マーガレットに似た花の名前は？白やオレンジなどの種類を画像付きで紹介

白い花びらの小さく可憐な花「 マーガレット」。

自宅で栽培している人もいれば、河川敷や道端などで見ることもありますよね。

でも、実はマーガレットに似た花の種類がたくさんあるのをご存知でしたか。

あなたが街で見かけた花はマーガレットではなく、マーガレットに似た別の花かもしれませんよ。

今回は、見間違えやすいマーガレットに似た花についてまとめてみました。

「この前マーガレットに似た花を見たけど、本当にマーガレットだったのかな？」と思い当たる節があれば参考にしてみてくださいね。

マーガレットに似た花をご紹介

マーガレットに似た花1:フランスギク

 

最初に紹介するマーガレットに似た花は、フランスギクです。

6月から7月の初夏に咲く花で、マーガレットのように白い花びらをつけています。

葉っぱはへら形をしていて、互い違いに生えているのが特長です。

寒さに強い花なので、日本では北海道でよくみられます。

北海道でマーガレットに似た花を見たという人は、もしかしたらフランスギクかもしれませんね。

マーガレットに似た花2:ハマギク

 

マーガレットに似た花には、日本原産のハマギクもあります。

ハマギクは秋頃に咲く白い花で、初冬まで咲き続けます。

冬には寒さで枯れてしまいますが、春になると新しい芽を咲かせます。

マーガレットのような白い花を咲かせますが、肉厚で光沢のある葉っぱが特徴の花ですよ。

マーガレットに似た花3:シャスタデイジー

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abさん(@ab_rete)がシェアした投稿 – 2018年 5月月24日午後5時57分PDT

 

フランスギクにハマギクを交配させて作ったシャスタデイジーもマーガレットに似た花を咲かせます。

宿根草ですが、タネも販売されています。

春蒔きすれば翌年に、秋蒔きすればよく翌年には開花しますよ。

草丈は50~80cmにまで育つ大きい花です。

マーガレットに似た花4:ヒナギク

 

初夏に咲くヒナギクもマーガレットに似た花で間違えられることも多いです。

北アメリカ、アジア、オセアニアに外来種として帰化しており、日本には明治時代ごろ渡来したと言われています。

暑さが苦手な花なので、日本では北海道などの涼しい地域を中心に定着しています。

なんといっても特徴的なのは花の大きさ。

2cmほどの花はほかの品種でもよく見かけますが、ヒナギクは花径10cmにもなります。

小さくて可憐なサイズがマーガレットの特徴ですが、似た花で花径が10cmにも及ぶものがあったらそれはヒナギクかもしれませんよ。

マーガレットに似た花5:野菊

 

 

マーガレットに似た花の中には、キクに似た花を総称して呼ぶ野菊もあります。

もともとは、中国から伝わった花ですが、最近ではキクに似た花をざっくりまとめて野菊と呼ばれていることが多いですね。

マーガレットも同じキク科なので、マーガレットに似た花としてよく間違えられます。

地域によっては、マーガレットもマーガレットに似た花もまとめて野菊と呼んでいる地域もあるようですよ。

マーガレットに似た花6:ノースポール

 

 

マーガレットに似ている花として間違えられやすいノースポールはご存知ですか。

開花時期が長く育てやすい花なので、家庭菜園で栽培している人も多い品種なんですよ。

寒さに強いので関東地方以西の平地では防寒対策をしなくても、冬を越すことができるほどなんです。

知名度が高く、育てやすい品種なので家庭菜園を始めたばかりの初心者の方には特におすすめです。

咲かせる花はマーガレットのように小さくて可憐なので、他の花を邪魔することなく周りを美しく引き立たせてくれるはずですよ。

マーガレットに似た花7:ユリオプスデージー

 

 

南アフリカを中心に分布しているユリオスプスデージーもマーガレットに似た花です。

根がよく伸びる花なので、家庭で栽培する場合には小さな鉢ではなく間を開けて大きな鉢に植えたり、庭植えにすることで元気に育ちます。

ただ、過湿に弱いので鉢の場合な軒下など雨に濡れにくい場所に、庭植えの場合は水はけのよい場所に植えるようにするといいですよ。

葉っぱや茎に小さく細かな毛が生えているのが特徴で、うっすら灰色に見えます。

マーガレットに似た花8:マトリカリア

 

 

続いて紹介するマーガレットに似た花は マトリカリアです。

マトリカリアは大きくなると横に広がりやすく、草丈は15cmの小さなものから100cm程にまで成長します。

花の中心部分が盛り上がった独特な形状をしているのも特徴的ですよ。

花自体は主張が少ないので、他の花と合わせることで周りを引き立ててくれる名脇役な花なんです。

マーガレットに似た花9:カモミール

 

 

ハーブティーやアロマなどで利用したことがある人も多いカモミールも、実はマーガレットに似た花を咲かせるんですよ。

カモミールは、ヨーロッパから西アジアにかけて分布されている花で、古くから「婦人病の薬」と言われハーブティーとして親しまれてきました。

カモミールのハーブティーを飲んで、ほんのりリンゴのような香りを感じたことはありませんか。

花からはリンゴに似た特有の香りがするのが特徴なんですよ。

また、カモミールの語源は「大地の（χαμαί）リンゴ（μήλον）」という意味のギリシア語名のカマイメーロンからきているとも言われています。

今後カモミールティーを飲む機会があったら、本当にリンゴの香りがするかぜひ確かめてみてくださいね。

マーガレットに似た花10:オステオスペルマム

 

 

最後に紹介するマーガレットに似た花は、オステオスペルマムです。

熱帯アフリカやアラビアが原産の花で、開花時期は春と秋の2回もあるんです。

日光を浴びると元気に花を開かせますが、夜や天気の悪い日は花を閉じるといった変わった性質を持っているんですよ。

ヒマワリは太陽の位置に合わせて花の向きが変わることが有名ですが、アステオスペルマムも太陽の光に反応するんです。

太陽の光に反応するところを見ると、植物も私たち人間と同じように生きているんだなと生命を感じますよ。

半耐寒性の植物ですが、品種によっては－6度以下でも枯れることはない強い花なんです。

マーガレットの基本知識

基本情報

 

 

マーガレットに似た花について紹介してきましたが、そもそものマーガレットの基本情報について確認していきましょう。

原産地はカナリア諸島で日本には明治時代末期に伝わってきました。

大正時代には幅広く栽培されるようになり、今では全国的にマーガレットを目にしますね。

マーガレットの花の色といえば白色をイメージしますが、実は赤やピンク、黄色の花を咲かせるマーガレットもあるんです。

花もちは5~10日とあまり長くはありませんが、色とりどりのマーガレットを家に飾れば部屋中をパッと華やかに飾ってくれますよ。

マーガレットの開花時期

マーガレットの開花時期は3月から4月の春です。

切り花の出回り時期は12月~4月頃なので、自宅でマーガレットを栽培して楽しみたいという方は冬ごろから栽培を始めるといいですよ。

緑の多い地域には道端にも野生のマーガレットが咲いていることもよくあります。

小さで可憐な花なので、いろいろな花と合わせたり、色とりどりのマーガレットを集めて花束を作るととても可愛らしい花束になりますよ。

マーガレットの花言葉

マーガレットにはこのような花言葉が充てられています。

慈悲とは、「抜苦与楽」を意味します。

苦しみを抜いてあげたい、楽しみを与えてあげたいという意味で、まるで子を思う親心のようですね。

誠実や貞節という意味からも、純粋に相手を想う清らかな心を映し出すような印象を受けます。

小さく可憐なマーガレットにぴったりの花言葉ですね。

見た目も可愛らしいので彼女や奥さんへのプレゼントにはぴったりですよ。

マーガレットに似た花を見つけたら調べてみよう

マーガレットに似た花について紹介しましたが、いかがでしたか。

マーガレットだと思っていたけど実は別の花だったと思い当たる花があったのではないでしょうか。

マーガレットは春に咲きますが、マーガレットに似た花は春以外でも花を咲かせます。

春以外でマーガレットに似た花を見かけたら、調べてみると新しい発見があるかもしれませんよ。

以上、「マーガレットに似た花の名前は？白やオレンジなどの種類を画像付きで紹介」について紹介しました。