防災ポスターを書くことになった時、書き方に困ってしまいますよね。

今回は、防災ポスターの書き方について紹介します。

防災ポスターの書き方のコツや、アイデア例、使えるアイテムなどを紹介しますので、防災ポスターの書き方の参考にしてみてくださいね。

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防災ポスターの書き方で注意する点は?

自然災害を対象とした防災ポスターを書く

まず紹介する防災ポスターの書き方で注意する点は、 自然災害を対象に防災ポスターを書くということです。

防災ポスターの目的は、自然災害の恐ろしさを伝えると同時に、防災に関する正しい知識や心構えを広めるために実施しています。

そのため、火事や事故などの人的要因の災害に関しては対象外となりますので、テーマを選ぶ際には注意するようにしましょう。

では、防災ポスターの対象となる主な自然災害を紹介します。

防災ポスターの対象となる主な自然災害

■地震

■津波

■火山噴火

■台風

■豪雨

■豪雪

以上の自然災害が主な対象なので、防災ポスターのテーマは上記から選んでくださいね。

また、防災ポスターなので、特定の自然災害だけでなくすべての自然災害を対象とするのもOK。

避難訓練を対象とするのも、防災という観念なのでもちろんOKです。

小学校6年生以上は標語が必須

次に紹介する防災ポスターの書き方で注意する点は、 小学校6年生以上は標語が必須ということです。

標語というのは、絵の内容をさらにダイレクトに伝えるためのメッセージのこと。

標語は「五・七・五」で表されることがほとんどですが、必ずしも「五・七・五」でなければならないというわけでもありません。

防災ポスターの標語例をいくつか紹介します。

■「いつかやる」それじゃあおそい!防災訓練

■その油断が命取り

■助け合おう大切な命

■地域で声かけ早めに避難

■明日は我が身!高めよう防災意識

■訓練で深める絆

■地域の絆で一人も残すな

■助け合おう守ろう命

■災害は予測できない備えは先手必勝

標語例を参考に、テーマに沿った標語を考えましょう。

絵と標語が食い違わないように、絵に沿った標語を考えるまたは、標語に沿った絵を書くようにしてくださいね。

A3判以上A2判以下の大きさの画用紙またはケント紙

次に紹介する防災ポスターの書き方で注意する点は、 A3判以上A2判以下の画用紙またはケント紙に書くということです。

基本的には、学校側から渡される画用紙に書けばOK。

ですが、学校からもらった画用紙が汚れてしまう可能性もあります。

その場合は、A3判以上A2判以下の画用紙またはケント紙を用意しましょう。

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防災ポスターの書き方のコツは?

防災のテーマと標語を先に考える

まず紹介する防災ポスターの書き方のコツは、 防災のテーマと標語を先に考えることです。

適当に書き始めてしまうと、支離滅裂になったり、標語とテーマが食い違ってしまう可能性も。

また、絵を先に書いて後から標語を考えると、標語を書くスペースがない場合もあります。

そのため、防災ポスターのテーマを先に考え、次に標語を考えるのがおすすめです。

標語まで考えたら、標語込みで絵のデザインを考えるとバランスのいい作品を作ることができますよ。

本番の画用紙に書く前に別の紙に複数案を考える

次に紹介する防災ポスターの書き方のコツは、本番の画用紙に書く前に 別の紙に複数案を考えることです。

案なので、丁寧に書く必要はありません。

書きたいテーマが複数ある場合は、それぞれのテーマを。

書きたいテーマが1つの場合は、2~3つのデザインを考えるのがおすすめです。

本番の画用紙に書いた後は、修正が不可能になります。

防災ポスターで失敗しないためにも、構想を固め、デザイン案を完成させましょう。

考えたデザイン案を見ながら本番の画用紙に書けば失敗する可能性はかなり低くなりますよ。

標語は見やすいように縁取りをする

次に紹介する防災ポスターの書き方のコツは、 標語は見やすいように縁取りをすることです。

防災ポスターで標語の文字を黒以外にする場合は縁取りをするようにしましょう。

黒文字にする場合は、絵との区別がつきやすくなりますが、黒以外の色だと絵に混ざってわかりにくくなってしまいます。

黒以外の文字にしたいという場合は、絵と標語の区別がしやすいように縁取りするようにしましょう。

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防災ポスターのアイデア例を紹介!

防災ポスターのアイデア例:高校生編

まずは高校生の防災ポスターのアイデア例を紹介します。

上記の作品は一般の部で防災推進協議会会長賞を受賞した作品です。

迷路の中に様々な災害を書き、自宅から避難所までの安全なルートを把握しているかを呼び掛けています。

背景を黄色にしたというのも、警告という感じがして目に留まりますよね。

防災に対する呼び掛けがわかりやすいというのは、とても大切なポイントです。

上記の作品は一般の部で防災担当大臣賞を受賞した作品です。

災害時の避難の様子をちぎり絵で表現しています。

構図や標語とのバランスがとても良く、見やすい防災ポスターになっています。

高校生の防災ポスターは、目を引くインパクトのあるものを目指しましょう。

また、シンプルにメッセージが伝わるように意識するのも大切です。

紹介した2つ以外にも、以下のような案もあります。

■ゲームの「たたかう」「にげる」の選択画面のように災害が発生した時にやるべきことを書く

■カルタにそれぞれの災害の絵を書き、災害に備えておくことを呼び掛ける

■戦隊ものをイメージし、家族で防災意識を育むことを呼び掛ける

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防災ポスターのアイデア例:中学生編

次に中学生の防災ポスターのアイデア例を紹介します。

上記の作品は中学生・高校生の部で防災担当大臣賞を受賞した作品です。

津波てんでんことは、「津波が来たら、親も子供も捨てて真っ先に逃げよ」という三陸地方の言い伝え。

「教訓津波てんでこ」という一言と、津波から避難している人達の絵でとてもシンプルに心構えを呼び掛けています。

避難している人達と一緒に津波の絵を描くことで、メッセージがさらに伝わりますよね。

上記の作品は、防災ポスターコンクールで金賞を受賞した作品です。

地震をテーマに災害に備えているかを呼び掛けています。

中学生の防災ポスターは、テーマとなる災害を1つに絞ってシンプルにメッセージを伝えるのが良いでしょう。

防災ポスターのアイデア例:小学生編

次に小学生の防災ポスターのアイデア例を紹介します。

上記の作品は小学2~4年生の部で防災担当大臣賞を受賞した作品です。

避難訓練で地域の人達との交流を深めておこうというメッセージが込められています。

上記の作品は小学2~4年生の部で防災推進協議会会長賞を受賞した作品です。

津波を背景に、日頃から避難の用意をしておくことを呼び掛けています。

小学生は、自分が日頃心がけている防災などをテーマに書くと、書きやすいのでおすすめです。

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防災ポスターの書き方で使えるアイテムを紹介!

なるほど知図帳日本の自然災害危機の対策

まず紹介する防災ポスターの書き方で使えるアイテムは、 なるほど知図帳日本の自然災害危機の対策です。

この商品は、日本の様々な自然災害のデータをイラストで紹介しています。

また、災害対策や災害のシミュレーションなども記載されているので、防災ポスターの絵の参考にするのにおすすめです。

文章だけでなく、イラストで紹介されているところもイメージがわくので良いですよね。

スケッチブック

次に紹介する防災ポスターの書き方で使えるアイテムは、 スケッチブックです。

防災ポスターの書き方のコツで複数案を考えるのが良いと紹介しました。

その複数案を考える時に、スケッチブックが役に立ちます。

本番と近い画材でもあるので、クレヨンを使うか絵の具を使うかなどの選択をする時にも便利です。

防災ポスターの書き方を参考に素敵な防災ポスターを!

今回は防災ポスターの書き方を紹介しました。

どんな自然災害でも、防災に対するメッセージを明確にして素敵な防災ポスターを書いてくださいね。

以上、「防災ポスターの書き方!小中高校生のアイデア案や簡単に書く方法は?」を紹介しました。

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