練馬区で行われる「関のボロ市」をご存知でしょうか?

地元では師走の訪れを感じさせてくれる人気の行事なんですが、そのほかの地域ではあまり知られていないかもしれませんね。

今回は、関のボロ市の日程と屋台や混雑状況、見どころの万灯行列について紹介します。

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関のボロ市とは

関のボロ市は江戸時代中期から約270年続いている歴史あるイベントで、平成元年には練馬区指定無形民俗文化財にも指定されました。

江戸時代中期、練馬区関町北の日蓮宗本立寺周辺が農業地帯だったため農機具など生活必需品が売られていました。

その後、近隣の農民に古着や草履の緒を作るためのボロキレを売っていたことからこの名前がついたと言われています。

生活用品やお正月の準備に必要な品を扱うこともあったので「暮の市」とも呼ばれ、現在でも練馬の冬の風物詩として親しまれています。

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2019年関のボロ市の日程

関のボロ市は毎年12月9日・10日の2日間行われています。

日蓮宗の寺院である本立寺では12月9日にお会式(おえしき)の法要が行われ、9日と10日に本立寺から武蔵関駅北口の間で関のボロ市が開催されています。

関のボロ市
■日程
12月9日(月)・10日(火)

■会場
本立寺の境内とその周辺
東京都練馬区関町北4-16-3

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関のボロ市の会場へのアクセス方法

会場である本立寺までは西武武蔵関駅より徒歩5分程度です。

武蔵関駅北口を降りてすぐに屋台が立ち並んでいるので、楽しみながら散策することができますよ。

関のボロ市の混雑状況と屋台は?

関のボロ市は平日でも8万人、土日だと10万人が訪れる人気の行事です。

お祭りでよく見られる屋台グルメのほか、骨董品や仏具・衣料品などおよそ300軒が出店するので歩いているだけでも楽しむことができます。

メインストリートは飲食店や子供向けの的屋さんが立ち並んでいますが、裏道に入ると関のボロ市の由来でもある衣料品や端切れ布などを販売しています。

最近ではボロ市らしい骨董品屋や衣料品を売っている屋台は全体の10%ほどとなっているので、ぜひ裏通りの「ボロ市ゾーン」も訪れてみてはいかかでしょうか?

また大道芸人によるパフォーマンスや地元の新鮮野菜も販売されていて、下町のお祭りの雰囲気を楽しむことができますよ。

関のボロ市のおすすめの屋台グルメは?

屋台は10時~21時くらいまでやっているので昼でも夜でも楽しむことができ、定番の焼きそば・フランクフルト・リンゴ飴などが販売されています。

口コミをチェックしていると、関のボロ市での名物グルメは「シャーピン」で長い行列ができると情報がありました。

シャーピンとは中国風のおやきのことで、モチモチの生地でひき肉やニラの具を包んだ食べ物です。

関のボロ市では毎年長い行列ができていて30分ほど並ばないと購入できないとの情報がありました。

見つけたら食べてみたいですね~。

シャーピンの他にもこんな変わった屋台もありますよ!

色んなお祭りに行ったことがありますが、七味唐辛子やさんは見たことがないのでは?!

自分の好みに合わせて配合してもらえるなんて贅沢ですね。

辛党のかたはもちろん、苦手な方も自分好みに調合してもらえたら七味唐辛子が好きになるかもしれません。

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関のボロ市の見どころは万灯行列!

□H26年関のボロ市!万灯行列

参照元URL:https://www.youtube.com/embed/oIKnpA07GZQ

関のボロ市の見どころは、12月9日19:00頃から行われる「万灯行列」です。

武蔵関駅南口から本立寺までの約1キロの道のりを19:00~21:00の2時間程度かけて練り歩きます。

華やかなマトイを先頭にして紙製の八重桜の花飾りを付けた万灯と、太鼓を叩きながら「南無妙法蓮華経」の題目を唱える人々が本立寺に向かいます。

駅から寺までの両脇には300もの屋台が立ち並んでいるので、通るのもままならないほど。

太鼓を持ったはっぴ姿の行列やお囃子がこだまして、練馬に12月の訪れを伝えてくれます。

関のボロ市は暖かい服装で出掛けよう!

屋台グルメや万灯行列も野外となりますので、できるだけ暖かい服装で出掛けるとゆっくりと楽しむことができます。

ニット帽やマフラー、ホッカイロがあると寒さ知らずでゆっくりと散策できますね。

毎年10万人も集まるイベントとなっていますので、混雑を回避するには午前中に行くのがおすすめ。

お正月の前に賑やかな関のボロ市を楽しんでみてはいかがでしょうか?

以上、「関のボロ市の日程と屋台や混雑状況は?万灯行列が見どころ!」について紹介しました。

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