ポリエステルは、衣類や寝具に使われることの多い素材の1つです。

身近にある素材ですが、きちんとポリエステルの特徴や洗濯方法について知っている人は意外に少ないんです。

今回は、 身近な素材ポリエステルの特徴や洗濯方法について紹介していきます。

ポリエステルはどの季節に適しているのか ポリエステル製の浴衣や布団は良いのか、などポリエステルについてまとめてみました。

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ポリエステルの特徴は?

 

・安価

・高い伸縮性

・乾きやすい

・毛玉ができやすい

・静電気が発生しやすい

・アレルギーでかゆいことも

ポリエステルには、上記のような特徴があげられます。

高い伸縮性 速乾性、そして 安価であることから私たちが普段着る洋服に使われることが多いポリエステル。

でも、 毛玉ができやすかったり静電気が発生しやすいなどデメリットもあるんですよ。

ポリエステルは化学繊維なので、肌が弱い人は触れるとかゆくなったり、ひどい場合には アレルギーを発生することも。

安くて使い勝手が良い反面、質や安全性は高いとはいえなさそうですね。

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ポリエステルは夏の季節におすすめ?

洗濯してもすぐ乾く

ポリエステルは、 速乾性に優れているので洗濯をしてもすぐに乾かすことができます。

Tシャツなら夏の季節であれば、3時間ほどで乾くことも。

すぐに乾くということは、半乾きになりにくいので半乾きの嫌なにおいがつきにくいというメリットもあります。

シワになりにくい

ポリエステルは、 シワになりにくい素材なので普段使いにはぴったりの素材です。

活発に活動する子供の洋服には、特におすすめですよ。

綿や麻はシワになりやすい素材なので、1日着ていると夕方頃には関節周りや座りジワが目立つことも。

シワがあるだけで、だらしがない印象になってしまうので、特別なケアをしなくてもシワになりにくいポリエステルは、使い勝手が良いです。

汗の臭いが残りやすい

小さな穴の開いている天然繊維とは違い、化学繊維のポリエステルは隙間が少ないので通気性が悪く臭いがこもりやすくなります。

汗をかきやすい季節には 汗の臭いがポリエステルの洋服に残りやすいというデメリットも。

夏の季節にポリエステルの洋服を着る場合には、汗をかいたらこまめに着替えるようにしましょう。

洗濯の手間は増えますが、早く乾くので翌日にまた着回すこともできます。

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暑い季節に着る浴衣はポリエステルでもいい?

ポリエステル素材の浴衣のメリット

 

・安く買える。

・豊富なデザインがそろう。

・シワになりにくい。

 

ポリエステル素材の浴衣は安く買えるので、トレンドの浴衣を着たい人子供用の浴衣にはおすすめです。

また、ポリエステルは染色しやすい特性もあるため、 豊富なカラーやデザインの浴衣が多いのも特徴の1つ。

シワになりにくいので、花火や出店でしゃがんでも 膝や足の付け根あたりにシワが残りにくいメリットもあります。

ポリエステル素材の浴衣のデメリット

 

・汗を吸いにくい。

・蒸れて暑い。

・安っぽく見える。

ポリエステルは 汗を吸いにくく、通気性も悪いので、暑い季節に着るにはつらいかもしれません。

特に、真夏で人ごみの多い花火大会にはあまり向きません。

ポリエステルの浴衣は 安っぽく見えてしまうことも。

帯などの小物類でバランスを取ったり安っぽく見えないデザインの浴衣を選ぶのがおすすめです。

浴衣におすすめな素材は綿麻

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シワになりにくい綿通気性に優れた麻を混合した 綿麻素材が浴衣にはおすすめです。

口コミが高くて人気があるのが、着物ひとときのしじら織り浴衣。

綿麻素材を使ったしじら織りは、通気性が良く暑い季節でも快適に過ごすことができます。

着物風の着こなしができるので、大人の女性にはぴったり。

高級感もあるので、京都や浅草の街を歩いても様になりますよ。

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ポリエステルは冬の季節におすすめ?

ポリエステル素材は温かい

ポリエステルは体温を逃がさずまとうことができるので、 冬に着るととっても温かいです。

冬のアウターは高価なものが多いですが、ポリエステル素材のアウターなら安く抑えることもできますよ。

安っぽく見えてしまうのが嫌な人は、内側だけポリエステル素材を使用しているアウターがおすすめ。

外側にウールなどを使ったアウターなら、安くて温かいのに安っぽく見えないですよ。

静電気が発生しやすい

ポリエステルは 静電気が発生しやすい素材なので、乾燥する季節には特に注意が必要です。

静電気が発生する時にバチッとしますが、痛み以外にも静電気は体に悪い影響を与えます。

例えば、髪の毛。

髪の毛に静電気が帯びることでキューティクルが広がり、パサつきの原因になってしまうんです。

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乾燥する季節でおポリエステル素材の洋服を身につけたい時には、 静電気防止スプレーのエレガードを使って、静電気を起きにくくさせるのがおすすめです。

バチバチと痛い静電気のストレスから解放することができますよ。

毛玉ができやすい

冬は重ね着をすることで衣類同士がこすれあい、毛玉ができやすくなります。

特に、 ポリエステルは毛玉ができやすい素材なので、こまめなケアが必要になります。

毛玉だらけの洋服は、みすぼらしくみえてしまうこともあるので、注意しましょう。

毛玉専用クリーナーを使ったり、カミソリスポンジで毛玉ケアをするといいですよ。

ポリエステルの布団の季節別のメリットデメリットは?

ポリエステルの布団のメリット・デメリット:夏

 

【メリット】

・洗濯をしてもすぐに乾く。

・シワになりにくい。

・安く買える。

・豊富なデザインがそろう。

 

【デメリット】

・熱がこもりやすい。

・こまめなケアが必要。

 

夏の季節にポリエステルの布団を使うメリットは、 洗濯をしてもすぐに乾かせること。

人は、寝ている間にコップ1杯の汗をかくといいます。

特に汗をかきやすい季節は、一晩にかく汗の量がもっと増えることも。

ポリエステルの布団なら洗ってもすぐに乾かせるので、常に清潔な状態を保つことができます。

ただし、デメリットとして汗をかきやすく布団がその汗を吸収してしまうこともあります。

こまめに布団干しや洗濯ができる人には安く買えるポリエステルの布団がおすすめですが、こまめなケアが面倒な人には、デメリットが大きくなるかもしれません。

ポリエステルの布団のメリット・デメリット:冬

 

【メリット】

・熱がこもりやすく温かい。

 

【デメリット】

・静電気が起きやすい。

・肌触りはいまいち。

 

ポリエステルの熱がこもりやすい特徴を活用できるのが、冬の季節の布団です。

人が放つ体温を逃がさず布団の中にとどめることができるので、 長時間温かさが持続します。

ただし、 静電気が起きやすいので寝ている間に髪の毛が絡まったりすることもあります。

花粉の季節には静電気によって花粉がくっつき、花粉症の人はつらい思いをすることもあります。

スギ花粉は冬の時期から飛散するので、スギ花粉が苦手な人ポリエステルの布団を冬に使うのは避けた方がいいでしょう。

布団におすすめな素材はウールと綿

布団の中身はウール、肌に当たる側生地は綿を使った布団がおすすめです。

松並木のヌーディコットンは、綿100%でできています。

なんと、寝汗を0秒で吸収できるという高機能性。

軽くて蒸れにくいので寝苦しい季節でも朝まで快適に眠ることができますよ。

洗濯をするたびに柔らかくなるので、使い続けるほどに寝心地もアップ。

日本製なのも嬉しいポイントですね。

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ポリエルテル素材の洗濯のやり方・注意点

洗濯表示の確認

洋服や布団などには洗濯表示の書かれたタグがついているので、 洗濯前に必ず洗濯表示をチェックするようにしましょう。

洗濯機で手軽に洗えるイメージのポリエステルですが、ものによっては手洗いの物や陰干しの物もあります。

洗濯表示を見ずに洗濯をしてしまうと生地を傷めてしまう原因になってしまうので、どんな洗い方が最適なのか必ず確認しておきましょう。

洗濯ネットを使う

洗濯ネットを使うと、洗濯中の伸びやこすれによる傷みを軽減することができます。

ビーズなどの飾りがついている場合には、飾りが取れてしまわないように必ず使うようにしましょう。

ボタンやファスナーのついた洋服は洗濯の最中に、他の洋服と絡まって他の洋服を傷めてしまうこともあります。

「安物だからいいや」と洗濯ネットを使わないのは、他の洋服を傷めてしまうので要注意です。

乾燥機は不要

乾燥機を使うと衣類が傷んでしまうこともあるので、毎回使うのは避けましょう。

もともとポリエステルは乾きやすい素材なので、雨の日などの乾きにくい日でなければ乾燥機を使う必要もありませんよ。

梅雨の季節など洗濯ものが乾かせない日が続く場合には、生乾き臭の原因になってしまうので乾燥機を使うのはありです。

乾燥機がない人は、扇風機サーキュレーターを使って部屋干しすると生乾き臭を防ぐこともできます。

除湿器を併用すれば、さらに効率がアップします。

ポリエステルは逆汚染しやすい

ポリエステルを自宅で洗濯するときに1番注意しなければいけないのが、 逆汚染です。

逆汚染とは、一度衣服から落ちた汚れがもう一度付着してしまうこと。

ポリエステルはこの逆汚染が起こりやすいので、汚れものと一緒に洗うのは避けましょう。

ポリエステルの洋服自体に汚れが付着している場合には、しみ抜きをしてから洗濯をするようにすることで逆汚染を防ぐことができます。

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アタックZERO逆汚染がしにくい洗剤なので、ポリエステルの洋服を洗う時におすすめです。

CMでもおなじみのワンハンドプッシュ式は、蓋をあけたり計量をする必要がないのでとても便利です。

液だれもしにくいので、清潔に使うこともできますよ。

季節別に上手くポリエステルを活用しよう

ポリエステルの特徴や洗濯方法について紹介しましたが、いかがでしたか?

ポリエステルには一長一短の特徴があるので、使い方次第で良くも悪くもなる素材です。

使う季節や使用用途に合わせて、ぴったりの素材選びをするようにしましょう。

以上、「ポリエステルの季節は?服や浴衣・布団におすすめな時期、特徴や洗濯の方法も!」について紹介しました。

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