく 大さじ1

・玉ねぎ 1個

・のし餅 200g

・水 500g

・ソウミシャンタン 小さじ3

・塩 少々

・ラー油 少々

・万能ねぎ 少々

・ゴマ 少々

 

作り方

①じゃがいも、玉ねぎ、のし餅を一口大に切ります。

②鶏肉には塩を振り、下味をつけます。

⓷炊飯器に、水、鶏肉、じゃがいも、玉ねぎ、おろしにんにく、ソウミシャンタン、のし餅、塩少々を加え、炊きます。

④炊きあがったら、スープ皿に盛り付け、細かく切った万能ねぎ、ラー油、ゴマをトッピングしたら完成。

のし餅はとろとろ、野菜はホクホク、鶏肉はホロホロの栄養満点なあったかいスープができますよ。

また、上記のレシピ以外で、「 水餅」も人気があります。

とても簡単ですが固くなったのし餅を一晩水に漬けて置くだけで、つきたてのお餅のようになるのでおすすめ。

のし餅の切り方のコツを知って食べよう

のし餅の切り方のコツやのし餅を切る際にあると便利なっグッズ、のし餅の保存方法、固くなったのし餅のおすすめレシピなどをご紹介しましたがいかがでしたか?

のし餅の切り方のポイントなどをしっかりおさえて、お正月の 家事の負担をグッと減らしてくださいね。

以上、「のし餅の切り方やくっつかないコツ!切るタイミングや保存方法は?」の記事でした。

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