バスローブを着ようとしたけど「着方が分からない!」と迷ってしまうものですよね。
そこでバスローブの着方や使い方、男女で着方の違いがあるのか、ホテルのバスローブの使い方についてもご紹介します。
バスローブで快適に過ごせるようになると良いですね。
目次
バスローブの着方・使い方の疑問1:合わせは男女で違う?
バスローブの着方でまず迷うのは「右左のどちらが前!?」ということではないでしょうか。
結論から先に言ってしまうと、基本的には女性は相手から見て右側が上、男性は相手から見て左側が上というのが一般的。
自分から見た場合だと、
女性の場合…自分から見て、右の上に左を重ねる
男性の場合…自分から見て、左の上に右を重ねる
ということですね。
しかし 海外のバスローブでは逆になっているものもあります。
というのも女性用のバスローブには、はだけないように中に紐が付いていることがあります。
中に付いている紐が日本人の感覚からすると、左右が逆になっていることがあるのです。
男性用のバスローブの中に紐がないことがほとんどなのは、はだけても気にならないからでしょう。
つまり、海外のバスローブの場合は合わせは男女で違う着方ということになりますね。
日本では 女性は左前、男性は右前というバスローブの着方が違和感がないようです。
女性の場合は着物の合わせと同じになっているので、女性は右手で胸元に小物を差し込みやすい合わせ方と覚えてくださいね。
バスローブの着方・使い方の疑問2:正しい紐の結び方は?
バスローブの着方で紐の結び方は特に決まっていませんので、お好きなように結べば大丈夫です。
女性はリボン結び、男性はかた結びか軽く結んでおくだけの着方が一般的。
バスローブの使い方によっては多少違った結び方もあります。
例えば入浴後バスローブを着たままゴロゴロしたい場合、うつ伏せになって雑誌を読んだりするバスローブの使い方の場合は結び目が邪魔になることがありますよね。
そんな時は体の中心よりずらして、横で結び目を作るといいですね。
バスローブの紐はタオル地でできていることがほとんどですから、結んでしまうと分厚くなってしまいます。
バスローブの着方に慣れている人は軽く結びラフに着こなしていますよ。
バスローブの着方・使い方の疑問4:着る前に体を拭くべき?
バスローブの本来の使い方で言うと、 体を拭かずに着用する着方が正解です。
でも日本人は、タオルでしっかりと水分を拭いてから着用する使い方の人が多いですよね。
日本の気候が関係していたり、綺麗好きな日本人ならではの理由があると言われています。
日本は湿度が高い気候なので、バスローブを着ただけの使い方では水分がなかなか取れません。
バスローブを着たもののいつまでも体が濡れていることを不快に感じる人も多いでしょうし、季節によっては風邪を引いてしまう可能性も。
またバスローブは吸水性の良いタオル地で出来ていることが多いですが、分厚いのでなかなか乾きにくいです。
お天気の良い日の朝に洗濯して干しても夜までに乾かないことも。
上記のような理由から、日本人はバスローブを着る前に体を拭くという使い方をする方が多いですよ。
バスローブの着方・使い方の疑問5:下着はつけるの?
バスローブの使い方や着方で、合わせ方や紐の結び方と同じくらいよく出る疑問が、バスローブの下は何もつけないのかという疑問です。
このような疑問が出る人は バスローブ=タオルという認識がないのかもしれないですね。
本来バスローブは入浴後体に付いた水分を取り除くためのもので、部屋でくつろぐためのものではないのです。
髪の毛を乾かしたり、お肌のお手入れをしたりした後は、ルームウエアやパジャマを着て浴室から出ることが本来の使い方。
バスローブの下に下着はつけないのが本来の着方ですが、お部屋でくつろぐときに着ている使い方やガウン代わりに使用している人は下着をつけた方が良いでしょう。
バスローブをタオル代わりに使用しない人は、ガウンとして使用しても不快ではないかもしれません。
ただし、入浴後バスローブをタオルとしても使い更にガウンとしても使おうとすると、きっと着心地が悪いはずです。
バスローブの着方・使い方の疑問6:脱ぐタイミングは?
バスローブを脱ぐタイミングは、バスローブの使い方にもよります。
ルームウエアとして着ている使い方の場合は脱がない人も多いでしょう。
人によってはバスローブを着たまま寝るという使い方をしている人もいるのでは。
バスローブを脱ぐ人は本来の使い方、もしくはそれに近い着方をしている人でしょう。
体を拭かずにバスローブを着るとバスローブが水分を吸収します。
水分を含んだままのバスローブを着たままで寝ると、寝具が湿ってしまうしバスローブもひんやりして不快なはず。
一般的には、ベッドに上がるタイミングで脱ぐ方が多いです。
ルームウエアとして着用している人は、寝る前にパジャマなどナイトウエアに着替えるタイミングに脱ぐことが多いのでは。
夏場の入浴後はバスローブで過ごすのが快適ですが、寝るときは前がはだけない物が良いと言う人もいるでしょう。
ということで、バスローブを着たまま寝るという使い方以外の方は 着替えるタイミングで脱ぐのが一般的ですね。
バスローブの着方・使い方の疑問7:ガウン代わりにできる?
バスローブはその名の通り本来は「Bath=お風呂」のためのローブなので、 ガウンとは違う使い方です。
ガウンはパジャマや寝間着の上に着るもので、ゴミだしや荷物の受け取り程度のパジャマのままでは人目に付くかもしれない時に着用するものと言われています。
海外ではパジャマでウロウロすることをお行儀が悪いと、ガウンを着なさいと躾をするところもあるそうですよ。
日本の半纏(はんてん)は着ていなくても怒られはしませんが、用途としては半纏と似た使い方、着方という認識で良いでしょう。
ガウン代わりにできるかと言えば、 室内ではガウンと同じような着方や使い方でも問題ありません。
しかしバスローブを着たままゴミ出しなど人目に付くところへ出ることは、あまりおすすめできません。
バスローブを着ている本人はガウン感覚でも、知らない人はバスローブにしか見えないわけです。
非常識とまではいかなくても、驚かれる方もいるはず。
また室内でガウン代わりの使い方でも問題はありませんが、バスローブを着たまま飲食するのであれば毎日洗濯はしたほうが良いですし、寝る前は着替えるか脱いだ方が衛生的にはよいでしょう。
バスローブの着方・使い方の疑問8:ホテルでの注意点は?
ホテルによってバスローブがあったりなかったりします。
海外の一般的なホテルではない方が多いですよね。
ホテルのお部屋に入って見渡してみて、バスローブが見当たらないと「バスローブ置いてないんだな」で終わっていませんか?
ホテルによってはクローゼットの中にハンガーにかけてセッティングしてくれているホテルもありますので、クローゼットの中もチェックしてくださいね。
またフロントで有料で貸し出し、もしくは販売しているホテルもあるとか。
お部屋に見当たらない場合はフロントに聞いてみると良いでしょう。
またごく稀に、お部屋にあったバスローブを持って帰ってしまう方もいると聞くこともありますが、バスローブやタオルは持って帰れません。
浴室にバスローブがセッティングされている場合はシャワーを浴びる前に、濡れる心配がない場所に移動させましょう。
ホテルによって水圧やシャワーヘッドの向きが違うので、予期せぬ方向に水が出てしまうことがあります。
使う前に濡らしてしまっては快適な使い方ができなくなりますよね。
水を出す前に置き場所の確認をお忘れなく。
レディース・メンズのおすすめバスローブをご紹介!
レディースのおすすめバスローブ1
海外やホテルのバスローブは分厚くて重たいことが多いのですが、日本製のバスローブは吸水性が良いのに薄手に作られているものも多いです。
湿度の高い日本では洗濯後に乾きやすいことも必要ですので、まめに洗いたい人には ガーゼバスローブは好評価。
またバスローブの生地は薄く、軽いためスムーズに動けるので赤ちゃんと一緒にお風呂に入るワンオペママにも使いかってが良いと言われています。
レディースのおすすめバスローブ2
吸水性抜群の生地でつくられたバスローブの着心地はとてもよく、一度体験してしまうとバスローブに拘りが出てくる人も。
髪の長い女性は毛先から水がポタポタ落ちるので肩にタオルをかけたりしますが、動くときに煩わしいですよね。
吸水性のよいタオル地で作られたバスローブであれば、そんな毛先の水も吸収してくれて快適に過ごせます。
メンズのおすすめバスローブ1
こちらのバスローブはデザイン性とコスパの面でおすすめです。
裏地はしっかりと水分を吸収してくれるパイル地ですので、体を拭かずにさっと羽織っても大丈夫。
フードつきのバスローブを選べば、頭もバスローブで拭けるのでバスタオルと同じような使い方ができますよね。
このバスローブが一着あればバスタオルの出番はほぼなくなるかも!?
メンズのおすすめバスローブ2
バスローブが欲しくても、自分で購入するとなるとつい後回しになりがちです。
タオルで有名なブランドのバスローブはいかがでしょうか。
水の吸収率は抜群ですし肌触りもとてもよく、バスローブなんてと思っていた人でも一度袖を通すとその心地よさに毎日着るようになるようです。
ネームの刺繍もいれてもらえるので、男性へのちょっとしたギフトにも良いですね。
着方・使い方を知ってバスローブを着こなそう!
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最近ではご家庭でバスローブを使用する方も多いそうですが、やはり一度袖をとおすとバスローブの快適さに気づくのでしょう。
本来はお風呂上りにそのまま着る使い方ですが、着方は人それぞれで良いですよね。
快適な着方でバスローブでお過ごしください。
以上、「バスローブの着方と使い方!女性と男性の合わせの違いやホテルで使う時の注意点は?」をご紹介しました。