朝食としても、お子さんのちょっとした軽食にも便利な食パン。
暑くなるこれからの時期、食パンの冷凍保存は便利ですよね。
冷凍した食パンの期限はいつまでなのでしょうか。
また美味しいまま冷凍保存する方法も知りたいところ。
今回は、冷凍した食パンのいつまで持つのか、美味しい保存の仕方、食べ方について紹介します。
目次
冷凍の食パンはいつまでもつ?
冷凍の食パンの日持ちの期限は2週間~1か月程度
冷凍した食パンはいつまでもつのでしょうか。
冷凍した食パンの日持ちの期限は 約2週間から1か月です。
湿気の多い梅雨や、暑い夏の時期は冷凍庫を開け閉めする機会が多く、冷凍庫内の温度も変わりやすくなります。
冷凍で保存した食パンも、2週間ほどで食べきるようにしましょう。
冬など冷凍庫の開け閉めが少ない時期は、1か月程度であれば、冷凍保存ができます。
いずれにしても冷凍した食パンは、いつまでと期限を決めずに早めに食べるようにしましょう。
冷凍の食パンが食べられるかの見分け方
常温よりも保存が効くとはいえ、冷凍した食パンにも期限があります。
冷凍した食パンがいつまで食べれるかは、以下のポイントをチェックして見分けてみてくださいね。
・冷凍やけしていないか(乾燥していないか)
・カビが生えていないか
長期間冷凍で保存した食パンは「冷凍やけ」を起こしてしまいます。
後で食べようと楽しみにしていた食パンも、乾燥していたり、カビが生えてしまっていてはもう食べられません。
冷凍保存の期限内でも、乾燥していたり、カビが生えていたら食べない方がいいでしょう。
冷凍した食パンを美味しく食べるには、早めに食べることと、正しい方法で冷凍保存することが重要ですよ。
鮮度を落とさずに食パンを冷凍する方法や注意点は?
食パンを冷凍するときの注意点
冷凍した食パンはいつまで食べれるかだけでなく、冷凍する時に注意するポイントもあるんですよ。
食パンを冷凍するときに一番気を付けなければいけないのが 乾燥と湿気です。
食パンは乾燥して中の水分が奪われると、解凍した時にふっくらとした食感が復元できません。
乾燥に気を付けるといっても、水気を含んだまま冷凍するとカビが生える原因になります。
焼きたての食パンを袋に入れたままにしておくと、水蒸気がつく場合も。
焼きたての食パンを冷凍する場合は、一度袋に出して水気を軽く拭ってから冷凍するようにしましょう。
美味しさを保って食パンを冷凍する方法
食パンを 美味しいまま冷凍するにはどうすればいいのでしょうか。
① 食パンを1枚ずつラップで隙間なく包む
② 重ならないようにしてフリーザーバッグに入れ、空気を抜く
1斤まるごと冷凍保存したい場合なども、何枚かに切り分けてラップで包むのがおすすめ。
少しでもラップで包まれていない部分があると、食パンはそこから乾燥していきます。
食パンを大きめに切ったラップで包み、フリーザーバッグに入れて二重に包むことで乾燥を防ぐことができます。
また期限を忘れないように、フリーザーバッグに保存した日付を書いておくようにしましょう。
期限の短い冷凍食パンから食べられるようになります。
冷凍した食パンを美味しく解凍する方法は?
表面がカリッとした食パンを食べたい場合
冷凍した食パンで 表面がカリッと焼けたトーストを食べたい場合は、冷凍したままトースターに入れて焼きましょう。
凍ったまま焼くことで、食パンの水分を逃がさずに表面をカリッと焼くことができます。
表面はカリカリ、中はふんわりとした美味しいトーストの出来上がり。
バターやジャムでシンプルに食べたいですね。
しっとりとした食パンを味わいたい場合
表面がカリカリの食パンも美味しいですが、 しっとりとふわふわした食パンを味わいたい場合はひと手間かけましょう。
冷凍した食パンの表面に霧吹きで水をかけてから、トースターで焼くだけ。
しっとりと柔らかい食パンの感触が楽しめます。
水の代わりに 麦茶をかけると香ばしい風味が加わるので、おすすめですよ。
冷凍した厚切り食パンを美味しく食べたい場合
冷凍した厚切りの食パンの場合、食パン全体に熱が入るまで時間がかかります。
いきなりトースターで焼くと、全体的に焼ける前に焦げてしまうことも。
先に電子レンジで解凍してから、トースターで焼くのがおすすめ。
厚切り食パン特有のふっくらとした美味しさが楽しめます。
十字に切れ目を入れて、そこにバターを載せてトーストしても美味しいですね。
冷凍した食パンを美味しく食べるアレンジをご紹介
冷凍した食パンを美味しく食べるアレンジ1
冷凍した食パンを卵液に漬けるだけで フレンチトーストが楽しめます。
① 冷凍した食パンを電子レンジで温める
② 卵・牛乳・砂糖で作った液に①を浸す(片面1分30秒ずつでOK)
③ フライパンで食パンを両面焼く
冷凍した食パンを一度解凍することで、味が染み込みやすくなります。
牛乳の代わりにヨーグルトや豆乳を入れると、牛乳よりもあっさりとした仕上がりになります。
漬けすぎると食パンが崩れやすくなってしまうので、要注意。
前日の内に味を染み込ませておきたい場合は、厚めに切った冷凍食パンを使えば型崩れを防げます。
すぐに作れるので、朝食やブランチ、お子様のおやつにぴったり。
メープルシロップやはちみつをかけるとより一層美味しくなりますよ。
冷凍した食パンを美味しく食べるアレンジ2
冷凍した食パンはスープやサラダに入る、 クルトン代わりにもなります。
① 冷凍した食パンにおろしにんにくペーストをまんべんなく塗る
② カリカリに焦げ目がつくまで焼く
にんにくが苦手な人は代わりにバターを塗っても美味しいですよ。
本物のクルトンに近づけたい場合は小さめに、 パンの食感を楽しみたい場合は大きめに切るのがおすすめ。
シーザーサラダや、かぼちゃスープに入れるとクルトンとして楽しめます。
冷凍した食パンを美味しく食べるアレンジ3
冷凍した食パンの期限は迫っているけど、食パンを食べる機会がないという時におすすめのアレンジ。
冷凍した食パンはそのまま食べる以外にも、 パン粉にも変身します。
凍って固くなった食パンはおろし器で簡単におろすことができ、あっという間にパン粉の出来上がり。
必要な分だけ作ることができるのも嬉しいポイント。
ハンバーグのつなぎや、トンカツやエビフライなどの揚げ物の衣としてぴったりです。
食パンを冷凍するおすすめのグッズ
食パンを冷凍するおすすめのグッズ1
密閉性の高い保存容器です。
余分な空気の出入りを防ぐので、乾燥や湿気から食パンを守ってくれます。
食パンをラップで包んで、容器に入れれば保存は完璧。
大きさのバリエーションも多いので、用途によって使い分けもできます。
食パンを冷凍するおすすめのグッズ2
食パンの保存に特化したケースです。
ポンプを使って空気を抜くことでケースの中が真空にして、食パンの鮮度を保ちます。
食パンだけでなく、バゲットやクロワッサンなど他のパンの保存もできます。
そのまま冷凍庫に入れてもフリーザーバッグのように倒れたりよれたりする心配がなく、型崩れを防ぐこともできますよ。
冷凍の食パンはいつまでかを知って美味しく食べよう
冷凍の食パンは常温保存より長持ちしますが、期限があります。
美味しく食べるためにはひと手間加えることがポイント。
いつまでも冷凍庫に眠らせておかず、期限内に食べきるようにしましょう。
以上、「食パンの冷凍はいつまでもつ?日持ちする期限や美味しく食べる保存や解凍方法も!」を紹介しました。