台湾では 旧正月(春節)を盛大にお祝いする風習があります。

旧正月(春節)とは、旧暦の1月1日のことを指します。

そこで今回は、台湾の旧正月(春節)について紹介していきます。

台湾へ旅行に行く時の参考にもなると思いますので、どうぞ最後までご覧くださいね。

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2019年の台湾の旧正月(春節)の期間はいつからいつまで?

2019年の旧正月(春節)の休み期間は2月2日~10日

台湾 旧正月 春節

2019年の台湾の旧正月(春節)は、 2月5日(火曜日)です。

台湾の旧正月(春節)は、基本的に旧暦の大晦日から旧暦の1月5日までの6連休なのですが、2019年は旧正月(春節)が火曜日で、旧暦の大晦日が月曜日なので土日も連休に含まれることになります。

旧暦の大晦日が月曜日、旧暦の1月5日が土曜日なので、2019年の台湾の旧正月(春節)の休み期間は2月2日(土曜日)~2月10日(日曜日)までの9連休となります。

日本の正月休みと同じくらいの長さですね。

また、台湾では連休が少なく、旧正月(春節)の休みが唯一の長い連休と言えるほどなんだそうです。

2020年以降の台湾の旧正月(春節)はいつ?

2019年の台湾の旧正月(春節)は2月5日でしたが、では2020年以降はいつになるのでしょうか?

2020年~2024年までの台湾の旧正月(春節)を紹介します。

■2020年 1月25日
■2021年 2月12日
■2022年 2月1日
■2023年 1月22日
■2024年 2月10日

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台湾の旧正月の現地の様子や過ごし方は?

台湾の旧正月前は美容院が混雑し年末料金に

台湾 旧正月 春節

台湾では、旧正月(春節)が近づくにつれて美容院で髪を切る人が多くなり、美容院が混雑する傾向にあります。

1年間の不運を髪の毛と一緒に切り落とし、来年へ連れて行かない」という意味を込めて、台湾では旧正月(春節)に髪を切る習慣があるんですよ。

また、台湾では旧正月(春節)の時期は、ほとんどの美容院が連休の影響もあって、通常料金より10%~30%高い年末料金の設定を行います。

ちなみに、ペット専用の美容院も同じように年末料金になるそうですよ。

台湾の旧正月(春節)は赤い服や赤い飾付けが伝統

台湾では、旧正月(春節)には赤い服を着たり、赤い飾りを飾る風習があります。

その為、旧正月(春節)の時期は街中が赤に染まります

しかし、なぜ台湾では旧正月(春節)に赤い服を着たり、赤い飾りを飾る風習があるのでしょうか?

台湾には中国から伝わった「 年獣」という物語があります。

この「年獣」という物語は台湾の人であれば、幼稚園や小学校で必ず聞かされる誰もが知っている物語なんですよ。

「年獣」という物語の中には年獣という妖怪がいて、その 年獣が苦手な赤い色の布、室内のキラキラしたもの、庭に放たれた爆竹音で年獣を追い払ったとのこと。

台湾では旧正月(春節)には門の左右と上には「 春聯(シュンレン)」と呼ばれる 赤い紙が貼られ、家の中には赤と金の派手な飾り物が飾られるようになったと言われています。

また、ショッピングセンターの衣類売り場では、旧正月(春節)の時期になると赤いズボンや靴下だけではなく、赤い下着もたくさん販売されています。

新年は全身赤で過ごすという人も珍しくないですよ。

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台湾の旧正月(春節)に旅行をするなら注意が必要

台湾の旧正月(春節)の期間はタクシーが割増料金に

台湾 旧正月 春節

台湾の旧正月(春節)の期間中はタクシーの料金が割増しになります。

割増料金に関しては、地域によって金額が異なりますが、旧正月(春節)の時期に移動でタクシーを使うのはあまりオススメできません。

台湾の旧正月(春節)の期間は主要駅や高速道路が激混み

台湾の旧正月(春節)の期間は、帰省ラッシュの時期にもなるので、主要駅や高速道路はかなり混みます。

日本も正月時期は主要駅や高速道路が混む傾向にはありますが、台湾の旧正月(春節)の混雑具合は日本の正月の比にならないんだとか。

また、台湾の新幹線は全席指定の普通車両とビジネス車両、あとは全席自由の車両があります。

普段は全席自由の車両しか立ち乗りしてはいけないことになっていますが、あまりの大混雑で旧正月(春節)に台湾新幹線が普通車両の立ち乗りも開放した年もありました。

電車やバスはもちろん、空港もかなり混雑するので旧正月(春節)の時期に台湾に旅行をするなら、早め早めの行動が必要ですね。

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台湾の旧正月(春節)に旅行ならお店の営業状況に注意

台湾の旧正月のお店の営業状況:免税店やデパート

台湾 旧正月 春節

台湾の免税店やデパートは旧正月(春節)から営業を開始していることが多いですが、営業時間を短縮している店舗が多いです。

また、台湾では旧正月(春節)になるとデパートの前などで 爆竹が鳴らされたり、 獅子舞が行われることがあります。

この爆竹に関しては、さっきも触れた「年獣」の物語で年獣を撃退したアイテムの中に爆竹がある為、旧正月(春節)に爆竹を鳴らす風習があるんですよ。

台湾の旧正月のお店の営業状況:マッサージやエステ

台湾 旧正月 春節
台湾のマッサージやエステは旧正月(春節)に営業をしていることがほとんどですが、マッサージやエステも免税店やデパートと同じように営業時間を短縮している店舗が多いです。

もし、旧正月(春節)の時期に台湾でマッサージやエステに行きたいと思ったら、必ず行こうと考えている店舗に確認してから行くようにしましょう。

台湾の旧正月のお店の営業状況:レストランや夜市

参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=mZ72oT3_OL4

旧正月(春節)の時期は台湾の夜市はほとんど休業するので、出店数が激減します。

レストランは空いているところもあるのですが、旧正月(春節)に空いているレストランは予約でいっぱいの可能性が高いです。

もし、人気のあるレストランで食事をしたいと考えている人は、旧正月(春節)の前からしっかり予約しておきましょう。

台湾の旧正月のお店の営業状況:定番の観光スポット

参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=72_AZ5sJrrw

旧正月(春節)の台湾の観光スポットは混んでるところが多く、特に台湾で人気のスポットである「 台北101」や「 九份」はかなり混むので、旧正月(春節)に行こうと思っている人は覚悟して行った方がいいかもしれませんね。

また、営業していないところもある可能性も高いので、事前に確認するようにしましょう。

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台湾の旧正月(春節)ならではのイベントは?

台湾の旧正月(春節)のイベント:ランタンフェスティバル

参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=79Pa59jRIxU

まず紹介する台湾の旧正月(春節)のイベントは、 ランタンフェスティバルです。

このランタンフェスティバルは、毎年、台湾国内で開催地を選定し、その選定された場所で開催されています。

また、 台北 高雄などの主要都市だと、市主催でランタンフェスティバルを開催しているんですよ。

ランタンフェスティバルには企業が作ったランタンや、学生たちが製作したランタンなど様々なランタンが飾られ、とても賑やかで楽しいイベント

その上、 無料で参加できるので、台湾国内外問わず多くの人が訪れる旧正月(春節)の台湾の人気イベントのひとつになっています。

旧正月(春節)の時期に台湾に訪れた人は、この台湾の伝統イベントであるランタンフェスティバルを楽しんでみてはいかがでしょうか?

台湾の旧正月(春節)のイベント:平渓天燈祭

参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=7dmvDCTo69A&t=44s

次に紹介する台湾の旧正月(春節)のイベントは、 平渓天燈祭です。

平渓天燈祭は旧正月(春節)の期間に数回開催されますが、旧暦の1月15日には確実に開催されます。

平渓天燈祭は、「 天燈(テンダン)」と呼ばれるランタンに、その年1年の願い事を書き込んで夜空へと飛ばしていくお祭りです。

この平渓天燈祭では、1度に100個~200個の「天燈(テンダン)」が夜空へ飛んでいき、たくさんの「天燈(テンダン)」が夜空に飛んでいく姿はとても幻想的

旧正月(春節)の時期に台湾に訪れた際には、ぜひ平渓天燈祭を見に行ってみてはいかがでしょうか?

夜空へと飛んでいくたくさんの「天燈(テンダン)」の灯に心揺さぶられること間違いなしですよ。

台湾の旧正月(春節)の伝統的な食べ物とは?

台湾の旧正月(春節)の伝統的な食べ物:年菜

年菜」とはいわゆる台湾の「 おせち料理」のことです。

台湾の旧正月(春節)では「年菜」を食べます。

「年菜」では普段はあまり食べないようなアワビやフカヒレ、カラスミなどの高級食材を使った料理も食卓に並びます。

また、「年菜」には見た目や発音から縁起の良いことを連想させる料理が使われています。

長年菜と言われる芥菜料理は 長寿大根 昇進 発展肉や魚、エビなどの団子 学業の進歩を表しています。

また魚料理に関しては、魚の頭と尾の部分は食べないとのこと。

台湾には「年年有餘(年年有余)」という言い伝えがあり、十分なお金の余裕があるというような意味があります。

」と「」の中国語の発音は同じなので、魚は最後まで食べきってはいけないと言い伝えられているんですよ。

台湾の旧正月(春節)の伝統的な食べ物:水餃子

台湾で 水餃子の形は昔の貨幣「元宝」と似ているので、お金を招くことを象徴する食べ物になりました。

そして、丸い形の料理は家族が一箇所に集まる「一家団欒」を象徴しているので、水餃子以外の丸い形の料理も旧正月(春節)の食卓ではよく見かけます。

また、水餃子を茹でて中にお金が入っている水餃子が当たったら、来年はいい年だとする習慣がある家庭もあるそうです。

台湾の旧正月を楽しもう

台湾の旧正月(春節)について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

台湾の旧正月(春節)は人が多くて移動などは大変かもしれませんが、台湾の旧正月(春節)独特のイベントは魅力的でしたね。

ランタンフェスティバルや平渓天燈祭が気になった人は、旧正月(春節)の時期に台湾に旅行に行ってみてはいかがでしょうか?

以上、「台湾の旧正月(春節)2019年はいつ?旅行で楽しむイベントや注意点は?」を紹介しました。

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